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めぢから
目をじっと見てしまう癖があります。抗えない私の癖。今さら繕う気なんてさらさらないですが。目力、単純に視線の強さのみならず意志というか自我というか目前に対峙する人間へ向き合う角度や姿勢というか。ひいては生き方。自分にしかないものだとは全くもって思わないけど、あんまりそれは人と被るものではないから、自分のそれを未練なくゆうに超えてくる人を見ると少々慄いてしまう。だから眼力に眼力で返されたとき、あなたの眼差しの凄みに怯んで根負けして思わず目を逸らしてしまったけれど、わたしが話聞くときに目を見られる人ってこんな気持ちなのかもしれないなと思うなど。
私の目が発するものへの返し方で分かることがたくさんある。目を見ることで判断している節がある。意図的に出しているときもあれば無意識のときもある。
目から読み取るというのは、場合によっては勘違いをさせてしまうからあまり使うべきではないことは分かっている。
こんなこと言ったら気持ち悪がられるかもしれないけど、わたしはひとの目がすきです。