「サナギのしあわせ」を書いたときのこと(前編)
選考委員を務めている講談社児童文学新人賞の応募期限まで2ヶ月を切りました。応募を目指している皆様は、応募作の執筆は順調でしょうか。
ちなみに15年前、私自身がこの賞に応募したときは、期限の2ヶ月前にはまだ作品を書きはじめていないどころか、アイデアのかけらさえもなかったのですが…。
私は2008年に『サナギの見る夢』で講談社児童文学新人賞の佳作をいただいて、児童書作家としてデビューしました(諸事情で出版の順番が前後して、ジュニア冒険小説大賞の『ミステリアス・セブンス』の