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【二人の】最適解

🐈‍⬛長い長い連休明けの朝。昨夜はよく眠れず まだ連休の感覚なのか、かなりぼんやりとしている。昨日の雨が嘘みたいな ピカピカお天気なので 今日もぼちぼち生きようと思う。春も終わり、新たな季節が巡る空気感。主様と過ごせる貴重な時間を、いつまでも丁寧に私達のペースで ゆっくり歩こう。 永遠に囚われたまま。

色々な感情が交錯するこの界隈だけれど、やっぱり自分の主である貴方の懐が一番安心出来る。「隣の芝生なんか 気にならなくしてやるよ」と言ってくれた貴方は 有言実行。すぐに逢える人々、一緒に外でデートできる人、お泊りできる人、お揃い物を堂々と持てる人…など、周りには羨む対象が多い。しかし、一人として同じ人は 存在しない世界だからこそ、私が大好きな主様の貴重さが光る。言葉と行動は伴わないと意味がない。

逢えたばかりなのに、もう「早く逢いたいな」と毎日想えるのは、後にも先にも貴方だけなんだろうなと、しみじみ思う。何か面白いモノに出会っても 真っ先に貴方に見せたいと考えるし、初めてを共有出来る事が幸せに思える。何かを見て想起する。素敵な想像が膨らむ。私は何を見ても主様を想うけれど、そう想わせて貰える様に貴方に育てられ、創られてる。

生まれ育った時代も場所も環境も、まるで違うのにこんなにもピタリと嵌ってしまう貴方に出逢えた幸せがここに在る。視点も思考も、趣味や性癖に至るまで、きっと私達は全く違うモノを抱いていると思う。なのに、一緒に居られるのは、お互いがお互いの違いも含めて楽しめるから。私は、ギブ&テイク…ではなく、ギブ&ギブで良いと思っている。

「無償の愛」という大袈裟な事は決して信じていないが「自分がしたいからするだけ」という自発的簡易要素なら、相手に負担をかけることもないかもしれない。それによって、貴方の喜ぶ姿を見たい…というのが私にとっての欲望であり見返りであり、ご褒美なのだ。わざとではなく、自然にそれらの行為が上手く引き出せるように在りたい。だから注意深く、如何なる時も貴方を見つめる事は忘れない。

🐈‍⬛常に変化を見逃さない事🐈‍⬛

🐈‍⬛私は、Mでもsubでもないかもしれない…と、この時期頻繁に流れてきたTL。それに対して「名前に拘る必要なんてない。二人が決めた事ならそれが正解」や「人それぞれだから、難しく考える必要もない」などと優しく添えられているが、私は、形に拘らなくてもいいと思えるようになったのは、多分 自分が何者なのかを 意識出来た後の感覚だったと思う。私自身がどんな性質で、何を好み、どう在りたいか?が自認出来て初めて相手に伝えることが出来、更にそれを受止めて貰えた後の話だったと記憶している。

そこに行き着くまで、私も自分が一体何者なのか?散々悩んで考えた。一つ一つ考えては壊し、積み上げ、また壊し、を主様と二人で毎日繰り返した。そうやってお互いに悩む事が出来たから、今の自分の立ち位置や、役割、性質なんかをより深く自認できた気がする。何の為に二人で居るのか、何故この人じゃないとダメなのか…理屈で説明出来ない事がほとんどなのだけれど、私はある程度自分自身の事を知った上で、関係性を深める方が良いと思う。その為に、自分で悩むのは有りだと思っている。

もちろん、関係性が進むうちに、自分の知らない自分とやらも山のように出てくる。それは、お相手次第でもあるだろうけど、本来の主従とはそういうモノではないだろうか?自分でも知らない内に主様に染められていく。染められたいと願うのは、その方を敬愛し、信じて止まないから。この人になら!と、自分を委ねていられるから。この人にこそ、従属していたいと心から囚われてしまうから。身体だけの関係に精神的な束縛は必要ない。それなら、恋愛だけで味わえる。でも私はそれじゃ満たされない。

毎日 愛おしさを感じずには いられないし、強く切なく儚く 啼き喚く事が、私の醍醐味だとも思える。それを、主様が受け止めてくれる限り、私は貴方に所有され、隷属していたいと切望する。その目で見つめられる度、身体の芯が締め付けられ疼く。そんな単純で素直な神経の持主だし、抱きしめられるより そっと私から、触れてしがみつく方が 好きなのかも…なんて自分を分析できるくらいには最近落ち着いている。こんな風に 追い縋っていたいし、出来たら 本望かもしれない。

🐈‍⬛そっと触れて縋っていたい🐈‍⬛

🐈‍⬛主様が唐突に送ってくれる(たまに!)素敵な写真を見て、朝から何気無く「声が聞きたいなぁ」と思っていた日。「お仕事終わったよ」とだけ言うと 「電話 してみて?」と言う主様。私は何も言っていないのに、通話のお誘い… 何故 私が声を聞きたいと 思っていた事を知ってるの? せがんでもいないのに 見抜いてくる辺りが…私だけの主。

「なんで声聞きたいって、わかったの??」と聞くと「そうだろう?」としか言わず「ふふ」と笑う主様。きっとこういうのが、私達二人のペースなんだと思う。「以心伝心ですね!」と言うと「そうそう!」と笑ってくれる。

「皆違って皆良い」とは、そこに存在する二人の関係性が積み上がっているから。同じ人間なんて 一人もいないからこそ、正解も不正解もないというだけの事。誰かの言葉に一喜一憂しても、自分達に当て嵌められなければ、参考程度にしかならないし、ほぼそんな事は不可能に近い。他者の参考だけをひたすら集めても無意味だし、時間の無駄にも思える。その時間を、自分達の基盤作りに当て、揺らぐ事なく築いてさえいれば、それが二人の最適解。

そしてそんな中、愛おしい主様と 1年8ヵ月を迎えた。毎月の数字が積み上がるのも 目にすれば嬉しいのだけど、この数字だけで表現出来ない日々の小さな一つ一つが、私達を強く深く繋いでくれているという事なんだな。「俺達だけの世界を創ろう」と言ってくれたあの日から、時間はゆっくりと動き始めた 、まだ見ぬ未来へと。二人のペースも安定してきて、突発的な不安はあるけれど、すぐに解消されると心得てる。良い軸に育ってきてるなぁ。

🐈‍⬛こんな二人で居たい🐈‍⬛

🐈‍⬛ぐちゃぐちゃにされたいのに、優しく丁寧に扱ってくれる貴方も大好き。そんな貴方が大好きすぎて、逆に私が壊してしまいとさえ思ってしまう。私以外で、全ての快楽をこの先一生、感じなくなればいいのに。

そうなるべく、主様の快楽を私だけが手に入れられたらいいのになぁ。私のこの「手」だけで、気持ち良さも感情もコントロールできたらいいのに。最近は、メスイキ開発の勉強もしているのだけど、やっぱり実践時間の積み重ねが足りないなぁ…ちょっと次回は、新たなアイテムを仕入れようかしら…笑。

などと、私達の主従…プレイとしては、逆転していくかもしれないけれど、それも私達のカタチ。今を精一杯、大好きな人と味わい尽くすの。夢のような日々だけど、これが現実で全て、日常に起こり得る事なんだって、自分にも意識を付ける。お互いを敬う事を忘れず、心の熱量はそのままに!これからも、二人の冒険は続くから。

🐈‍⬛be continued🐈‍⬛

【前回のお話はこちら】


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