【初級編その2】何のためにコンボをするの?
ご高覧いただきありがとうございます。全てのジョーカー使いを応援しているサクラです。最近バトスピばっかやってしまってます。申し訳ない。
…前回の記事では、必要なコンボと、DAに頼りすぎないことをお伝えしたかと思います。
今回は前者のコンボに焦点を当てて話をしていきたいと思います。それではいってみましょう。
1.スマブラってどんなゲームだっけ?
哲学っぽいと思いますか?基本は大事なんですよ。
魅せプがしたい!でもない限り、これを読んでくれている方は「勝つこと」、「VIPに入ることが出来るぐらい強くなること」が目的のはずです。ですから、普段自分が意識していないことを、意識して欲しいのです。
何故コンボが大事なのか、よりも、「なぜコンボをするのか」考えてみてください。答えられるでしょうか。少し考えてから、下へ進んでください。
なぜコンボをするのか、それはズバリ撃墜するためです。
%を稼いでいるだけでは勝てないのがスマブラです。撃墜し、ストックを奪う。これがスマブラの基本です。しっかりと、頭に叩き込んでおいてください。
2.%を稼いだ後の動き方
では、ここからはコンボができる前提の話になります。コンボができない、コンボが安定していない方は1度ここでブラウザバックをしていただき、トレモに励んでください。
まず、大前提としてこの%ならこのワザで撃墜できる、という知識をつけてください。同じワザでもこのキャラは…なんてことはまだしなくてもいいです。というかそこまで出来ているジョーカー使いはほんのひと握りだと思います。軽いキャラ、普通のキャラ、重いキャラ、この3パターンぐらいで充分です。
%を稼いだ後の動き方、という目次の通り、撃墜するためには、%を稼ぐ時と動き方を変える必要があります。ココがジョーカーが、ひいては立ち回りファイターが難しいとされる大きな理由の一つです。重量級や強力な弾を持つファイターは、%稼ぎと撃墜するワザが変わらないことがほとんどです。つまり、重量級ファイターらは、%稼ぎと同じ動きをしても、ワザのダメージ、ふっとばしが共に優れているので、いずれ撃墜できます。
しかし立ち回りファイターではそうはいきません。ダメージレースと撃墜レースを別のものとして考えましょう。
そのために、まずはジョーカーの撃墜手段を大きく3つに分けて紹介します。
①アルセーヌのワザを当てる。
最も分かりやすく、尚且つ難しい方法です。アルセーヌ召喚時のジョーカーは、ダメージ、撃墜共にトップクラスです。アルセーヌを活用すると、相手をスムーズに撃墜することが可能です。しかし、アルセーヌ召喚時のジョーカーが強いことなんて、オンライン対戦をする人達なら全員知っています。そのため、必然的に動きが硬くなります。
目安としては、130%近辺なら、ステージ中央に相手がいる訳でもない限り、殆どのワザで相手を撃墜することが出来ます。アルセーヌ時は、とにかく相手をステージ中央に陣取らせないことです。横移動回避で回り込んだり、掴んでガケの方へ投げたりするなどして、アルセーヌで撃墜しやすい場面を作りましょう。
②復帰阻止をする。
ジョーカー使いとしての腕の見せ所になります。復帰阻止を決めることが出来れば、アルセーヌに頼ることなく撃墜することが可能です。
ただし、復帰阻止をするためには、豊富な知識と経験、加えて判断の素早さが必要になります。最初のうちは、自分が復帰阻止を失敗してストックを失うこともあるかと思います。それを恐れず、まずは積極的に復帰阻止に行くようにしてください。目先の勝ちよりも、実力の蓄積を重視してください。
復帰阻止については別記事で解説したいと思っています。最初は「下ガンでちょっかいをかける」か、「空後を当てに行く」の2つを繰り返してください。アルセーヌ時、通常時どちらも共通した動きで構いません。
③スマッシュ攻撃を当てる。
スマブラの基本です。ジョーカーは各種スマッシュ攻撃がどれも平均以上の強さを持っています。発生、リーチは並でありつつ、ふっとばしが強烈な横スマッシュ、横リーチは貧弱でも上へのリーチはかなり長い上スマッシュ、ベクトルが低く前後対応の下スマッシュと、使いやすいものが揃っています。これらのワザを適宜振っていきましょう。
空上落としや空前1段などを使わない限りは、単発で当てる必要が出てきます。特に上スマッシュの上へのリーチは把握しておきましょう。恐らく最も使うことになります。掴みを使って着地を狩る展開を作り、上スマッシュの生当てを目指しましょう。
よく、「スマッシュ攻撃振りすぎはよくない」や、「撃墜しないのにスマッシュ攻撃を振ってはいけない」という上位勢の声を聞きます。確かに間違いありませんが、これを聞いた初心者がどうなるかというと「全く振らないように」なってしまいます。ワザを振らなければ、当たることは有り得ません。「この状況は振ってもいい」、「ここは強気に振ってみよう」など、自分ルールでいいので、実践でワザを使っていきましょう。オススメは着地狩りの〆で上スマッシュか横スマッシュです。横スマッシュに関しては、撃墜できなくてもかなり吹っ飛ぶので、そのまま復帰阻止の展開にしやすいです。
ジョーカーの主な撃墜手段は上記の3つです。ここまで読んで、「知ってるけど当たらないよ!」となっている方、多いと思います。もちろん、これらの手段は全て相手も知っていることでしょう。彼らはジョーカーの撃墜を拒否してくるのです。そう、「シールドをする」ことで、です。
ピンと来たアナタ、必ず伸びます。来なかったアナタ、これから伸びるように秘密を教えます。
ジョーカーには秘密の4番目の撃墜手段があります。それは『掴み』です。
3.撃墜出来る舞台を整えよう
はい、ということで、普段僕がジョーカーを教える時に必ず伝えているのが、「ジョーカーは掴みから撃墜するファイター」だということです。
投げではありません。掴みから撃墜するんですよ。ネスの後ろ投げみたいな便利な投げバーストをジョーカーは持っていませんので。
掴みから撃墜を狙うのは理由があります。それは、対ジョーカーの撃墜拒否の手段が「シールドを張ること」だからです。アルセーヌ時に特に顕著ですが、撃墜が難航したジョーカー使いは、今までの立ち回りの美しさがメッキであったかのようにワザを振り回し始めます。序盤は透かし掴みなどからリターンを取っていたにも関わらず、です。
VIPに到達できていないジョーカーの9割は、ダメージ稼ぎがメチャクチャ上手いのに、撃墜ができていないんです。撃墜するためにワザを当てる、その1点のみに意識を割き、「撃墜ワザを当てる状況を作ること」を忘れているんです。
空中にいる相手ができる行動は限られてくる上、必ず落下してきます。そうした、自由が封じられた状態で、完全に相手の攻撃を捌ききることは至難の業です。しかし、地上に立ち、尚且つガケ端にいる訳でもない相手は、防御を固めやすい訳です。防御を固めやすい相手にワザを振り回しても、当たってくれるはずがありません。むしろ、「コイツ絶対掴んでこないな」と高を括り、シールドを張ってきます。そんな動き方では、せっかくのアルセーヌも気づけばいなくなってしまいます。
なので、撃墜をしたい時こそ、掴みましょう。シールドを張る度に掴み、ガケの方へ投げて相手に不利状況を押し付けます。こうすることで、自分が有利状況下で撃墜ワザを当てたり、掴みを嫌がった相手の回避にワザを当てることが出来るようになります。これが「撃墜をするための動き」です。撃墜ワザを振り回すことが、撃墜をするための動きではありません。
相手を空中に浮かせる、相手をガケに追いやる。そうやって、自分が撃墜を狙いやすい状況を作りましょう。そのために重要なのが「掴み」です。みなさん覚えましたか?
今回は多くのジョーカー使いが躓く「撃墜」に焦点を当ててみました。きちんと言葉にして伝えられているかは不安が残っています。ここが分かりづらい、などあれば、是非コメントやTwitterで教えてください。理解して貰えるまで、きっちりと説明します。
次回は、今回も出てきた「復帰阻止」か、最後の方に話題で触れた「ガケ」について解説しようと思います。
ではまた次の記事で!ジョーカー使いの皆さん、頑張って!
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