プリパラを実現するのに必要そうな技術とかまとめたサイト
この記事は #プリッカソン Advent Calendar 2019 の24日目の記事です。
今回立ち上げたサイトは下記になります
http://pri-realize.ddo.jp:3000/
はじめに
恩師からプリパラを進められて1年以上が経ちましが、未だに全話履修に至れていないこの頃です。
さて、プリパラの視聴を進めていくにつれて疑問に思ったことがありました。それは「プリパラってそもそも現実?仮想空間?」というものです。容姿は変わるけど、食事は普通に可能であったりする点です。まぁ女児向けアニメに細かいことを要求するのもナンセンスですが・・・。
とはいえ、もしプリパラのようなものを実現させようと考えた場合、この定義は凄く重要です。仮に「現実世界の拡張」と定義するならARやプロジェクションマッピング、電飾などが重視されると思います。一方「仮想空間」ならVR技術が中心になり、開発の対象もそもそも変わってくるからです。
今回は、この2つの視点それぞれで必要そうな技術をまとめたサイトを立ち上げたいと思います。
開発および運営方針
サイトはアンケートを参考にwikiを立ち上げることにしました。更に、ただwikiを立ち上げるだけだと面白くないので、以前から興味があったGCPで環境構築してみたいと思いました。
実際の作業
GCPの作業は下記のサイトを参考にしました。
サイトを基にGCPの無料枠を使ってdockerでwikiを立ち上げることにしました。
コマンド等は特に変えてないので省略します。
予想外の罠
サイトに従って無料枠でdockerを起動し、いよいよサイトに接続するところで事件は起きました。
「あれ、つながらない!?ポートもlistenしてるしファイアウォールも許可してるのにつながらない。どうして?」
謎解き開始です。
今回はnetstatコマンドとdocker psコマンドで、ポートlistenとdockerプロセスの動作は確認できていました。また自分のPCで仮想マシンを立ち上げてみて動作確認をしたところ上手く動きました。このとき、メモリとディスクは推奨された通り、メモリ2GBでディスク30GBとしました。
謎解きの結論
手元で動くものを作れたことで、動かないGCPとの差分を見ることが出来るようになりました。
今回は無料枠に納めるためGCPの仮想マシンに使えるリソースを極限まで絞っていました(メモリ600MB、ディスク30GB)。ディスクは自分PCと同じでメモリの容量だけが違います。
出ている問題は、ポートもlistenしてるし、dockerもプロセスとしては動いているのに結果としてアクセスできないというものでしたが、こういった意味不明系の問題はたどっていくとメモリに原因があることが多いように思えます。そこで、無料枠をはみ出てメモリを増加させてみたら見事接続することができました。GCPは1年間はクレジットを使い果たさなければ無料枠をはみ出しても試用ができるため、こちらでお試し運用をします。
1年超えて運用を継続するかどうかは今後の動向を見て判断します。
*私は日々、意味不明な不具合の解析を「謎解き」と称しています
今後の展望
サイトにまとめる技術のサーベイをいくつか行いましたが、今回は罠のせいで時間を取られてしまった経緯もあり、十分に調べることが出来ませんでした。
また載せるべき技術とは別にプリッカソンを含む、プリティーシリーズに絡む技術的な取り組みについて載せて問題なければ載せたいとも考えています。3Dでプリパラ内を作っている方も気になっています。Unity等々でVR化まで出来たら夢が広がります。
載せたほうが良い研究や技術、取り組み等があれば教えていただけると幸いです。
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