「お前は誰だ」を問い続けよう ―Nサロン“未来会議”第3回―
本日のテーマは「問いを抱えて生きる」。
会場では「問いを進化させる」「問いの解像度を上げる」ところまで考えるヒントを黒田悠介さんから頂きました。(詳細はきっと誰かが書くはず。)
「お前は誰だ」が僕の問い
ほんとは、この問いって微妙なんですよ。
「建設的な議論をするために、考えやすい問い」の形になっておらず、黒田さんのヒントをガン無視している状態。
それでも自分の問いをこれにするのは、こないだのカレー会のせいです。
仕事と、カレー会。どちらも成功している組織だが
こないだのカレー会は、僕だけでなく参加者が好き放題に楽しんでくれたおかげで大成功。
一方で仕事(僕が属している部署・組織)も、毎年成長を続けている点で成功していると思っています。僕個人が成功している、ということでなく。
仕事とカレー会の共通点は「個人の裁量が大きい」「結果さえ出せば、細かいことは口出しされない」ことです。
特に仕事だと、チームとしての目標・個々人の負うべき責任が単一のKPIとして明確に定義されているので、思い思いにミッションを追求していればOK。それが組織の強みだと考えています。
でも、カレー会は別にKPIや組織の目標があるわけでもないのに、上手くいきました。そこで疑問に思うわけです。
「これって、なんでだろう?」
「役割」さえ自覚していれば、好き勝手に振る舞える
カギは未来会議の第2回。
お互いに「肩書き」を付けあったことで、「自分には何ができるのか」「どんなことなら貢献できるのか」、つまり「自分のミッション」が明確になったのだと思います。
自分なら、こんなことができる。
そう思えたなら、出来ることに自信をもってドンドン貢献していけばいい。
自然と(無自覚に)そう思えるきっかけを「肩書き」に与えてもらったのではないでしょうか?
好き勝手に振舞える人がチームを強くする
僕は、責任と良識の範囲内で個々人が好きに振舞えるチームが「いいチーム」かなと思っております。チームはただのハコでしかなくて、あくまでも個人の力を信じているというか。
なので僕自身が見知らぬコミュニティでも何らかの貢献をするために、「お前は誰だ」、つまり「僕はこのコミュニティ内で、何の役割なら持てそうか」を問いとして抱えていきたいのです。見つけた答えの中で暴れまわって、コミュニティを盛り上げていきたいなと。そう感じております。
勝ち筋が見つかった後の「初動の速さ」は僕の武器だと思うので。あとちゃんとnote書き続けてるところもね。
※補足※
上の話の主語を僕でなく「ひと」にする場合、性善説に基づきすぎだと思います。
メンバーがアクティブにドンドン活動を起こしていける人達ならよいのですが、消極的な人が多いコミュニティなら「好き勝手やれ」というのはちょっと無責任かなと。
そのため消極的な人さえも巻き込める・役割を与えれあげられる「仕組み」づくりが必要かなと思います。これもひとつの問いになりそう。
まとめに代えて
未来会議だけでなくNサロン全体を通じて感じたことは、「好き勝手にやるのが一番」ということ。
好き勝手やるために、自分の役割を自分で見出していく。それがもしほかのメンバーに伝染すれば、どれだけ組織が大きくなっても、はたから見ると「楽しそう」「なんかヤバそう」な組織でいられるのかな、と思いました。
かしこ
#curryengineering と称して出張カレー屋をやってます。サポートはレシピ開発費(食材費・名店調査費)として大切に使わせていただきます! スキを押したら、僕が好きなカレー屋が分かります。全10種類。