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much-onラボ研究レポート#61完全版
更新大変遅くなりました!
放送終わりからちょっと体調を崩しておりまして…😢
今は回復しておりますので心配なさらず!
放送第68回目です!
自分の学校の話になってしまうのですが、実は今週の中ごろから3年生は仮卒期間に入っています。
なので、私も学校に行かなければいけない日はのこすところ、1か月後の卒業式とその予行の2日間だけとなりました!
(とはいえ演劇部の大会が近いので、劇の演出や演技指導などをしに放課後の時間帯だけ学校に行くのですが……。🙃)
学校の方は自分的には正直わりとどうでもいいのですが、高校生の卒業ということは研究生の卒業でもありますので。そっちはどうでもよくないなぁ……と思いながら、皆でわちゃわちゃと話している研究生たちの様子を眺めていました。
早く卒業したいなとも思いつつも、このまま時間が止まってくれればとも思います。
先週、大臣さんと今後の話をする機会があったのですが、そこで私は「much-on!が卒業した後のラジオ制作の勉強の場、まだ行くあてがなくて。大学に入ってからもどこかに行けたらいいのですが…」と大臣さんに話しました。すると大臣さんは一言、「どこかに行くとかじゃなくて、そういう場を自分で作ってくステージに入ったんよ、しろちゃんは」と返してきたんです。
「いつの間に自分は『待ち』の姿勢になっていたのか…!」とその時に気が付き、上手く言葉が返せませんでした。
大臣さんからは出会ってからずっと、前に進んでいく力とヒントをいただいているなぁと思いました。
そして(個人的な話にはなりますが)そんな念願の完全アウトプットの場を、つい先日作り出すことができました!
企画・構成・トークだけでなく、昨年FM愛媛にお伺いして九官鳥さんから教わったことを参考にして、番組の編集にも初めて挑戦しています。much-on!ラボの研究生になったことから広がったご縁があったからこそ得た力で、作り出すことができた機会です。much-on!で1年半過ごした時間が自分にとって大きな力となったのと同じように、この機会も、より一層自分を成長させてくれるものになると確信しています。
私が高校生でいられる期間も残り本当に少なくなりましたが、much-on!の方も最後まで駆け抜けて、次に向かって加速しながら走ることができたらと思います!
(今ふと思いましたが、今月の研究レポートは毎回どこかしらで決意表明してますね、私。しつこいようで申し訳ないです。笑)
さて本日の放送ゲストは
・福岡医健・スポーツ専門学校 作業療法科 東 百香さん
・鶴崎工業高校 化学工学科・産業デザイン科
・フェアリー先生
でした!
番組の前半には半年ぶりに『高校生の高校生による未来のための討論会』を行いました!
テーマは物価高です!
社会に出る人がまだ少ない高校生ですが、消費者である以上は「いつも買ってるものがなんだか高くなった~」などは大人とも共通の話題になりますね。今回も、高校生が主体の討論会らしい緩やかなムードの中に鋭い意見も飛び出した有意義な回となりました!
放送前の打ち合わせの時の話なのですが。
今日のディレクター担当だったM本さんが、台本を見ながら討論会のテーマの物価高についての解説をしていたんです。
それが、すごく興味深い話をわかりやすくかみ砕いて話していまして。「企業の調査によると、実は賃金は2%ほどのアップにはなっているそうなんです。しかし、物価はそれ以上の3~4%アップになっているから物価高が苦しく感じているんであって、では皆さんの生活が苦にならないためにはどうしたらいいかと言うと、賃金が4%に上がらないと~…」なんて風に話していたんです。ものすごく真面目に。
皆も「へぇ~」みたいな感じでM本さんの話に真面目に耳を傾けてて。所長なんか謎にメモ取ってて。
そしたら突然、M本さんがピタッと喋るのをやめたんです。
すると、先ほどまでと打って変わったような明るい調子で「とっても勉強になりました!」と言って話を締めくくったんです。あまりにも雑な着地の仕方だったものですから、その場にいた皆も拍子抜けたみたいで思わず笑ってしまいました。
小田さんも笑いながら「自己解決すんなよ…」とツッコんでました。笑
そんな裏話がある討論会、まだ聴いていない方はぜひ聴いてください!📻
放送終わりにM本さんと後輩研究生と、今後のラボの活動について話し合う時間がありました!
M本さんは、以前この研究レポートでも書きましたが「ディレクターは1個の種から百個の花を咲かせる」という名言を残されていまして。
今回の話し合いで、M本さんはその言葉通りのディレクターだなと改めて感じました。
研究生たちが「今の活動でやっていない、こういうことをしてみたいです」と言ったら、「では、こんな活動はどうでしょうか? 放送のここに組み込んで~」と、かなり具体的なところまで瞬時にアイデアを出して、「じゃあさっそく次の放送から始めましょう!」と、とんでもないスピード感で行動に移していて!
かっこいいことを言うだけでなく、それをしっかり実行するところが本当にかっこいいな~と思います。なかなかできることではないので本当に尊敬します!
今回私たち研究生が投げた種がどんな花になったのか、2月の放送のどこかで皆さんにもお披露目できると思いますので、楽しみにしていてください!
そして、これは個人的な話になるのですが。
私たち3年生は、3月で卒業になりますが、much-on!ラボは来年度も続いていくことになります。そうなると、当然この時期から今後に向けての話をすることが多くなってきます。
他の3年研究生は進路決定や新生活に向けての準備などで忙しいためにもうほとんどラボに顔を出していないのですが、私は「最後まできちんとラボに行って活動をする」と活動を始めた当初から決めていたからラボに行き続けているため、当然来年度の話も耳に入ってきまして(というより、今年度のラボをまとめていた人間からの目線として、来年度の話し合いにも入って一緒に話していて…笑)。
楽しそうな話が出てくるたびに「うわーいいなー! あと1年ぐらい活動できていれば私だっていろいろできたのに……!」という悔しい思いをすることが正直あります。笑
今回の話し合いで決まったことは、ラジオ好きとしてはもう一生やっていたいレベルの楽しそうな活動なので、ことさらに悔しさを強く感じてしまいました。これは卒業していく身として、在籍できる時期的にも手が届かないことが出てくるのはやはり仕方がないことではあるのですが。自分が在籍している間にそこまでの活動をさせてもらえるところにまでラボを持っていけなかったという悔しさもあります。
しかし、その悔しさや残念な気持ちを上回るほど、「後輩たちがいろんな経験ができるようになることが嬉しいな~!」という思いが強くあるんです。そうやって他人のことを素直に喜べる自分がいることに、自分でも驚きました。
much-on!で後輩ができてから人生で初めて、自分以外の人がいい経験ができることに対して自分のことのように喜ぶことができました。
でも、この気持ちが長く続くとは正直思っていなかったんです。
自己中心的な私は、きっと卒業するころになったら、自分が経験できないことに対する悔しい気持ちの方が勝ってしまうんだろうなと。自分本位な私がどこまでその思いを持ち続けられるかな~と思っていました。そんな私自身の予想も裏切って、まさかこの最後の最後になっても嬉しい気持ちを変わらずに持ち続けられるなんて。
そう思わせてくれる良い後輩たちに出会えて、心からそう思えるほどに自身も成長させてくれたmuch-on!に出会えて、私は本当に幸せ者だなと思います。
今週の研究レポートは本当に遅くなってしまいました、更新した今日は金曜日なので明日が放送ですね…!🙇♀️
それでは明日もよろしくお願いします!
2024.1.27 白田まもる