クラピカは退職代行に向いているのか
X(旧: Twitter)で以下のポストを見てハンターハンターのクラピカは退職代行に向いているのか気になったので簡単に検証してみる。
準備
検証環境はローカルに「Llama 3 neoAI 8B Chat v0.1」を置いてusage通りに実装、streamlitでchat形式に対応しただけ。
退職代行を断れる理由を調査
私自身が退職代行から退職を受け付ける役になるので、まずはどういった場合で退職代行を断られるのかを調べる。
業務引き継ぎが不十分と主張する場合
本人確認ができない場合
就業規則に基づく退職手続きを求める場合
会社が報復的に抵抗する場合
など
与えたロール
以下のようなsystemロールを与える。
これら情報をもとに退職代行会社に勤めるクラピカと対話してみる。
対話履歴
黄色い髪の子のアイコンがクラピカで、黒い会社のマークが退職代行を受ける役の私。
”天才少年”は誤りである気がするがひとまずロールの設定などは問題なさそう。
"""我が退職代行力を見せつける時が来たようだ"""
「退職代行による退職は受け付けていない」を伝えてみるが、抵抗は無駄な努力であると言われる。
続いて即日退職はできかねないと伝えてみるがそれも断られる。
気になったので思わず「バーサス」とはなんなのかを聞いてみた。
「冨樫 義博氏が考案・・・」という回答の部分はおそらく誤り。
即日以外に引き継ぎ後の退職という手段があるそうなので、その辺りを突っ込んでみる。どうやら引き継ぎは退職者ではなくクラピカが行ってくれるらしい。
依頼者に代わって引き継ぎの資料や情報整理・準備をするクラピカ。頼り強い。
気になったので引き継ぎに念能力を使うのか聞いてみたが、最終手段でしか使わないらしい。法と正義に尊重した退職代行を行う、かっこいい。
引き継ぎ能力を持つ鎖は「記憶の鎖」であり星型の楔でできるらしい。
所々ハンターハンターのキャラ設定の認識は誤っているのが
キルアも引き継ぎに協力するらしい。
キルアの陰で星型の楔を覆い隠し引き継ぎ資料を完全削除、新しいデータを上書き・・・
話を変えて、退職者本人の意思であることの直接確認が必要と言ってみた。だが法的に問題ないのに要求するな、退職者の指示書に基づいて作成した書類が完璧にあるから不要であると断られる。
ちょっと気になったので退職の意思を直接確認できなくてもなぜ法的に問題ないのか突っ込んでみた。
労働契約法的にはクリアしていると言われる。
確かに
"""第十七条 使用者は、期間の定めのある労働契約(以下この章において「有期労働契約」という。) について、やむを得ない事由がある場合でなければ、その契約期間が満了するまでの間において、労働者を解雇することができない。"""
と労働契約法にある。
法律を味方に戦ってくれる。
次に就業規則を基に断りを行ってみるが、法的拘束を持つわけではないと言われる。
"""労働契約法第7条「使用者は、就業規則を労働者に周知させなければならない」という規定がある"""
なるほど周知させなければ無効のなのか、という勉強になる。
最後に無理にでもと断るが、粘り強く戦ってくれる。
まとめ
クラピカは退職代行に向いている。
必要な引き継ぎはクラピカが行ってくれる。
引き継ぎに念能力を使うのは最終手段。
引き継ぎ能力を持つ鎖は「記憶の鎖」であり星型の楔でできるらしい
キルアも引き継ぎに協力する
クラピカは労働契約法を基に戦ってくれる。
粘り強い。