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【免税】韓国で購入すると150,000₩(16,000円相当)で約1,000円分の還付がある?!【円安?】

来月かなり久しぶりの海外旅行(韓国)に行くので、たくさん買い物するぞ!と意気込んでいたのですが、
漠然と海外=免税で安く買える!と思い込んでいることに気づき、ちゃんと考えようと冷静になったのでまとめます。(笑)

免税があるとか、為替レートで円安とか、いろいろ聞いて勉強はしているのですが、あまり生かせてないのでそのあたりの知識とちゃんと結びつくといいな・・・

▽韓国旅行のためのメモはこちら

為替について

そもそも為替とは何なのか軽く確認するために、話題のchatGPT先生に聞いてみました。

為替とは、異なる国の通貨同士を交換することを指します。
国際取引や旅行などで、ある通貨を別の通貨に変換する必要が生じる場合に利用されます。
為替レートは、1つの通貨を別の通貨に換算する際の価格を示すもので、通常は国際市場で供需のバランスによって変動します。

為替とはbychatGPT

為替レート(ドル円)とは?

為替レートは1つの通貨を別の通貨に換算する際の価格を示すため、実際に為替レートを語る場合は「ドル円」「ユーロ円」などとどの国の通貨を交換するのか分かりやすく表現します。

ドル円がよく話題に上る理由のひとつは、米ドルが国際的なお金の中心で、米国と日本が大きな経済力を持っているからです。

ドル円レート

実際に8月24日のドル円レートを見てみると「1ドル145.85円」となっています。
これは8月24日時点で「1ドルを交換すると約145.9円」という意味です。

グラフを見ると2018年から上下を繰り返しながらだんだん上がっていることが分かります。
これは1ドルと等価交換するために必要な円が多くなっていっている、つまり円の価値が下がっていることを表します。
最近「円安」と言われているのは、このように円の価値がドルに比べて下がっている=相対的に円が安くなっていっているからです。

「1ドル=約145.85円」は「1円=約0.0068ドル」なので、例えば同じ商品を買う場合、日本国内で1,000円とアメリカで約6.85ドルが同じ値段として考えることができます。
日本よりアメリカで買った方がお得かどうかは、その時のドル円レートで換算して考える必要があるということです。

韓国ウォンとの為替レートからお得な値段を比較する

今回は韓国旅行に行って買い物をしてくる予定なので、韓国ウォンと円のレートで同様に考えてみたいと思います。

韓国ウォン円のレート

8月24日時点で「1韓国ウォン=0.1090円」、つまり「1円=9.17韓国ウォン」ということになります。
グラフで偏移を見てみると、こちらも最近は円安の影響を受けているようです。

実際に筆者が購入したいと考えている商品で考えてみたいと思います。

モダンアート(韓国版)は約110,080₩~146,773₩が相場?

メルカリ

韓国のボードゲーム出版社DiceTree Gamesによる韓国語版モダンアートですが、日本では販売があまりなくかなり高額になっています。
メルカリでは、12,000~16,000円が相場のようです。

1韓国ウォン=0.1090円のレートで計算してみると「110,080₩~146,773₩」ということになります。
現在のレートでは「韓国ウォンは日本円の10倍」と考えていると少し計算結果がずれてしましますね。

かなり大きい箱になるので購入は迷いますが、ほしいな・・・

DIPTYQUE L'eau Papierは税込16,280円=約149,341₩

DIPTYQUE L'eau Papier

ディプティックの新フレグランス「ローパピエ」は、公式HPによると税込16,280円です。

1韓国ウォン=0.1090円のレートで計算してみると「149,341₩」ということになります。
先ほどのモダンアートの最大値とほぼ同額です。
(金額のずれがあるのはリアルタイムレートで換算しているためです)

参考:ウォン円の国内換金レート

韓国では主にクレジットカードとWOWPASSを使用する予定ですが、現金も必要なので事前に国内で交換しておきました。
手数料などを現地で交換する場合とどちらが得だったのか、考えます。

【交換時のレート】79,000₩ = 10,061円

交換時のレート

「1韓国ウォン=0.1090円」で考えると79,000₩は8,611円になるので、手数料として1,450円かかったことになります
14.4%も手数料かかってますね・・・・
(WOWPASS内で円入金→ウォン出金のがよかったかも・・・)

免税の仕組み

免税方法は大きくDuty Free(免税品)とTax Refund(税金還付)に分けられます。
「Duty Free」は免税で購入できる特定の商品や店を指し、「Tax Refund」は旅行者が外国で支払った税金を後で還付してもらうプロセスを指します。

Duty Free(免税品)

国際旅行者が国境を越える際に、通常の税金や関税が免除される商品を指します。
旅行者は税金や関税を免除され、免税品を割引価格で購入することができます。
つまり、購入時にすでに割り引いた価格になっているということです。

税金をそもそも支払っていない状態となるので、空港などで免税手続きをする必要がありません。
ただし購入時に国際旅行者としての身分を証明するためにパスポートを提示することが求められます

韓国ではオリーブヤングがDuty Free適応店でした。

Tax Refund(税金還付)

国際旅行者が事後免税店で購入商品に支払った付加価値税(VAT)や消費税を一部または全額還付してもらうプロセスを指します。
購入した商品はその国を出発する前に使用しない、手荷物として申請して一定期間内に還付手続きを行うなどの一定の条件を満たすことで、空港や市内の払い戻しカウンターで税金還付してもらえます。

免税商品を購入している場合は、

(0)購入した商品はその国を出発する前に使用しない、手荷物として申請してキャリーケースには入れない
筆者は金額なども一定以下だったため(多分)、空港での免税手続き時に免税品を見せることはありませんでしたが、基本は未使用で手荷物として持っておく必要があります。

(1)空港の出国エリアでKIOSK(タックス自動払い戻し機)でレシート(免税書類)を読み込む
※後述の即時還付制度を利用した商品も読み込む必要がありますが「すでに対応した商品」と表示されるだけです

(2)搭乗フロアで払い戻しカウンター(仁川空港では28番ゲート付近)のKIOSKで再度レシートを読み取って現金を受け取る
払い戻しカウンターは搭乗フロアにあるので「免税で受け取っった現金を使って空港内で使おう~」はできません(笑)
ただ搭乗フロアにもコンビニなどいくつかの店舗はあるので、あらかじめどの店舗で受け取った現金を使うのか考えとくといいかもしれません。

(3)帰国国(日本)の税関で免税申告書を提出する
実際は一定以下の金額などは審査されることはなく、書類を渡して終わりでした。

即時還付制度

2016年1月1日から即時還付制度が導入されたため、外国人観光客は以下の条件で払い戻し手続きをせずに事後免税店で税抜き価格で購入できるようになっています

・1回の会計金額が3万ウォン~50万ウォン未満(税込)
・1度の訪問期間につき総額250万ウォン以下
購入時にパスポートや航空券などの身分証明書を提示するなど所定の手続きを行う

Tax Refund(税金還付)のひとつですが、店舗で購入後に店舗内にある機械でレシート(免税書類)を読み取り、その場で税金分の現金を受け取ります。
つまりいったん税金分を含めて代金を支払うけど、店内ですぐに税金分戻ってくるということです。
店内で還付されているので空港で手続してもお金はもらえませんが、「免税手続き」自体は空港でも行う必要があります。(機械で読み取るだけ)

結局どのくらい免税で安くなるの?

韓国の消費税率は10%、免税率は平均6~7%

日本の消費税にあたる韓国の付加価値税(부가 가치세、ブガカチセ、VAT)は10%です。
1回の会計金額が3万~50万ウォン(税込)で、タックスリファンド運営会社の手数料をのぞいた平均6~7%が還付されます。

つまり先ほどの韓国版モダンアートなら、
110,080~146,773₩の10%にあたる10,008~13,303₩は付加価値税なので、
付加価値税抜きの価格は100,072~133,430₩になります。

同様にディプティックのローパピエなら、149,341₩の10%にあたる13,576₩は付加価値税で、付加価値税抜きの価格は135,764₩となります。


150,000₩(16,000円相当)で約1,000円分の還付がある?!

韓国版モダンアートは110,080~146,773₩で購入した場合、付加価値税抜きの価格の100,072~133,430₩の6~7%にあたる6,004~9,340₩がリファウンドされます。
つまり、日本で購入するより「約653~1,016円」お得になる計算です。

同様にディプティックのローパピエを149,341₩で購入なら、付加価値税抜きの価格135,764₩の6~7%にあたる8,146~9,503₩がリファウンドされ、「約886~1,034円」安くなる計算です。

150,000₩(16,000円相当額)で約1,000円分の還付ってイメージでしょうか。
なんか想像していたよりもしょぼい・・・(笑)
でもチリツモなので免税手続きはしっかりしようと思います!

補足:実際の免税は約4~7%でした!

Duty Free(オリーブヤング)での免税は約5%

購入額 85,620₩
付加価値税 7,783₩
即時払い戻し 5,000₩ 約5.83%
決済金額 80,620₩

Duty Free(オリーブヤング)での免税額①

購入額 37,450₩
付加価値税 3,396₩
即時払い戻し 2,000₩ 約5.34%
決済金額 35,350₩

Duty Free(オリーブヤング)での免税額②

Tax Refundでの免税は約4~6%

購入額 86,545₩
付加価値税 8,655₩
即時払い戻し 5,000₩ 約5.77%
決済金額 95,200₩

Tax Refund(現代シティアウトレット)での免税額

購入額 35,455₩
付加価値税 3,545₩
即時払い戻し 1,500₩ 約4.23%
決済金額 39,000₩

Tax Refund(コンバース)での免税額

購入額 150,000₩
付加価値税 15,000₩
即時払い戻し 9,000₩ 約6%
決済金額 165,000₩

Tax Refund(コンバース)での免税額

即時還付制度(ABCマート)での免税は約7%

購入額 99,091₩
付加価値税 9,909₩
即時払い戻し 7,000₩ 約7.06%
決済金額 109,000₩

即時還付制度(ABCマート)での免税額

補足:世界のインフレ

インフレとは、一般的な物価水準が上昇し、お金の価値が下がる現象を指します。
つまり、同じ金額で買えるものが減少し、貨幣の価値が低下することです。

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白田|雑記note
疲れた時はうさぎの動画を見て癒されましょう🐰💛 (犬も猫も鳥も爬虫類も…みんなかわいいですよね)