2019年6月の記事一覧
No.004 悲しみよこんにちは フランソワーズ・サガン
今回は久里さんオススメの『悲しみよこんにちは』の感想です!
作者のフランソワーズ・サガンが十九歳の時に書いた小説ということで、若干緊張しつつ読みましたが、凄かったですね……。読み終えた直後は「は……!?え、やば、まじですご!」としか言えなかったので少し時間を置いてみました。衝撃的な小説を読むと語彙力が死ぬんですね、勉強になりました(笑)
セシルはもうすぐ18歳。プレイボーイ肌のレイモン、その恋人
No.003 愚者のエンドロール 米澤穂信 著
今回は米澤穂信先生の『愚者のエンドロール』です!この作品は先生のデビュー作でもある『氷菓』の続編になります。
「わたし、気になります」
文化祭に出展するクラス制作の自主映画を観て千反田えるが呟いた。その映画のラストでは、廃屋の鍵のかかった密室で少年が腕を切り落とされ死んでいた。誰が彼を殺したのか?その方法は?だが、全てが明かされぬまま映画は尻切れとんぼで終わっていた。続きが気になる千反田えるは、
No.002 夜空の呪いに色はない 河野裕 著
今回は、サクラダリセットで有名な河野裕先生の『夜空の呪いに色はない』です!この作品は、『いなくなれ、群青』から始まる階段島シリーズの第五弾になります。
ちなみに最近、完結巻である『きみの世界に、青が鳴る』も発売されたので、近くその感想も上げる予定です。
かつて子どもだった全ての大人たちへ。
郵便配達人・時任は、階段島での生活を気に入っていた。手紙を受け取り、カブに乗って、届ける。七草や堀を応援し