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母について

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母の様子、小雪編

母の様子、小雪編

おはようございます。
立冬も過ぎ、暦の上では小雪(しょうせつ)まだ雪は積もらないけれど、降り始める頃らしいです。

暖かい日が続きますが朝晩は暖房が必要な時もあり、母も寒いと感じると暖房をつけています。まだ自分で温度調整ができるので少し安心。

脳梗塞を起こしてから約2年、その前から認知機能が少しづつ落ちていたのもあって、これからどうなるのか?!どうするのか?!と不安にかられていた日々が随分前のこ

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母の様子、初夏編

母の様子、初夏編

 脳って歳をとって、認知機能が低下中でも少しづつ修復するのか?と、思うくらいに最近の母は調子が良い感じ。
万物が光にキラキラと輝いて生命力に溢れるような新緑が眩しい季節、人間も寒い冬を乗り超えてエネルギーが充ちてくる季節からかもしれない。
 この春、息子が入学した大学の名前も1か月くらいで覚えたし、昔からの仲間との飲み会にも隣駅の居酒屋にタクシーでかけつけて、ビールを2,3杯飲んで参加していたし。

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母、ありがとうしか言えないなんて

母、ありがとうしか言えないなんて

寒の戻りが続くこの週末、寒すぎて外に出たくない母とは桜を観に行けなかった。
家のマンション入り口から見える神社の桜で十分よと母は言うけど、来年はちょっと歩いた先にある川沿いの見事な桜を見に行こう。

今日は私が友達のよう子とみつきに会うんだと言うと、母は遅れない?大丈夫?と心配してくれる。有難い。母の習性、自分の事はいいから早く行きなさいと。

友達と会う前に、私が先日知り合いから母の為にといただ

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母、脳梗塞を発症して③

母、脳梗塞を発症して③

そして、土曜日、かかりつけ医へ行く予定の日、母が電話で予約を取ろうとしたがとれなかったと言ってきた。多分、予約人数がいっぱいだったんだと思う。この時点でも母に予約を任せるという選択を普通にしてしまった。多分、母は視界が欠損しているから色々とやりずらかっただろうに。まだ私も、どこまで母ができて、どこからかはできないのかわからない状態。

医者に行けないので、母の家で掃除や洗濯をする。新聞屋さんからも

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母、繰り返す

母、繰り返す

身分証明書にもなるしと母のマイナンバーカードを申請した。
本人が取りに行かないと貰えないので、予約をして母と一緒に取りに行った。

外出するとなると、少し緊張感も出るのか、身だしなみを整えようとする。とても良い事だ。

お風呂に入って出かける準備をしたようだが、お風呂から出たら、なんで自分がお風呂に入ったのか理由がわからなくなった様子。私に『なにか訳がわからなくなってしまって、、、。どうしたらいい

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ご飯は炊く!

ご飯は炊く!

母に2キロのお米を買ったのは約半年前、それがずっとある。炊いて食べてないからだ。
そのまんまだけど。

しかし、母に「私がお米を研ごうか?」というすと、「それくらいできる、後で自分でやる」と言う。それを繰り返して今日まで来た(笑)

今日も昼に電話すると「夕飯のご飯は炊くからなめ茸と海苔買ってきて」というのだ。

絶対に炊かない!
かけてもいいと思った。

夕方、母のところに行くと、やはり炊いてな

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母、脳梗塞を発症して②

母、脳梗塞を発症して②

後日分かったことだが1月5日に脳梗塞を発症していた。

当日、頭が痛い(日記を見ると)、あと、一瞬トイレの流し方を忘れてどうするんだっけと思ったけどすぐに思い出して大丈夫だった、とも言っていた。本人も頭がおかしなことになっているみたいとかなり不安な感じだった(認知機能の低下を最近感じていたのでここにきて激しくなったのか!?)と。ここで私は母が頭が痛いというのが気になってしまい、最近高血圧になりがち

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昭和22年生まれの母の事

昭和22年生まれの母の事

あけましておめでとうございます🎍

今日から母と私の事をここに記していくことにしました。なぜかと言うと、母の言動がますます面白くなってきたからです。昔からちょっと普通の母ではなかったので(普通の母ってどんなだ?)色々逸話はあったのですが、ここにきて老いも加わりますますエピソードが多様になってきました。

母、現在73歳。61歳の時に夫(私の父)を約2年の看病の後に亡くし現在一人で近所に暮らしてい

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母とお酒と手の平を太陽に

 母の人生なんだから母の好きにすればいいと基本的には思っているはずなのに、昼からお酒を飲むことにし関しては、好きにすればいいと言いつつもやもやする。二年前に肝膿瘍という肝臓の病気になったこともあって(酒の飲み過ぎでなるわけではないが)控えてほしいと思っている。

 酒を飲むと昔みたいに強くは無いから、すぐに赤くなり虚ろな目で昔の事を饒舌に話しながらだいたいは人の悪口なる・・・。姑さんはいなかったけ

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