セロ美容外科 #整形専門知識 #鼻整形 ~2~
アンニョンハセヨ💙江南シンノンヒョンのセロ美容外科です🥰
今日は鼻整形の専門的なお話~2~についてご紹介します。
鼻のプロテーゼの持続期間について
鼻のプロテーゼ手術は一度受ければ何十年と長期間、鼻の形状を維持できるというメリットがあります。年齢を重ねて皮膚が薄くなると、プロテーゼが浮き上がって見えてしまう場合がありますが、基本的に一生涯同じ形状を維持できる美容整形と考えてよい手術になります。鼻プロテーゼ手術後からの定着期間や、定着後の効果持続期間からご紹介します。
定着後、効果持続期間はどれくらい?
プロテーゼが鼻にしっかりと定着すれば、何不自由ない日常生活を送れるようになります。それは、手術後しばらくは鼻に負担にかからない方法での洗顔や、メイクの際に鼻に負荷をかけないといった注意事項がありますが、定着後にはそこまで神経質に注意する必要がなくなるからです。では、効果はどれくらいの期間維持できるのでしょうか。プロテーゼは人工物であるため、他の人工物と同様に、作成から年数が経過すると自然に経年劣化が起こります。そしてその期間についても差が生じますが、手術後からおよそ20~30年間は形状を維持でき、その後は経年劣化による変形が起こりやすくなります。現在のプロテーゼは医療用のシリコン素材を使用するので、将来経年劣化はほぼ考えづらいです。また、シリコン素材は適度に柔らかいため微調整することができ、患者様お人おひとりの鼻の形に合わせてプロテーゼを作成することが可能です。
将来考えられるトラブルは?
鼻用のプロテーゼの原材料は、人体に悪影響を及ぼすリスクが極めて少ない医療用のシリコンです。そのため、経年によって形状に変化が見られることはほぼありません。ただ、20年から30年程度経過すると石灰化するリスクがあります。石灰化すると、鼻に挿入したプロテーゼが凸凹になってしまいます。そして、加齢に伴い皮膚が薄くなると、鼻の表面に少し凸凹が目立ちやすくなってしまいます。ただ、このようなリスクはありますが、適切に手術を行えば、凸凹が目立つ心配はありません。また、石灰化したところで体に害もありません。プロテーゼを将来入れ替えることは自由ですが、必ずプロテーゼを入れ替える必要はありません。
プロテーゼがずれる?
手術を受けた段階でそもそも挿入する位置が間違っていると、経年によって将来、鼻のプロテーゼが押し上げられて鼻穴が目立つ状態になることがあります。実は、鼻のプロテーゼは挿入する場所が決められており、その部分でなく間違った場所に挿入すると、経年とともに上にずれるリスクがあるのです。また、もともと鼻筋が曲がっていた場合には、鼻プロテーゼが左右のいずれかに傾き、中心がずれてしまうこともあります。経験豊富で高い技術力を持つ医師なら、間違った場所にプロテーゼを挿入することはまずありません。万が一トラブルが起こってしまった場合でも、なるべく早めにメンテナンスを受けておくのがベストでしょう。
鼻の整形のカウンセリングにおいて注意すべき点
鼻の整形のカウンセリングにおいて芸能人やモデルなどの自身の理想の鼻の形の写真を見せてカウンセリングを受ける方もいらっしゃいます。雰囲気を伝えるとい意味ではとても良い方法ですし、”写真と全く同じになりたい”とか”低い鼻を高くして鼻筋を通したい”などの希望をお持ちの方がほとんどです。雰囲気を伝える分にはとても良い方法ですが、絶対に誤解しないでほしいのは、なりたい芸能人の顔の写真を持ってきても、その土台がそれぞれ違うので、まったく一緒には絶対にできないということです。~1~でも書いたように、顔の大きさに対してもバランスや長さ、高さが人それぞれ変わります。芸能人のパーツとまったく一緒にできると思い込んでいる方がいらっしゃいますが骨格や筋肉などの土台が違えば同じにはなりません。しかし、イメージを見せることで共通認識は持てるので、雰囲気を伝える一つの方法だと認識しておいてください。
鼻の形状と鼻を構成する骨・軟骨について
額の真ん中から鼻先まで、指でなぞってみると、硬い額の骨の下、眉と眉の間(眉間)のあたりにやや窪みがあり、そこから鼻の先に向かって鼻筋が伸びています。鼻筋を眉間に近い方から親指と人差し指でつまむように下に動かしていくと硬い骨の感触からやや柔らかく弾力のある感触に変わっているのがわかります。この硬い部分が「鼻骨(びこつ)」、鼻先にかけてやや柔らかい部分が「鼻翼軟骨(びよくなんこつ)」です。さらに、鼻をつまむように小鼻を押さえてみると、この部分も硬い骨はではなく、柔らかい軟骨から成っていることがわかります。以下の図のように、鼻翼軟骨は3種類に分かれています。上の方から、鼻骨から鼻筋を形作る「外側鼻軟骨」、小鼻の上あたりにある「小鼻翼軟骨」、鼻先のカーブや鼻の穴を形作る「大鼻翼軟骨」と言います。鼻をつまんで左右に動かしてみても、ぺたんと倒れてしまわないのは、鼻の真ん中、鼻の穴と穴の間に壁のような軟骨があるためです。これが「鼻中隔軟骨(びちゅうかくなんこつ)」です。鼻中隔軟骨は二つの大鼻翼軟骨の真ん中に挟まるように位置しています。頭蓋骨の骨である「鼻骨」の下に「外側鼻翼軟骨」が入り込み膜性に鼻骨と接しています。「鼻骨」と「外側鼻翼軟骨」の入り込みの形状による重畳は、欧米人は2cmほど、日本人は数㎜重畳は正中位で最大、外側に行くにつれて少なくなっています。
~3~ へ続く…
セロ美容外科では、22年経歴の整形外科専門医が多様で熟練した技術を基に完成度が高く安全な診療をいたします。
本日は鼻整形の専門的なお話についてご紹介いたしました💙ご質問、ご予約、オンラインカウンセリングは、LINEにてご連絡ください。
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