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白き森新規がマギストス最強1枚初動な件

新規カード「白き森の魔女」がマギストスの最強1枚初動ということが分かったので、これを採用した展開プランやデッキなどいろいろ考えてみます。

この記事でわかること
・白き森マギストスは何ができるデッキなのか
・採用できるギミックを比較した長所、短所
・デッキレシピ、展開例

解説動画は1/25投稿予定



概要

白き森の魔女初動について、白魔女、断罪ディアベルギミックがカースやフィリアス素引きするのやだなぁ・・・
とか思いながら考えてたとき、以下の動画のような手順でマギストス展開に繋がることに気づきました。

それからいろいろ考えてるうちにいろんな構築や展開プランを取れることがわかりました。
今回の記事ではそれらを整理して比較検討します。

どのギミックを採用するか?

採用されうるギミックは以下の通りです
・白魔女、断罪ディアベル+幻妖→エクスキュート
・青眼、エンフェ→魔法族の里or白き森の魔女
・ウィッチクラフトジェニー

じゃあ、何を採用するのっていう話になるのですが。
それを考える上でそれぞれのギミックの構成や役割を比べてみます。

※理論上はギミック全部乗せもできます。
が、手札誘発を投げ合うゲームをする想定するなら汎用カードを採用する枠を確保するため厳選したい。

1.白魔女、断罪

サンプルデッキ

単体初動13枚、汎用枠13、ノイズ5
初動:スプーン、サンドリヨン、シルヴィ、魔女、テラフォ
ノイズ:クロウリー、ジェニー、断罪、ファリアス、カース

概要

白魔女ディアベルゼは手札場の魔法罠をコストにssでき、
着地時、カースオブディアベルを墓地に送り。
カースでフィリアスディアベルサーチ。
フィリアスディアベルで断罪ディアベルをサーチ。
墓地のフィリアスとカースを除外することで断罪をssします。

該当の動きは動画の55秒くらいから


断罪は対象を取るフリチェ破壊の妨害と、白魔女がいるとき魔法使いか幻想魔族のシンクロチューナーを出せます。
これで幻妖を出して、相手ターンにエグゼキュートドラゴンを出すのがポピュラーなプラン。
要するに2妨害くらいになります。

・良いところ

・上振れ+手数
・メタへの対応
・白き森のリソース確保

・上振れ+手数
白魔女は白き森ネームなので、白き森の展開パーツを素引きしたときに、サーチして展開を伸ばすことができます。
ほぼ1枚から2妨害立つのはかなり優秀です。
コストは必要ですが召喚権不要で動けるのはでかい。
マギストスとしては白魔女の展開コストをマギストスの装備効果で確保できるのも良いです。

・メタへの対応
デスサイズなど、EXロックに対して強く出れます
エグゼキュートの魔法罠に埋める妨害が墓地にも触れるので、最近多い墓地を利用する動きを咎められます。

・白き森のリソース確保
幻妖で魔法罠にモンスターを埋めると、次のターンの白き森の展開のコストを確保できます。

・悪いところ

・ノイズが多い
・基本展開の向上に寄与しない
・ライフコストがやばい
・EX枠

・ノイズが多い
フィリアス、カース、断罪は素引きすると弱いです。
カースは白き森のコストで捨てられればギリセーフですが、
フィリアスや断罪を引いたとき、白魔女にアクセスできないと、断罪のss条件(手札墓地に魔法カード+罠カード)という条件が整いにくいです。
魔法はともかく、罠が1ターン目に墓地に行くシチュエーションはあんまりない。

・基本展開の向上に寄与しない
展開札の重ね引きで上振れると書きましたが。
逆に、重ね引きしない限り基本展開に関与しません。
悪い捉え方をすると上振れ専用ギミック。無くてもデッキは回ります。

・ライフコストがやばい
断罪の効果のライフ半分は考えようによっては無限に使えますが、
ライフが0になると負けるゲームでライフを削るのはリスクが大きいです。
特に時間制限ありのマッチ戦でライフ差による勝敗判定が採用されている場合は重いライフコストが勝ち負けに直結する恐れがあります。

・EX枠
エグゼキュート+幻妖の2枠が必要ですが、エグゼキュートはダムドドラゴン+4チューナーなどで簡単に出せるから良いとしても、幻妖は役割がこれしかありません。
マギストス使いの方はご存知の通りマギストスはEX枠がくっそシビアなので2枠捻出するだけでも大変。

2.青眼

サンプルデッキ

単体初動13枚、汎用枠14、ノイズ4
初動:スプーン、サンドリヨン、シルヴィ、魔女、テラフォ
ノイズ:クロウリー、乙女、青眼、霊堂

概要

光の涙で白き乙女を墓地に送り、適当な☆4以下を青き眼の精霊に変換。
霊堂で青眼を墓地に送り、精霊で青眼を蘇生。
さらに乙女も蘇生。
これで9シンクロ精霊竜を出し、エンシェントフェアリーを出す。
これで任意のフィールドサーチ可能。

要するにマギストスの初動から白き森の魔女をサーチし、白き森の展開に繋がるようになります。

・良いところ

・マギストスから白き森に繋がる
・魔法族の里
・素引き死亡のノイズがない

・マギストスから白き森に繋がる
これ以外ではランク4を組んでフレイムバンシーなり御影志士で☆2非チューナを経由してルシエラにアクセスする動きもありますが、
ルシエラの効果を温存して白き森に触れるし、エンシェントフェアリーで召喚権が増えて展開が伸びやすいです

・魔法族の里
白き森の魔女を素引きしてた場合、魔法族の里をサーチして制圧をさらに強くできます。

・素引き死亡のノイズがない
通常のマギストスではジェニーを素引きすると手札から墓地に送る手段を持ってこない限り光の涙展開が止まる。とか。
新クロウリーを素引きしたためにクロウリーのss効果を使う手段が無くなって展開が歪む・・・みたいな。
素引きで困る場面が稀にあります。
青眼ギミックを使う場合ジェニーを不採用にでき、パーツが手札に居ても問題なく機能するので素引きによる展開の修正が要りません。

乙女素引きもギリ耐え




・悪いところ

・枠を圧迫する
メイン3枠、EX3枠が必要です。
マギストス使いの方はご存知の通りマギストスはEX枠がくっそシビアなので大変。

・誘発耐性がやばい
精霊の効果にうららなどをもらうと、青眼や霊堂を素引きしない限り、ドラゴンしか出せない制約を持った精霊が展開貫通の邪魔をします。
他にもニビルがケアできなかったり、Gが激重になります。

3.ジェニー

サンプルデッキ

単体初動13枚、汎用枠17、ノイズ2
初動:スプーン、サンドリヨン、シルヴィ、魔女、テラフォ
ノイズ:クロウリー、ジェニー

概要

マギストス界隈ではお馴染みのジェニーギミック。
かいつまんで説明すると、サンドリヨンで光の涙サーチして、
光の涙でジェニー墓地に送るとジェニーで光の涙のリクル効果をコピーできるので、ゾロアを出してマギストス宇宙展開が始まるってやつです。

詳しい解説は↓の動画でもみてください。

・良いところ

・ノイズが少ない
・妨害受け性能が高い
・光の涙のカードパワーUP

・ノイズが少ない
他のギミックと違いノイズは最小でジェニーだけで良いので比較的デッキ枠に自由があります。

・妨害貫通性能が高い
ジェニー+光の涙を墓地に残しておくだけで手数になります。
ジェニーのコピー自体はアナコンダ同様、うららなどを受けないので妨害貫通力が強いです。
Gなどに対しても他のギミックでは止まりどころが作りにくいですが、ジェニーではバグースカなどで止まる選択肢を取りやすいです。

・光の涙のカードパワーUP
白き乙女落とすだけよりこっちのほうが単体でみると強いです。
結局乙女は精霊や霊堂が機能しないと不発になってしまいます。

・悪いところ

・ジェニー素引きで人生終了
・展開が白き森に繋がらない

・ジェニー素引きで人生終了
ジェニーを素引きすると光の涙がジェニーをデッキからしか墓地に送れないため、ジェニーを気合で墓地に落とさなければならなくなります。

・展開が白き森に繋がらない
なにか青眼以外でランク4→☆2非チューナのようなギミックを採用しない限り、マギストスから白き森に展開が繋がることはありません。

展開例

実際にそれぞれのギミックを使った展開をだいたい全部紹介します。
これで、何を採用するとどのくらい動けるのか?を比較します。

スプーンorサンドリヨン1枚初動

1.全部乗せ→4妨害+2色Sゾロア

サベージ+バロネス+断罪(幻妖→エグゼキュート)+2色ゾロア
ギミックを全部採用したこの展開がおそらく最大値です。

2.青眼入り→3妨害+3色Sゾロア

サベージ+バロネス+三色ゾロア+ヴェーラ
白魔女の代わりにヴェーラをサーチしました。
白魔女の魔法罠コストが無いのとEX枠の空きのおかげでゾロアが3色になりました。

2.別解a 1妨害+里+3色Sゾロア

白き森展開を諦めることで里が貼れます。これはこれで強い。

2.別解b  サンドリヨン初動→3妨害+3色Sゾロア

青眼入りの場合、なぜかサンドリヨン初動とスプーン初動で最終盤面が変わります。
サンドリヨン初動は、スプーンのサーチ効果を温存できてる分、ルシエラ→スプーン→ゾロアでマギストス再展開が成立するからです。
捲り札を考えるとヴェーラのほうが強いけど、妨害の質は融合ゾロアのほうが高いから、どっちもどっち。


3.ジェニー→2妨害+3色Sゾロア

サベージ+融合ゾロア+3色ゾロア
白き森に繋がらないのであんま展開伸びません。


白き森の魔女orシルヴィ1枚初動

1.青眼入り→2妨害+3色Sゾロア+里

サベージ+バロネス+三色ゾロア+魔法族の里
なんか引き被らない限り、全部乗せ(白魔女断罪採用)でもこれが最大値だと思う。
もちろんマギストス展開を諦めて、白魔女断罪展開に向かうという選択肢はある。けど、サベージ、バロネス、三色ゾロアを諦めてまでやることなのか・・・

2.ジェニー→3妨害+3色Sゾロア

バロネス、サベージ、融合ゾロア+三色ゾロア
青眼との差は妨害数だけ見ると純粋に里貼れるか否か。
融合ゾロアは強いけど・・・

まとめ

比較した結果を表で整理してみた。


青眼入りとジェニーのみ採用ではフィールドサーチの有無の差があります。マギストスから入ると白き森の魔女サーチして白き森展開に繋がる。
白き森から入れば魔法族の里がサーチ可能。
実際、展開例で比較すると盤面の質は青眼入りのほうが高いです。
ただ展開例は、常に先攻で相手から誘発がなにも飛んでこない前提の話なので、実際の試合での使用感は異なると思います。
トータルでは豊富な自由枠で環境に合わせた誘発を採用できるジェニー型のほうが強い可能性もあります。
特に新弾発売後は白き森のシェアが増えて魔法族の里の刺さりが悪くなることが想定されるので、思ったように青眼型の強みが出ない可能性はあります。

要はどっちもどっちで。あとは好みの問題だと思うので、
今回の記事を参考にいい感じの構築を組んで使っていただければと思います。
それでマギストスの使用者が増えて大会で結果を出す人がでたら嬉しいな。

以上、最後まで読んでくれてありがとうございました。
マギストスをティア表に載せたい!すりみちゃんねるでした。

今後しばらくはマギストス関連の動画を擦る予定です。
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