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ルフィの覚醒・ギア5はどうするべきだったのか👒
尾田栄一郎の漫画「ワンピース」。
私も毎週楽しく読んでおります。
これだけ広大な世界を舞台にした奇想天外な冒険譚を長く読めるのはとても幸せなことで、尾田先生の独創的な世界を作る漫画力には感嘆するところであります。
ただぁ!!
ニカは流石に唐突すぎる!
という訳で、他サイトでも近しいことを書いてらっしゃる方は沢山いるかと存じますが、この記事では私自身の中二センスを交えつつなるべく原作を弄らない程度に、いやしかし思いっきり弄って、ギア5についての新解釈を書いていきます。
最初に私のワンピースを読む上での最近のスタンスを述べておくと、原作はあくまでも原作だということです。
二次創作しかり、自分で勝手な設定を付け加えて自由に想像する中に広がるストーリーこそが正史であり、まさに描かれない部分は自分で想像すれば良いわけです。
美麗なアニメやネット、ゲームをし過ぎているとこういう考え方は薄れるものですがね。
逆に言えば、今更尾田先生にニカをこうしろとかこうすべきだったとか偉そうに言うわけではありません。
ただ自分の中では原作の不都合な設定や演出は採用せず、勝手な解釈をしながら読んでも良いではないかという訳です。
ちょっとタイトルと食い違いますが、まあそこは気にしないで。
ちなみに、この考え方を僕は「身勝手の極意」と名付けたので皆さん流行らせてください。
というかそうでもせんと読んでられんのじゃ!!
ということで書いていきますね。
ギア5の新解釈
デザインとエフェクト
・髪は白髪だが悪魔の実のような唐草模様風にくるるんさせず、ルフィらしくパツンパツンのまま
・白髪なのは一時的に老化しているからで、スタミナが切れると白髪のよぼよぼ爺さんになる
・眉はそのままの形で白にする
・服装は前は開けるが基本そのままで、白い羽衣がつくだけ
・瞳はちょっと変えても良い
・使いすぎると寿命が縮む演出として、通常ルフィに白髪が増える演出があったら可哀想だけど説得力が上がるかも。まあでも肉食べたら戻って良い
・ギャグモード控えめで、ルフィ個人が爽やかに楽しむ程度
・覇王纏いは漫画では白色キラキラ、アニメでは虹色キラキラ演出とし、武装色と区別する(これにより、カートゥーン要素を入れる余地が出来る)
※覇気の設定自体にも思う所がありますが、そこはおよそ原作準拠としています
ゴムゴムの実と能力の覚醒
・超人系悪魔の実(×動物系)で、食べると体がゴムの性質を持つ
・ジョイボーイが先代能力者だが、主に覚醒技を使っていた
・ゴムゴムの能力の覚醒は、本来周囲のゴム化と、自分自身の変幻自在化のみ
覇気と悪魔の実の関係
・覇気は能力者の実体を捉える力にして、能力と併せて使うことで更なる能力を引き出す力でもある
・能力の覚醒は、覇気によって更に強力なものになる
・悪魔の実の種類や得意な覇気の色との相性によって、覚醒の難度や派生先が変わる
・動物系幻獣種や古代種、自然系は覚醒しづらい
・必ずしも実によって決まった覚醒をする訳ではなく、一部例外や重複して発現するパターンもある
・「万物には意志が宿る」ため、すべての悪魔の実にもまた意志がある
・すべての悪魔の実は超人系、動物系、自然系の要素を併せ持ち、ゆえに系分類はその偏りによって暫定的に定められているに過ぎない
・ゴムゴムの実は動物系よりの超人系と言えるかもしれない
・作中で語られている覇気や悪魔の実の解説は登場人物が勝手に言っているだけで、必ずしも正しい訳ではない
悪魔の実の覚醒
先述の通り、悪魔の実はその種類と能力者の気質によって稀に覚醒し、さらには派生する。
<超人系によく見られる覚醒>
・覚醒:覇気に関係なく能力を広域化するもので、ローのR・ROOMやキッドの磁力付与が該当
・派生①武装覚醒:周囲に影響を与えた上で、自分の武器のように触れることなく自在に操る力で、ドフラミンゴやカタクリに該当
・派生②見聞覚醒:自分の能力を媒介として遥か遠方まで察知する力で、エネルやテゾーロが該当
・派生③覇王覚醒:二段階目の覚醒とも考えられる、能力の更なる拡大解釈であり、ルフィの覇王纏い攻撃で相手がゴム化するのはこのため。逆に、ギア5ルフィが覇王纏い無しで殴っても人体はゴム化せず、攻撃力は低い
<動物系によく見られる覚醒>
・暴走覚醒:倒れても復活するタフネスを獲得するが自我を失う。インペルダウンの獄卒獣が該当
・羽衣覚醒:意識を保ったまま覚醒することでフォルムが変わり、タフネスと身体能力が向上する。ルッチやカク、ヤマトが該当。ルフィは超人系だが、悪魔の実に宿るジョイボーイの記憶がルフィと呼応することで動物系のような振る舞いをして、羽衣が出る(?)
<自然系によく見られる覚醒>
・不明
※巷ではパンクハザードの半々気候は青雉VS赤犬での自然系覚醒の影響とされることがある、あれは単に激しすぎる戦闘によるものと思われる
ニカ(仮)についての設定や演出の変更
どうしてもニカ(仮)を出したい場合の話です。
・フーズフー、五老星による解説はカット
・戦闘後の平和な船上で、一味でルフィの覚醒技でふざけあう描写の追加
・ニカ(仮)はジャヤ、くまの教会、巨人族の中でも長のみ、シャンクスやイム様、海賊王の一団等しか知らない伝説とする
・五老星さえニカ(仮)の存在は知らず、イム様の命によりCP0を遣わせたに過ぎないし、何故ルフィとかいうゴム小僧の邪魔をせよと言うのかイム様に聞いてもダンマリされる
・ニカ(仮)の伝説はご当地ローカル系のマイナーな伝説であり、世間一般での知名度や重要度はとても低い
・ニカ(仮)の初出はくまの過去編までずらし、ベガパンクさえくまの過去を見て初めて知った存在とする
ギア5との関連とニカの改名
・基本的にルフィのゴムゴムの覚醒はギア5で通す
・ニカ(仮)とはかつて伸縮する特異な体質で海を冒険、各地を笑顔にしたとされる、800年前時点でも既に不確かな伝説となっている白髪の人物だが、ニカ=神=ゴムゴムは3組ともすべて偽。
・ジョイボーイはニカ(仮)を語って大衆を味方につけたお調子者で、覚醒すると偶然老化によって白髪になることを利用して彼が「ヒトヒトの実幻獣種モデルニカ(仮)」をでっち上げた
・つまりジョイボーイは常に覚醒状態を維持していた化け物
・古い悪魔の実大図鑑初版はジョイボーイの仲間が執筆し、後に政府が管理するようになったもの
・ニカというメダカのような地味な名前と、それに反して太陽の神、解放の戦士という2つもある大層な二つ名は抹消
・名前はこれまで散々使ってきた演出「ドン!」と、夜明けを意味する言葉に由来して、「ドーン」とする
・二つ名は人々を解放して持ち前の明るさで照らし、新たな時代を作ったヒーローという意味で、「太陽鍵の英雄 ドーン」とし、ガープとの縁を感じさせる
・太陽鍵とは何なのか、造語なのか実際あるのか等は最初は謎
・後付けでも多少受け入れやすい名前となっていると思う
・ルフィはヒーローになりたくないらしいので嫌がりそう
・鍵という単語は解放の意味と宝箱を開く鍵の意味を持ち、なんだか海賊らしくて良いと思う
・実は太陽鍵というものが実在し、それこそが麦わら帽子で、Dの意志ともつながってくるわけだが、そのことは最終回直前まで明かされない
※なぜ作中でニカと呼ばれまくっているかは、原作ワンピースは既に何かあった未来に差し掛かっており、どういうわけか伝言ゲーム式に「カギ」が「ニカ」に間違えられて伝わり、神などと色々と噂に尾ひれがついて広まってしまっている。正史ではドーンと呼ばれ、ごく限られた人しか知らないという感じ
以上!!!
何じゃこりゃ!!
終わりに
まあなんやかんやこうやって妄想や考察、考察の皮を被った捏造をするのが楽しいんじゃないですか、ワンピースって。
好きに解釈しながら、これからもルフィの冒険を楽しむとしましょうかね!
追記で、こちらは多少は原作準拠の話。
追記①:バラバラと海
バギーがインペルダウンの牢屋から抜け出せた理由ですが、彼はバラバラの能力者なのでたとえ海楼石製の手錠で能力が自力行使できない(能力で体を切り離せない)状況でも、超人系の常時体質変化である「切っても切れない体質」は海中のルフィ(伸びる体質)同様維持されているとすれば、何か刃物で切断すれば脱出できそうです。
これは体質変化自体に自発的なオンオフが必要な描写のある自然系には出来ない、バラバラならではの脱出方法ですね。
同様の理由で、「切っても切れない」ため、ミホークの覇気があろうとバギーに斬撃は無効なのでしょう。
追記②:ゴムゴムと武装色
そもそも何故ゴムだから打撃が効かないのかと、何故それが能力者の実体を捉える武装色の覇気だと効いてしまうのか。
まず何故効かないのかというと、殴られても伸びることで細胞組織は破壊されず、元通りに戻るからでしょう。
実体を捉えようとゴムの性質は失われないはずなので同じ理屈で大丈夫そうですが、思うに実体を捉えるとは、「細胞の核」を破壊することなのではないでしょうか。
ゴム人間といえど、細胞の核を破壊されたらそれが打撃でもダメージが通る、逆にバギーは核を面で切られてもバラバラくっつき能力でくっつけられるということで、そうだとすればバラバラってかなり特殊な悪魔の実ですね。
追記③:マグマグVSメラメラ
この際、覇気は無しで考えます。
まず自然系能力者になった時点で、その環境に耐えられるだけの肉体を身につけると解釈してください。
マグマグならマグマの温度、メラメラなら炎の温度に耐える体を手にします。
地球内部のマグマの温度は6000度、メラメラと燃える焚火は1000度なので、炎の温度に耐えられるはずのエースの体ですがそれ以上の高温により焼け焦げてしまったという訳です。
つまり、ロギアの流動性によって受け流すという技は「弱点を突いた攻撃」、「耐性を超える火力による攻撃」の前には無効となり、受け流せなくなるのでしょう。
言いかえれば、エースにとって6000度とは炎の温度ではないので炎の体を保てず、押し負けたという具合です。
例えるなら、モネがナミのヒートボールでダメージを食らうのは、雪の冷やす性質を凌駕する熱により、雪の温度を超えてしまうからという理屈です。
逆に言えばモネが雪の冷やす力を向上させるか、「摂氏99度の雪」という概念を獲得するかして、能力を研ぎ澄ませば熱攻撃にある程度耐えられる可能性さえあるでしょう。
エースが「ただの(せいぜいろうそくか焚火くらいの温度の)火」、赤犬が「火(で出来た体)を焼き尽くす(ほど高温の)マグマ」ということからも、能力の鍛え上げ、研ぎ澄まし具合にも差があることが伺えます。
逆に言えば、蝋燭や飴、ビスケットを鉄の硬度で生み出せるほど悪魔の実の可能性は無限大なので、もしエースが生きていてさらに修行すれば、太陽の表面温度6000度や、太陽の内部温度1600万度まで高められたのかもしれません。
もちろん悪魔の実による限界もあるのでしょうが、いずれにせよ惜しい人を無くしたなぁという訳で。
赤犬は言葉が足りないということで。
終わりいいいいいい!!!!