小匙の書室256 創元ミステリ短編賞発表
さて、来る8/8。
ついに東京創元社主催、『創元ミステリ短編賞』の受賞作が発表されました!
短編というのはいかにその短さの中にミステリの興趣を詰め込むのか……という難しさがあると、私は思っています。
だから、そう。
短編賞は、気軽に読むことができて且つ存分に謎と向き合うことができる至高を届けてくれるといっても過言ではないのです!!
というわけで早速、受賞作をご紹介。
──の前に、最終候補作を挙げておきましょう(各作品についての私なりのコメントは小匙の書室227をご覧ください)。
星井小禽/打上花火
明日海あきら/ランドセルをめぐるギリギリの冒険
歳内沙都/桜越しに空を撮る
夏生季々目/統括部長奪還計画
川満尚輝/浅き眠りの果て
そして、この五篇の中から受賞したのは──。
歳内沙都/桜越しに空を撮る
でした!!
おめでとうございます🎉🎉
タイトルからは青春の香りが漂うけれど、実際にはどうなのだろう。
色々と気になるところですが、選考経過などの詳細は10月刊行の『紙魚の手帳vol.19』で発表されます。
やはり秋口はミステリ祭りだ。
その頃にはランキングなんかも発表されているだろうから、それも併せて楽しみですね。
ここまでお読みくださりありがとうございました📚