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「護身用品」ご存知ですか?

先日初めて投稿した「「護身用品の専門店」って?」ですが、たくさんの方に見ていただけたようで、とても嬉しいです!これからも頑張って投稿していきます! まだ読んでいないよ!という方は、是非ご覧ください。

今回は「護身用品」という言葉について、紐解いていきます。初めての投稿の中でも少し触れましたが、こちらではより深くお話したいと思っていますので、よろしければお付き合いください。


護身用品って言葉、知ってる?

まずそもそも「護身用品」という言葉はご存知でしょうか。
知らない、聞いたこともないという方も恐らくいると思います。
かくいう私も、エスエスボディーガードに入社するまでは全く聞いたこともない言葉でした。字面を見れば「身を護るもの」ということは分かりますが、「ごしんようひん」という音だけだとピンとは来ないかもしれませんね。

護身用品は身を護るもの

字面の通りですが、護身用品は身を護るための道具の事を指します。
世界的に見れば護身用品に類するものは数多くあるのですが、その中でも日本で特に普及しているものは主に3種類です。「三大護身用品」と言っています。

  • 催涙スプレー

  • スタンガン

  • 警棒

三大護身用品 左から、催涙スプレー・スタンガン・警棒

この3つなら「知ってる!」という方も多いのではないかと思います。警棒は警察をテーマにしたドラマでも登場することが多いですよね。少し話は変わりますが、2017年に放送されていた「CRISIS 公安機動捜査隊特捜班」というドラマで登場した警棒は、当店が提供していました。ドラマを見て購入しました!というお客様も多くいます。その警棒がこちら(現在は売り切れ)↓↓↓

名前は知ってる、ドラマや漫画で見たことはあると言っても、実物は見たことないし使い方も分からない・・・作品中での登場の仕方によっては、この護身用品3種類が怖いものという認識の方も多くいると思います。
ですがこの3つは、身を護るための道具。決して怖いものではなく、あなたの命を危険な状況から護るための道具なんです。

護身用品の存在意義

このあと三大護身用品について解説していきますが、まずは護身用品というものがなぜあるのかについて話をします。
「護身用品」に属する物を知った時、これを持って戦うとイメージした方がいるのではないでしょうか。もちろん、状況によってはその必要もあるかもしれませんが本来は違います。

護身用品は、危険な状況から逃げる隙を作るための道具です。

決して「戦う」というのが最大の目的ではないということを、覚えておく必要があります。道具を持って戦う(攻撃を加える)には、相手に近づく必要がありますが、それはとても危険です。護身用品を持っているところ見せつけて、相手が怯んでいる間に逃げる。威嚇・けん制が最大の目的です。相手に近づくことなく安全に逃げられるならそれが一番です。安全に逃げる手助けをしてくれるのが、護身用品です。


催涙スプレー

催涙スプレーは名前の通り、相手に向けて噴射することで涙を出させ、危険な状況から逃げる隙を作ることが出来るスプレーです。
「涙を出させ」というところがポイントですが、これはスプレーの成分である「唐辛子」の効果によるものです。当店で販売している催涙スプレーの成分はすべて唐辛子で、自然由来で体に害はありません。唐辛子なので肌についたらぴりぴりとした刺激があったり、顔付近につけば咳き込んだり涙が出たりという効果があります。

本体の容量にもよりますが、噴射距離は2m以上のものが多く、不審者から距離を取って噴射出来ます。水鉄砲のように噴射され液が散らばりづらいので、風の影響も受けにくく、相手に命中させやすい点も特徴です。噴射の様子も動画にあるので是非ご覧ください。(動画で使用しているのは練習用スプレーですが、噴射の様子に違いはありません)

押すだけでOK、本体サイズも小さく場所を取りづらいということから、性別・年齢問わず多くのお客様にご購入いただいています。当店おすすめの護身用品です。


スタンガン

もしかすると三大護身用品の中で一番知名度が高いかもしれません。電気がバチバチと走るアレです。怖いというイメージを持っている人も多いと思います。
実は、三大護身用品の中でもスタンガンが一番安全と言えます。その安全というのは「使用する人・される人、どちらにとっても」という意味です。どういうことか解説していきます。

まず最初に紹介した催涙スプレーは、相手の体に付着させる、相手の周囲に噴射をしないと効果が出づらいという特徴があります。また最低でも2mほどは相手に近づく必要もあります。
この後紹介する警棒も、伸ばした状態だけなら言ってしまえば金属の棒です。振り出して伸ばしている様子、叩き付けようとする様子を見せ付けないと、こちらもいまいち効果は出ません。様子を見せるには、相手に近づく必要もあります。

対してスタンガンは、近づかなくても放電音・光で相手をけん制出来ます。音を聞けば多くの不審者はさらに何かしようという意思はそがれるでしょう。機種によりますがかなりの大きさでバチバチと音が鳴るので、ある程度距離が離れていてもびっくりすると思います。三大護身用品の中でも安全であるということが分かっていただけたでしょうか。

次の動画は当店取り扱いスタンガンの中でも一番威力が高い機種の放電の様子です。

「スタンガンは怖い」というイメージが世の中には定着しています。でも使用している側は安全性が高いということを知っている。だから逆にその「怖い」というイメージを利用すると、より護身の効果が高まります。
放電の様子を見せつけてもなお襲い掛かろうとしてくる場合は、相手の体に接触させて放電する必要があります。その場合胸や首元は避けて、お腹や太ももなど大きな筋肉がある場所3秒以上当てることで、乳酸が溜まり身体が動かしづらくなる、という効果があります。ですが接触して放電するのは相手に近づく必要があり危険を伴うため、あくまでも最終手段です。基本は放電の様子を見せ付け、怯んでいる間に逃げる。これがスタンガンの使い方です。


警棒

先にも書いた通り、警察がテーマのドラマでよく見る道具ですね。私が最近見た警察ドラマでも、主人公2人が警棒を使用していました。(7話と11話です、どのドラマか分かる方もいるかもしれません)

警棒は素材や伸ばし方、長さ、メーカーなどでたくさんの種類が存在します。当店でも警棒だけで300点近く取り扱いをしています。人気商品も幅広いですが、その中でもこちらの動画を紹介します。

手に持って叩いている警棒は、当店でも屈指の人気商品です。「4140カスタムスチール」という素材がかなり強度が高く、何をしても曲がらないということから選ばれる方が多い素材です。
たくさんの警棒を曲げているこの動画はインパクトが強いのか、お電話で「この動画の警棒が欲しい!」と問い合わせをされるお客様もいます。

この警棒を伸ばした時の長さは約53cm。当店では「21インチ」サイズとして販売をしています。このサイズは屋内・屋外どちらでも対応しやすいということで圧倒的に人気がある長さです。短いものは屋内向け、長いものはその分重さも出てくるので力に自信のある方、警棒の扱いに慣れている方向けとなります。
当店で一番長いものはなんと39インチ!これは約100cmという圧倒的な長さで、玄人向きです(現在は売り切れ)↓↓↓


伸ばし方は「振り出し」か「手で伸ばす」のどちらかに分けられることが多いです。種類が多いのは圧倒的に「振り出し」タイプ。ジャキン!と伸びる様子はかっこいいです。


ここまで護身用品について解説をしていきましたが、いかがだったでしょうか。「怖いものではない」ということが分かっていただけたら嬉しいです。

引き続き、当店にまつわる様々な話を投稿していきます。今後も是非見てもらえると嬉しいです!