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2024/3/2 明和電機ナンセンスマシーン展in札幌


オタマトーンとの出会い


それは2023年の秋のことでした。
何気なくYouTubeを見ていたら愉快な音を奏でるかわいい楽器が…

他にもいろいろ動画を見ていたら『オタマトーン』という楽器らしい。
私もやってみたくなって、誕生日プレゼントにくまモンのオタマトーンをもらう。音は簡単に出るけど音痴で色々な表情を見せてくれてすっかりオタマトーンのとりこになった私。
それが四半世紀ぶりの明和電機との再会でした。
まさかその後にオタクになるとはつゆしらず💦

私と明和電機

明和電機といえば「タモリの音楽は世界だ」の手作り楽器コーナー
でよく見ていて、他の番組でも「パチモク」とか「コイビート」とか
電気屋なのか?電気屋なのに楽器?とか当時はまさに「なんだこれは」
状態。それでも当時はそれほど気にならず、タモリさんの番組も終わって
すっかり忘れた存在になって行きました。
そんな明和電機が札幌国際芸術祭に合わせて展覧会をやっている。
どうやらオタマトーンのワークショップもやるみたい。
3月に札幌に行く予定もあるし、時間もありそうだから行ってみようかな?
そんなかんだでワークショップも申し込んでGO❗️

ミニライブ

美術館に到着

この日は社長来館日でミニライブもあるので開館前から長蛇の列でした。
他の展示物は後で見るとして、整理券をもらってTsukubaコーナーへ…。

入り口ではタモリさんの番組で見ていたパチモクとコイビート。
他にも懐かしい製品が…

パチモクとコイビート
ステージの前の楽器たち

楽器たちをひととおり見た後はいよいよミニライブ。
社長の挨拶から始まって「明和電機は電気屋ではございません❗️」
電気屋じゃなかったんだ…
元々お父様がエンジニアで大学に行って機械を使ったアートを作り始めた。
自分を突き詰めていったら魚🐟に行き着いた。
芸術から哲学まで、この方はクレバーだと軽く衝撃を受けました。

社長、足長い…

このあとはお待ちかねの「お金のかかったカラオケ」コーナー。
この時はパチモク社長は見られませんでしたがオタマトーンや
SUSHI BEATが登場してとても楽しかった✨
(新曲リサイタルと沖縄展で念願叶いました)

オタマトーンワークショップ

オタマトーンをもうちょっと上手く演奏できればと参加。
テキストもカラフルで分かりやすいからオタマトーンを買ったら是非。
(最近は島村楽器とかでも売ってます)
最後は社長とかえるの歌を演奏。
ワークショップ後にテキストにサインもらいました❗️

勿体無いからもう1冊購入

展示物を見る

午後からは展示物をじっくり見て回ることに。
入り口を入るとまずは芸大時代の製品たち。
大学の先輩後輩にはポケモンの石原さんとかヨシタケシンスケさんとかも…
(ちなみに学部は違うけどゴン中山さんと武田真一アナウンサーとは同期です)
総合大学なので他学部の残したジャンク品(ある意味宝の山)を集めて色々作って、卒業制作は生命の象徴である妊婦のロボット🤖

なぜ妊婦なんだ?なぜ車なんだ?

卒業制作後に行き詰まって行き着いた先が「魚器」。
それが明和電機に繋がっていくことに。
20代の製品群である「魚器」シリーズ。
サバオやハリセンボンブなんて楽しい製品もあったけど
その内面は不可解で尖っていてまたもや「なんだこれは!」
オタマトーンやさっき見た愉快なミニライブとは違いすぎて多少混乱。

魚に矢を落とす装置
オタマトーン開発時のスケッチ

30代は20代の反動から花をモチーフにしたダークファンタジー的な製品が
古代のお姫様が残した12個のアクセサリー群(FF5の封印城クーザーみたい)
とかリンゴ🍎の引力で飛ぶエンジンとか。
エーデルワイスは時間があればじっくり見てみたい。
(2014年にエーデルワイス単独の展覧会があったようですが)

美しい花の物語

サイン会

製品をひととおり見た後は物販で色々購入したのでサイン会へ。
結構長蛇の列でしたがエーデルワイスの本にサインをもらい、
社長とツーショット写真も撮ってもらい満足。

バスコ田ガマ子様を目撃!

この日のミニライブですっかり明和電機の世界にどハマりした私。
寒かったけどとても楽しい展覧会でした。
(2024.12.31 大幅加筆修正)

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