記憶

最近色んな人とやり取りをしていて
色んな話をするけれど。

単純に僕が思っていることって
「自分にとって大切な人みんなが、
一瞬一瞬を満面の笑みで、
心からの幸せを感じていてほしい

ただそれだけんだよね。
でもそれは自分と繋がりのない人たちにとっても
同じようにそうであってほしい。
自分の幸せとかは別にその次でもよくて。
幸せにはなりたいし、
恋したいだの、付き合いたいだの、
何かしらの欲はもちろん人間だから持ち合わせているんだけど。
なんだけど、ね。笑

僕は中学生の頃〜高校卒業までイジメを受けていて。
よくいう、出る杭は打たれるの打たれた杭。笑
今より断然自己中心的な部分もあったし、
へんに目立つような人間だったから。

中学は部活でハブられる程度で。
高校はそれが嫌で誰も知っている人がいない環境を
通学チャリで1時間弱というマイナス点があっても選んだ（ちなみに家から一番近い高校は片道20分）
結局その高校でまっていたのは1年生の5月のクラス全員のフル無視からはじまるイジメの日々。
メガネは折られ、教科書は捨てられ、運動靴は隠され、
隠された運動靴は先生に怒られた授業のあとに出てきた
机や、貸した電子辞書や教材にも
死ね、ブス、ホモ、キモいなんて言葉が書かれていて。
（しかも電子辞書は電池の蓋の裏！性格悪！笑）
体育の授業の後クラスの男子がきがえている時に
ふざけてるのをアホやなぁって見てたら、
ホモがこっちみた、きっしょ、
て言われるのは日常茶飯事。
体育祭の時はぺダンスのペアをだれもくんでくれないから、体育祭本番でひとりでエアペアダンスしたり。
体育の授業中に背中に小石を投げられるのも
同下校時に校舎の上からホモ、死ね、なんて言葉がふってくるのも当たり前。
男子トイレにクレンザーで名前と影口描かれてたりもしたね。
となんかあったかな。笑

毎日がそんな感じだから、通学途中にビルや橋を見る度
ここからなら誰にも迷惑をかけずに死ねるのだろうか
なんてことを真剣に考えていた。
とはいえ、死ぬほどの度胸もないから死ぬことはしないんだけど。笑

大学生の頃、やっと何も知らない、誰も知らない
そんな環境に身を置けた。
でも結局深い友人関係の築きかたはわからなくて
今就いている仕事の休暇スケジュールもあって、
大学のころの知り合いとは疎遠になってしまった。
そうやって人との繋がりを繋ぎ止められない自分が
ほんとうに嫌で嫌で仕方なくなった。

でも今、
自分に自信もない、顔もブス、性格も根暗、
超悲観的で、自尊感情なんぞ人格形成期のいじめで
全て粉々に打ち砕かれて来たような人間でも、
こんな僕でも、つながってくれているひとがいて、
会いたいって言ってくれている人がいて、
つながり続けたい、また会いたい、
そう思える人がいる。それもとても沢山。

あのころのぼくは、こんな幸せをしっていただろうか。
いや、多分知らなかっただろう。
そしてこんな未来を予想だにしていなかっただろう。

みんんがいるから、
みんなが繋がってくれているから。
僕は今が一番幸せだと思える。
（もちろんあの時別の洗濯をしていたら見たいなことは考えるけどね）
みんなのことが、あった回数に拘らず大好きだし
だからこそみんなには幸せでいて欲しいし、
笑顔でいてほしい。

偽善に思うかもしれないけど、
利己的なねいがもしれないのだけれど。
僕は、大切な人の幸せを願い続けられる人でいたいし
人の悲しみも、苦しみも、喜びも、幸せも
いろんな感情を理解して受けともられて、
必要とされんかもだけど
手を差し伸べられる人でありたいなぁと思う。
大切なみんなが笑顔でいてくれるなら
幸せでいてくれるなら。それでいい。

それが今の僕の幸せなんだから。