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Jun. BootCamp レポート (1/2) | Alpha+ Project
はじめに
本記事は、2024年6月1日に ANCHOR KOBE にて開催された Alpha+ Project による「BootCamp Day1」のレポートになります。
Alpha+ Project とは
Greek Alphabet Software Academy が主催する Alpha+ Project は元シリコンバレー企業、そして世界のテクノロジーをリードする会社の元エンジニアがシリコンバレー流の開発スタイルを教えています。
実践的かつ効率的、そして何より楽しい開発手法やマインドセットを学ぶことができます。
主催者 石原直樹さん
日米文化、日米企業の狭間で苦闘しながらソフトウェア開発とそのプログラムマネジメントに従事してきた。14年間勤めた Google で得られた経験やスキルを活かすため2020年に日本へ帰国し、出身地の神戸でイノベーション文化の伝道師として活動中。神戸でトップレベルのソフトウェアエンジニアを育成する Alpha+ Project を主催。
オリエンテーション
講師の石原直樹さんから、Alpha+ Project の目的や今後のスケジュールについてご紹介がありました。
石原さんによると、ゴールは「Tech Lead」になることだそう。
Tech Lead とはチームをリードし、メンバーのフォローを行う役割のことです。大きな責任が伴うからこそ、生まれるやる気とやりがいも大きいとのことです。
アイスブレイク
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1人2組になり、お互いに自己紹介などを行うアイスブレイクを行いました。アイスブレイクとは、初対面の人同士が出会う際に緊張をほぐし、コミュニケーションを活性化するための手法です。
デザインスプリント
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Google Ventures が考案した課題解決の手法である「デザインスプリント」が実施されました。
講師のhakさんと1期生のすみれさんからデザインスプリントの手順とコツについて学んだ後、14名の生徒が3チームに分かれて、新たな製品のアイデアを考えました。
デザイン スプリントとは、製品、サービス、またはプロセスにおけるアイデアを試すために使用される特定のプロセスのことで、チームまたは個人のイノベーション能力を養うことに焦点が置かれたデザイン思考プロセスとは異なります。スプリントは意図的に速いペースで進められ、チームは数日のうちに複数のプロトタイピングとテストを行います。対象となるのは、ハードウェアまたはソフトウェア製品、ビジネス ソリューションなどで、新たなツールや社内プロセスなどもこれに含まれます。
このデザイン スプリント手法は、次の 5 つの段階で構成されています。
理解: 問題を明確化してチーム全員に共通の理解を持たせる。
スケッチ: 幅広くアイデアを出し合い、そこから少数のグループに絞り込む。
決定: チームで話し合い、テストするアイデアを決定する。
試作: 検証が必要なアイデアのみ、短期間でプロトタイプを作成する。
検証: 実際のユーザーがチームのアイデアと接する様子を観察し、対象ユーザーからフィードバックを直接集める。
デザイン スプリントの段階、手法、このプロセスの使用例などについて詳しくは、Google の Design Sprint Kit(英語)をご覧ください。
まとめ
Alpha+ Project は今後も定期的に Camp を開催します。レポートも随時公開しますので、ぜひご覧ください。
Alpha+ Project Online Salon のご紹介
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登録は無料です。ぜひご気軽にご参加ください。