昭和のレトロ電マ
私の部屋にはエアコンがないので、夏の間のみエアコンのある婆さんの部屋に夏場のみの仮拠点を設営し、２４時間点けっぱなしでしこしこゲームしている。
婆さんは諸事情あって施設に入所しているので部屋は使い放題。ただ畳部屋なのと長年の暮らしで染みついた老人臭がきつい。元々自室においてあった、ヤニ臭を別の香りで上書きする超強烈な消臭剤を置いたところ、畳と老人と消臭剤のにおいが混ざって吐きそうになった。
ところで婆さんの部屋を漁っていたところ、面白いものを見つけた。
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＞ サンヨー電気あんま器 ＜
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なんと、太古の電マが婆さんの部屋にあったのだ。
カラーリングから昭和臭がムンムンする、レトロ性具。
これを使って昔婆さんがナニをしてたかと思うと大変気持ち悪い。家内のそういう姿ほど想像して気持ち悪いものは存在しないだろう。
まあ多分マッサージ目的に購入したとは思うけど、というかそうであってほしい。
なんとこの電マ、コンセントを繋げばまだ動作する。強弱の切り替え時に多少動きが悪くなることがあるものの、スイッチを入れると振動と一緒に鉄くさい臭いを振り撒いてくれる。
振動は「つよい」と「よわい」を選択することができ、「よわい」でもそこそこ強い振動だった。
ヘルニアを持ってるので試しに腰に使ってみたけど、効いてるのか効いていないのかよくわからない。内蔵がめっちゃ震えて気持ち良いとは思わなかった。
まあ世のマッサージ機器なんか全部こんなもんやろ。人の手に勝るものは存在しない。
婆さんの部屋に設営した仮拠点はこんな感じ。
モニターが２台しかないのと、アームじゃないので自由に動かせなくてつらい。はやく自室に戻りたい。
夏はクソ
はよ夏終わってくれ。