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謎の女コルディのルーツについての推察【メメントモリ】

今やメメントモリの顔と言っても過言ではないコルディ。
恒常キャラなのに性能が良い、押し売り担当、底抜けの明るさ、アプリアイコンにも抜擢されるなど先日の人気投票1位は確定事項だったのでは?とも思えるほどの主人公属性を併せ持っている。イリア涙目。

そんな運営とユーザーから愛された彼女にも悲しき過去がある。
今回の本題はそこではないので省かせてもらうが、気になった方、またはコルディのメモリーの内容を忘れた方は今一度お手持ちのメメントモリを開いて図鑑からコルディを選択、メモリーを読んでみてほしい。

この記事の本題はコルディがサーカス団に入団する前の話を無理やり推察してみようというものだ。

プロフィールとメモリーから読み取れる情報としては

ガリア王国出身であることと


コルディのメモリー1話

サーカス団に拾われる前の記憶はないということ。以上。

…………
あれ?詰んだか?
でも、大丈夫。なぜかって?

メメントモリには歌がある

このメメントモリというアプリにはメインストーリーがほぼないし、キャラ個別のストーリーも量が少ない。
その代わりにラメントと呼ばれるキャラ固有の楽曲に心情や情報が詰まっている。(と私は思っている)

なので、早速コルディのラメントから過去を推測出来そうな情報を、と
その前に。
実は自分は過去にX(旧Twitter)でコルディの英名から過去を読み取れないかと調べた内容をツイートしている。残念ながら、このコルディの元ネタ?と思しきキャラからコルディの過去を推測できるものはなかったが供養として置いておく。

さて、上の承認欲求の二毛作は置いておいて。
アプリ内の国図鑑で明らかとなっているガリア王国の情報から触れた方がまとまりが良いと思うのでラメントよりも先にそちらを。

国図鑑→ガリア王国

ガリア王国は軍事国家と言うだけあって内戦が勃発していたことが分かる。
アームストロングのメモリーによると第三次南北戦争まで起きていたらしい。

アームストロングのメモリー1話

ここで、またコルディのメモリー1話の内容を見てみる。

「気づいた時には捨てられていた」
「それが、あたしの“ほとんど”最初の記憶」

という発言から
捨てられたという自覚はあった。
朧げではあるがガリア王国にいた頃の記憶はある。
ということが察せられる

では、コルディは誰に捨てられたのか?

いや、「誰に」ではなく「何処から」という表現の方が正しいか。
この「何処から」という疑問はガリアにいた頃のコルディとは何者なのか?という本題から先に入って逆説的に説明した方が簡単だ。
と、言うのもコルディは言わずもがな設定上でも射撃の名手だ。
サーカス団入団時に射撃以外の芸の適性は全くなかったとメモリーで触れられている。

マイページ3のセリフ 射撃に並々ならぬ自信があるのが窺える。

さらに、射撃の名手であることを裏付けるかのようにコルディはスキル発動時に右目に照準のようなマークが現れる。

(※コルディのスキル発動時に目に照準が浮かぶことは2年前から気づいていた人がいて、Xで「コルディ 照準」と検索すると複数件のツイートがヒットします。)

ここまでの情報をまとめてみよう。

コルディは内戦中のガリア出身

記憶はほぼ無いが射撃の腕前だけはピカイチ

射撃時、目に照準が浮かぶ

これらの要素から鑑みるに………

ガリアにいた頃のコルディは兵士であったのではないか。

しかも、普通の兵士ではない。

ここでアームストロングのプロフィールを見てほしい。

胸でかいよね

アームストロングは北部側で魔女部隊を率いる主力だったことが分かる。
その魔女部隊の仲間も北部政府の罠によって全滅しているが。
このことから、コルディが生存している=コルディは南部側の兵士だったのではないかと推測して話を進める。

私が考えた話の流れはこうだ。

第三次ガリア内戦が勃発、内戦当初は南ガリアが優勢であったがアームストロング率いる魔女部隊の活躍により劣勢に追いやられる南ガリア。

焦った南部政府は形振り構わず隣国のバイルン王国に軍事協力を求める。


国図鑑→バイルン

バイルン王国は科学国家というだけあって倫理感を投げ捨てた研究も行われている。(悲しいかな、えーちゃんことA.Aがその最たる成果だ。)

南ガリア政府はそこに目を付け、

北の魔女部隊に対抗できる人造魔女を寄越せ

という要請をバイルン王国に行ったのではないか。

強い魔女には強い魔女をぶつけんだよぉ!

この要請に対してバイルン側は結構ノリノリで応じてくれたのではないかと私は思っている。

というのも、南ガリアも勿論タダで要請を出す訳もなく、研究費用などは負担したと考えるのが妥当だからだ。

金はお隣が出してくれる、実験(実戦)場もお隣が提供してくれる。

倫理観終わり散らかしているバイルンの科学者連中にとっては願ったり叶ったりの美味しい話だったのではないか。

かくして、アームストロング率いる魔女部隊に対抗できるバイルンの考えた最強の人造魔女が出来上がった。それが


この顔である

コルディである。

〜コルディが人造魔女であるという根拠〜

まず、前述した通り記憶喪失であるのに何故か射撃の名手で技のバリエーションも豊富ということと、目の照準が「戦闘用に造られた」と言われればスッと納得出来てしまう要素であるからだ。
さらに付け加えると、アームストロングの魔女部隊が全滅した原因も根拠に繋がる。

アームストロングのメモリー4話

アームストロングの魔女部隊の全滅の原因になったのは、この「接触発動式の魔法陣」らしい。
魔女だけを殺す術式らしいが、アームストロングの魔女部隊は実はこの罠にかかった時点では死んでいない。
目も見えなく、動けなくなった魔女部隊をアームストロングが介錯するという形で全滅している。
つまり、メメントモリのシステムに当て嵌めると永遠に続く「行動阻害」や「弱体効果」と言ったところか。

ん?行動阻害?弱体効果?

効かないねぇ!コルディだから!


コルディをコルディたらしめる要素の一つだね

話を戻すと、この「接触発動式の魔法陣」はガリア北政府が仕掛けたものだ。
つまり、南ガリアも魔法陣の情報や技術を持っていた可能性が高い。
北の魔女部隊を圧倒しても、この魔法陣にやられたのでは意味がない。
そこで南ガリアはバイルンに更なる注文をつける。

この魔法陣も無効化できる能力つけて!

しかし、この無茶振りが仇となり最強の人造魔女は納期に間に合わず、出来上がったのは終戦間際でしたとさ。
内戦の帰趨は決まった。しかし、バイルン側としてはコルディを自国に置いておきたくない。
なぜなら、この人造魔女はパッシブのせいで拘束も効かず、戦闘用に造られたので戦闘力も高い。(当たり前)
自分達の手に余ると判断した科学者たちは記憶を消してコルディを終戦間際のガリアに放つことにした。というのがメメントモリ内で読み取れる要素から私が妄想した考えた根拠である。

コルディのラメント BLUE ROSE

最後に、コルディのラメントから上記の根拠に繋がる要素を拾っていこうと思う。
とは言ったものの、この楽曲が私は好きすぎて好きすぎて在らぬ方向に話が脱線してしまう自信があるので、今回は「BLUE ROSE」というタイトルに焦点を合わせて話を進めたいと思う。

BLUE ROSE 青薔薇の花言葉

青薔薇の花言葉は「夢叶う」「奇跡」「神の祝福」というポジティブ過ぎるほどにポジティブなものが並ぶ。
この「奇跡」「神の祝福」は人造魔女でありながらも今を元気に過ごせているコルディにピッタリなものだ。

メルティーユのメモリーから ホムンクルスと人造魔女の寿命の不安定さが分かる

そして、実はかつての青薔薇にはネガティブな花言葉しか存在しなかった。
不可能」「存在しない」といったものだ。
なぜなら青薔薇は

自然界に存在せず、品種改良でも作ることが出来なかったからだ。

つまり、

この青薔薇の成り立ちそのものが人造魔女コルディと相似していると思えて仕方ないのだ。

そんな不可能を可能にする女、コルディは来年に別衣装バージョンが登場することが確約されている。


この妄想の答え合わせなどという傲慢な考えはこれっぽっちしかないが、公式によるコルディの更なる掘り下げが拝見できると思うと純粋に楽しみではある。

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