韓国のバイトは家族?

みなさん今日もお疲れ様です、おびぽよです。

バイト先で酔っ払った社長から少し嫌なことを言われて帰路についた時、応援している舞台女優さんがSNSを更新しているのに気がつきました。

「ちらり。ATL 」

写真と共にポストされたその文字。私は惹かれるように画像の左下をタップしました。

ゆっくりまったり
色んなことがありますが、
今日もみなさんお疲れ様でした○
えらいぞ〜🫧

心の中のちいさい私が聴きたがっていた言葉。耐えたと思っていた涙がまた溢れてきました。
真夜中の終バスで大人の啜り泣き。周りから見た私はきっと彼氏にフラれた可哀想なやつ、的な感じに見えていたと思います。ちなみにフラれてもいなければ彼氏もおりません。

普段、滅多に人に相談というものをしない私は当然慰めてもらうという経験もあまりありません。それも家族以外となると20年生きてきて片手で余裕で数えられる程度です。
自分の機嫌は自分で治すが基本で、嫌なことがあっても辛くても自分さえ我慢すればこの場は丸く収まる(私が我慢している時点でアイスクリーム図形ではありますが)。とどこか諦めていた部分がありました。

この投稿をしてくださった本西彩希帆さんは何気なくポストしたのかもしれないし、はたまた本西さんも何か辛いことがあって自分にも向けたポストなのかもしれない。
でもその言葉は私を暖かく抱きしめてくれました。

あの日あった嫌なこと、すなわちバイト先で何度も責め立てられたのも、元凶は1ヶ月前の私でした。
でも既に話し合って解決していたもので。きっと社長の中でまだ何処か引っ掛かっていたものがアルコールによって引き出されてしまったのでしょう。なんせ彼はベロンベロンでしたから。そんな酔っ払いの言葉なんて気にすることもないのかもしれません。でも出来なかったんですよね、鬱なうだからでしょうか。


韓国の情というものはいいことばかりだと韓国人は自慢しますが、外国人である私からすると時にかなり厄介です。
バイトと雇い主。1時間9,860₩(約1030円)の関係。でも韓国ではそうではないようです。いい意味でも悪い意味でも家族なことが多いんですね。一緒にご飯を食べて時にお酒も飲んで、プライベートにもズカズカ。
店長社員バイトみんなで「一人はみんなのためにみんなは一人のために」という小学生の学級目標のようなそんな関係。

ワーキングホリデーで韓国に来た人や語学堂に通っていて現地人との繋がりがない人は良いこともあるかもしれませんが、ただお金を稼ぎたくて働いている私のような人間にはあっていないなぁと思ってしまいます。
もちろん一緒に働いている人たちは良い方ばかりなんですが…。親しい人にもある程度の距離は必要というかなんというか…。
感じたことを正しく言語化できる女になりたいですね。残念な語彙力。

郷に入っては郷に従えの精神で生きているのでいつかこの感覚にも慣れたいと思います。頑張れ私。

残念な語彙力のものをここまで読んでくださりありがとうございました。
また何処かのノートでお会いしましょう。


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