【much-onラボ研究レポート】#68完全版
放送第75回目です!
打ち合わせの時に大臣さんが「もうそんなに放送したの!?」と驚いていました。
75回もの歴史を積んだmuch-on!に1回目から関わった私も、ついに次回で研究生を卒業することになりました。歩んできた道を振り返ると「もうそんなに!」と思いますが、ゴールに目を向けた途端に「あ~、あっという間だったな」と感じることがなんだか不思議です。
1年半の活動を駆け抜けた来週の私は何を考えるんでしょうね。
さて本日の放送ゲストは
・大分大学3年 河野まひろさん
・大分工業高校 電子科・工業化学科
with株式会社レックス九州
でした!
今週のDJは私、白田まもるが担当しました!
「ラボに加入してからほぼ毎回放送に来ていた私にしかできないようなことがしたい!」と考えまして。初回から今まで大切に保管し続け、総重量4kgにもなったmuch-on!の台本達に目をつけました! これが伏線回収というやつですね~。(?)
というわけで、『2時間の放送で1年をサクッと振り返る!much-on!2023年の歩みプレイリスト』をお送りしました!🎧
最後だけちょこっと時間が足りなくて、しまりが悪くなってしまいましたが…。
1か月前よりも着実に上手く喋れるようになっていて、自分の成長を感じられて嬉しかったです! 自分がアップデートされていることを実感できると、なんだかホッとします。
そして、今週のハイスクールナウは001白田まもるとラボ所長が登場しました!🧪
「僕が放送で喋ると小田さんが絶対イジってくる!」と眉間にしわを寄せて言っていた所長を引っ張り出して、much-on!ラボの今までの振り返りから放送を作るスタッフとしての裏話などを話しました。
(パーソナリティさんがよく言っている「これを聴いている偉い人~!」というのを自分も言えて、ちょっと感動しました。笑)
放送でハイスクールナウを聴いた後に悪い顔で笑いながら「お通夜みたいなテンションやねーか」と、所長に絡みに行っていた小田さんに向かって、所長が苦い顔をしながら「小田さんにエサを与えてしまった…」と呟いていました。笑
なんかすみません。でも私はどうしても放送で所長と喋りたかったんです!
なんでかというと、所長の話は裏方の人の話としてもかなり面白いんです。
所長のすごいところは、問題点をしっかり洗い出して「現状はここが足りない!→こうしたらその足りない分が埋まるんじゃないか?、なぜかというと~…」という、次にアップデートしていける考え方を、ほぼ全てのことに対して行っているところだと自分的には思います。
(ハイスクールナウのでもふんわりとその感じが出ていますので、ぜひ聴いてみてください!📻)
それができるっていうのは、常に情報を自分から取り入れていって知識を蓄積していっている且つ自分の仕事に真摯に向き合っていないとできないことだと思います。
だから、所長と意見交換をするとすごく楽しいんです。これはmuch-on!ラボが私と所長の2人だった時からずっと思っていて、「こんな人になりたいな」とずっと目標にしています。
そういうところも、私が所長を師として仰ぐ理由の一つです。
本当にかっこいいです。
それを皆さんにも聴いてほしかったっていうのと、スタッフの真面目な裏話を流してみても面白いんじゃないかと思っての今回のことだったんですけど!
お互いにちょっと固くなりすぎて(所長は私に普段タメで話してくるのに、いざ収録になったらずっと敬語で話してきて本当に驚きました…笑)、ただのインタビューみたいになってしまったのが若干心残りではあるのですが……。もう少し話を深く掘ることができつつも一方的な質問に聴こえないような実力を私が持てていたら、そうしたらもっとこの面白さを皆さんにもお届けできたのにな~…。精進します!
ですがある意味、研究機関という意味での『ラボ』っぽいことはお届けできたのではないかな~と思います。
(高校生が緩やかに楽しく喋っていくコーナーである、ハイスクールナウっぽくはありませんでしたがね。笑)
話は変わりまして、ラボに新しく研究生031ハッチャンが加入しました!
なんと、春から高校1年生になる男の子です!
ようこそmuch-on!ラボへ!👏
ハッチャンを囲んでいた研究生たちに「皆の後輩になるんだよ!」と私が言うと、なんだかみんなの顔つきがしっかりしたように見えました。いつの間にこんなに頼もしい顔をできるようになったのか、と嬉しくなりました。
ラボが今後も続いていく姿が見えた気がして、少しだけ涙が出そうになりました。
そして放送後、先に研究生たちを帰してM本さんとかなり長く話をしていたのですが。それが終わって解散して1スタを出るとですね、帰ったはずのノムくんとなーさんがフロントにいたんですよ。
「あれ!? 君たち、なんでまだいるの?」と訊いたら、ノムくんが「いや、あれ……」と、カフェの方を指さしたんです。
その先を見ると、025ホリックとハッチャンが目を輝かせながらレコードを漁っていたんですよ。「うおーこの曲もある!! ヤバい!!」とか言い合いながら。ラボにいる時よりも楽しそうじゃないかってぐらいで。まるで水を得た魚のようにレコード展の中を動き回っていました。いや~、びっくりしました。
ホリックもハッチャンも口々に「先輩!ここ、楽しいです!」「題名がわからなかった曲もあるので曲名も知れて最高です!」と言ってきて。設置されたレコードで曲がかかれば、その場にいた大人たちと同じテンションで「うお~~~!!!」とのけぞっていました。
その様子をレコード展にいたOBSの広報の方がニコニコしながら見ていまして、「若い子がこういうのに興味もってくれるのが嬉しい」と言いながら、ホリックとハッチャンにいろんなレコードを見せていました。
そんなOBSのレコード展は、3月20日までとなります!
まだ行かれていない方はぜひ! なかなか集められない量のレコードがずらっと飾られているのが見られるので、レコードを知らない人でも美術作品としても楽しめますし、レコードが好きな人にはたまらない展示になっていると思います!
そして、本日はmuch-on!ラボ2023年度最後の取り組みとして、much-on!の新CMの収録を行いました!!🎙
この取り組みは、「ラジオCMを作りたいです!」という私の要望にM本さんがノッてくれたことから始まりました。
言い出しっぺの私がその台本を書くことになりまして。
さて、どんな台本にしようか?と考えた時に、以前師匠から薦められたマーケティングの本の中に「サービスから直接サービスを勧められるよりも第三者から勧められる方が、フラットな意見からくるもので評価は確実だと、抵抗なく受け入れられやすい傾向にある」という記述があったことを思い出しまして。(これは、サービスのレビューコメントが、サービスを受けるか否かの指標として消費者に人気の理由でもありますね)
「much-on!のこういうところがいいんだよ!」というのを言葉に全面的に出すのではなく、無意識に刷り込んでいけるようなものにするのはどうか。何気ないラジオドラマの中にmuch-on!の要素が入ったCMにするのがいいのではないか、と思いまして。
今までの小田さん・大臣さんが喋っていたmuch-on!のCMとは大きく違う方向に舵をきって、研究生たちが主に喋っているCMにしよう! と考えて、台本を書き初めました。
CMを聴いた人が「この番組、聴いてみようかな~」と思うようにとか、演者に高校生を使うからこそ学生生活のリアルな感じを出せるようにとか、そして、「much-on!が、大分の学生の皆さんの日常にすっと入り込んでいく番組になったらいいな」というある種私の願いとか、そんなものをこめて。
学校で友達同士と、気になっている相手と、はたまた家庭で親となど……学生生活の様々な場面の一部に、much-on!が入り込んだ日常生活を描き出した台本にしました。
1分以内で耳を惹くCMにしつつも普通のラジオドラマとしても楽しめるように、言葉の言い回しや語順にも細やかに気を使いまして、全部で6本の台本を書きました。
結構いい感じにできたと思います!(自分で言うのもなんですが。笑)
放送作家志望として、本当に貴重な体験をさせていただきました。この台本を手掛けたことは、間違いなく自分の実力になったと思います。
much-on!ではたくさんの経験を積ませていただき、本当に感謝してもしきれません。
そうして書きあがったCM台本を基に、本日研究生たちで収録を行いました!
台本のシチュエーションに合わせて、マイクから離れて叫んだり思い思いにジェスチャーをつけたりしながらセリフを言っていて、みんなノリノリで収録をしてくれました! 演技指導でブースの中にずっと入っていましたが、とても楽しそうに収録をしてくれて嬉しかったです!「書いてよかった~!」と心の中でガッツポーズをしていました。笑
研究生皆の演技力に、収録を担当してくださったM本さんも私も圧倒されました!
書いている時に「こんな風になるだろうな~」と想定していたものよりも、はるかにいいものに仕上がって返ってきたんです。正直驚きました。
「皆、こんなに演技ができるんですね!」と、M本さんが興奮気味に言っていたのを聞いて、「そうでしょう、うちの研究生はすごいんですよ!」と、なんだか誇らしい気分でした。
(私は何度も同じところで言い間違えたレベルだったのに!笑)
この台本は、皆が読みあげて声をあてたことで、ようやくきちんとこの世に生まれられたな~、と思いました。
これだから台本・演劇脚本を書くのは楽しいんです。
M本さんが編集し、完成したCMは後日公開されます! お楽しみに!
今週は以上となります!
冒頭でも触れたように、来週の放送で現3年生はmuch-on!ラボを卒業となります。🌸
それに伴い、このmuch-onラボ研究レポートも次回が最終回です!
ここまで読んでくださった皆さん、本当にありがとうございました。much-on!をより楽しめる一助に少しでもなれていたなら、とても嬉しいです。
4月以降、ラジオの現場に触れる機会がなくなってしまうことがすごく怖いです。
勉強できる場が~というのもあるのですが、そもそも私からラジオを取ってしまったら一体どうなってしまうのだろう?という、私が私でなくなってしまうような不安があります。
研究生020おかだんじょでもある、much-on!でも何度かゲストで出演した岡田万季ちゃんと2人で遊びに行ったときも、そんな話が出たんですよね。今まで「〇〇の人!」「●●ですごいことをした!」と周りから紹介されればされているほど、なんでもない人に戻ってしまうことがやはり怖い。自分の輝きが自分の手の中から零れ落ちて消えてしまうことがまざまざと実感してしまうのがつらい、と。
今日の放送後に大臣さんと大分駅周辺を散策していた時に、大臣さんにそのことを話したんですよ。
すると大臣さんは「そればっかりがしろちゃんの全てじゃないでしょ」と、さらっと言っていました。この人の魅力に気が付き惚れ込んだ自分の目はやはり正しかったのだ、と思いながら、夜の大分駅前を2人並んで歩いていました。
……それでも、言っておくのと言っておかないのとでは違うと思うので、一応言わせてください。笑
これを読んでいるラジオ関係者の皆様! 4月以降の白田、空いてます!!
どうか私を何かしらの番組制作に関わらせてください! 本当にラジオに関わりたいんです! 全力でやりますので!
どうかよろしくお願いします!!🙇♀️🙇♀️
それでは来週もよろしくお願いします!
2024.3.16 白田まもる