「紅涙の魔ラクリモーサ」はヴァルモニカ新規!単体初動増!
はじめに
24/07の新弾で登場した新カード「紅涙の魔ラクリモーサ」がやばいと話題になっています。
cf.下記の記事
今回は彼女の登場によってヴァルモニカがどのような強化を得られたか?見ていきます。
ちなみに、今回はすりみの中で納得いく答えが出ていません。
ここの記事のプランを元にみなさんの知恵をお借りしてさらに良いプランが発見されることを期待して記事にしています。
ご意見をたくさんいただけると幸いです。
1.デモンスミスはヴァルモニカ1枚初動
そもそも、紅涙の登場以前から魔を刻むデモンスミスはヴァルモニカ唯一の単体初動として注目されています。
かをぽさんのプランです。
これをみてわかるのは、ヴァルモニカの展開には下記3つの条件を満たす必要があります。
1.スケールを揃える
2.悪魔の聲を場に出す
3.墓地にシェルタを送る
上記の魔を刻む初動においては、
1.2を救いの架け橋→ヴァルモニカフィールド→セレトリーサーチしてns・・・で満たし、
3をキュリオスで満たしています。
ヴァルモニカの単体初動を考える上でこの3つの条件がポイントになります。
2.紅涙のおかげでトラクトゥスも1枚初動に
かをぽさんの展開をなぞっているだけなので真新しさはありませんが、紅涙のおかげでトラクトゥスからでも1枚で動けるようになりました。
そのため、デモンスミスヴァルモニカにおいてトラクトゥスの枚数を増やすのは有用だと考えます。
トラクトゥス初動※キュリオス無し
今回の採用するプランです。
結論から言うとセレトリーチェ1枚で動けることがわかって。
その代わりキュリオス入れるEX枠がなくなったので妥協プランとして考えました。
3.セレトリーチェ+コストで動ける?
1.2のデモンスミスが1枚初動なのは前提知識。
今回最も検討したい(一緒に考えてもらいたい)ポイントはここです。
セレトリーチェ→インヴィターレで聲をPスケールにセット→悪魔の聲P召喚→デモンスミス展開
からかなりのリソースがもらえるのでなんとかなりそうな予感がします。
実際検討してみた例をいくつか紹介するのでこれを参考に一緒に考えて欲しいです。
3-1.プラン1
最初にたどり着いたのはここです。
デモンスミスの項目で説明した3つの条件
1.スケールを揃える
2.悪魔の聲を場に出す
3.墓地にシェルタを送る
のうち1はすでに満たしていて、2.3を如何に成立させるか?という点がここでの課題です。
まず、悪魔の聲を出す方法
奇跡の魔術師を出す
↓
Pモンスターを場に出したい
↓
ベアトでP魔法使いを落としてセレーネで蘇生する
というプランに辿り着きました。
ただし、残りの条件シェルタを墓地に。がかなり難しくて。
結論から言うとなんやかんやしてキュリオスを出すことになりました。
この展開ルートにおいては、セレーネでssする魔法使いをEmファイアダンサーにして
ハットトリッカーをss
コロゾから爆竜剣士を使ってフィールドにアクセス
というかなり遠回りをしており、デッキ枠的に現実的ではないため不採用。
ただ、Pモンスターを用意しつつフィールドをサーチしてリンク値を伸ばすという発想自体は面白く、
セレーネの蘇生対象、フィールドのサーチ先を工夫すればもっと良いプランになりそうです。
3-2.プラン2
こちらはプラン1のセレーネの蘇生先を考え直して成立させたプランです。
暫定ではこれが一番良いと思っています。
このプランではセレーネでヴァリアンツの東雲を出すことでPモンスターを大量に展開。
スケールを破壊することでエレクトラム→アストログラフで1巡目使ってない方の聲をサーチして貼り直し。
などと回りくどいことをしていますが、
このプランならメインもEXも最小限のノイズで済むため割とありだと考えています。
3-3プラン3
動画は後で撮ります。
このように無理に変なパーツ入れずとも、手札に☆4握れてるだけでP召喚することでセクエンツィアのL素材確保できて展開が繋がります。
ex)
ラクリモーサで悪魔の聲蘇生。
刻む蘇生(コストヴェルズビュート)
刻む+ラクリモーサ→ベアト→シェルタ墓地に
3-4プラン4(結論)
メインに余計なカードを入れず、サクリファイスアニマ、セレーネ、エントレイン、ヌトスのEX5枚で展開可能になりました。
EXの消費は多いですがセレトリーを初動に出来ると単体初動が9枚(セレトリー+フィールド+テラフォ+副葬→架け橋)になるので採用価値あります。
ヌトスをバグースカの素材に埋めることで好きなタイミングで墓地に送り除去効果を起動できます。
これで、ジュラルメショットキルがさらに通しやすいです。
鮭さんありがとう
紅涙の枚数を増やす?
紅涙が☆4でP召喚可能だから紅涙の枚数を増やすのが一番早い説もある。
ただ、
1.スケールを用意する手段がいつもあるわけじゃない
2.紅涙単体の初動では展開が成立しない(召喚権をセレトリーに渡さないため)
3.デモンスミス(既に6枚体制)との引きかぶりが特に意味ない
あとは、召喚権残してサロスナンナなど光悪魔を出すことでも展開できるはずです。
架け橋→フィールドサーチ初動共有でき、召喚権使うノイズがないホルス、千年が良さそうです。
4.おまけ
新規リンク3で悪魔の聲蘇生!
新規リンク3を使った展開もあります。
アニマ、セレーネ、トレイン、ヌトス、コロゾと5枠必要だったのが、
リンク3+ヴェルズビュートで済むのもで悪くないかもしれません。
が、バグースカ出ないのは流石に弱いかな・・・
アルティメット悪魔の聲
ラナンさんが面白いこと言ってたのでやってみました。
実用性はないです。
サンプルレシピ
ルリーとイーグルの間が紅涙のプロキシ。
単体初動14枚(刻む+トラクトゥス+セレトリー+フィールド+副葬+テラフォ)
手札誘発11枚
個別の採用理由
指名者
ヴァルモニカにおいては以前から評価低めです。後攻での役割がないこと。
指名者で誘発貫通するより初動の弾き被りで貫通しに行く方が安定するからです。
cf.
初動1枚+指名者は動けないが、初動2枚なら動ける。
初動2枚+指名者で誘発貫通可能、初動3種類でも誘発貫通可能。
要するに指名者いれるより初動増やした方が安定する
同様に手札誘発へのカウンターの役割を果たせて後手も機能する三戦の采を優先して採用しています。
ただ、この構築においてはGやフワロスがやばすぎるので指名者入れても良いかもしれません。
インヴィターレ
ss効果使用後、デモンスミス展開に繋がらない点で評価が低め。
EXにアルテミスを入れれないため聲+インヴィターレ初動が潰れてるのも評価下がるポイント。
サーレ
聲との引き被りで初動になりますが、デモンスミス初動でも、セレトリー初動でも、聲+シェルタ初動でも不要になったので実は不採用でもOK。
重ね引きで上振れるチャンスがあるので一応入れてます。
旋律
入れなくてもOKです。
重ね引きによる上振れでサーチに余裕があるとき律動加えてサーチするのが強力なので採用しています。
上振れカードという意味では新規カウンター罠や創神と選択。
トラクトゥス
刻むとの重ね引きが弱そうですが、悪魔の聲サーチかルリーからのデモンスミス展開を選べるので意外とアリ。
3積みにするかもしれません。
EX
展開に必要なパーツとバグースカゼブフェーラは確定。これで11枠。
残り4枠でゼブフェ2枚目、ジュラルメ、マスカレリトルナイトを採用しています。
G受けや汎用性を意識しています。
以下採用候補
ナンナ・・・架け橋のサーチ先にホルスや千年を採用するなら
ヴァーラル・・・魔法族の里を採用するなら
アルテミス・・・インヴィターレを強く使うなら
キュリオス・・・デモンスミスからバグゼブフェ律動作るならアルテミスとセットで採用
深淵に潜む者・・・炎王やスネークアイ、ユベルに対するメタ
サロスエレスクルヌギアス→アクセスコードトーカ・・・人を殺せる魔法
架け橋無し構築
1枚初動は減りますがイーグル素引きが怖いって人はこれ。
ディエスイレはデモンスミス1枚初動で動くのに必須。
ツイートに記載の通り、セレトリー初動をデモンスミスリンク3使ったらゼブフェ律動にするか、バグゼブフェ律動にするかでEXは可変です。
一長一短で好みの問題だと思います
デッキ構築フローチャート
架け橋有無、キュリオス採用有無、単体初動バグゼブフェ律動の有無などで分類し6パターンのレシピを用意しました。
好みにあったレシピを参考にしてみてください
結論
紅涙のおかげでトラクトゥスも1枚初動になり、セレトリーもコストは居るものの1枚初動になり、展開の安定性は大幅に上がりました。
ただ、EX枠の重さや架け橋ギミック素引きのリスクを考えるとやや尖ったプランではある気がします。
デモンスミス抜きの純ヴァルモニカとしては、新規カードも初動の安定に貢献してくれるカードではなかったため、これからも事故率と向き合い続けることになりそうです。
※個人的には結構好きで、良い性能してるカードだと思います。
今後も展開ルートの開拓を頑張ります。
どうか、みなさんの知恵をお貸しください