ベイゴマックス蟲惑魔学会
MDで制限解除されることになったベイゴマックス。
蟲惑魔に採用するとどんなプランが考えられるか検討しました。
従来の蟲惑魔 召喚権を残してシトリス展開
※今回の記事でも度々言及します
今回考えたベイゴマ入り展開
更新履歴
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teir表を追加しました。
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動画できました
前編
後編
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ゴストリ蟲惑魔、アナコンダを追加
表を追加。
12/31
・年明けたら動画も作ります
・アカデミアさんに教えてもらったキュリオス→グリフォンプランを追加
そもそもベイゴマックスで何ができるのか
召喚権を残して☆3が2体並びます。
蟲惑魔的には3通りの展開プランが考えられます。
・ゴシップシャドー
・インヴォーカー
・ケルビーニ
・アナコンダ(後で思いついたので後述)
・ゴストリ(後で思いついたので後述)
まずは、この3つを比較してどういうプランがあるか検討します。
ゴシップシャドー
◎良いところ
・展開がシンプル
・EX枠を使わない
・フレシアださずニビルケア
・貴重な効果無効妨害
◎悪いところ
・春化精の制約と干渉する(展開への妨害はケアできない)
・単体では妨害として物足りない
・無効妨害が使い切り
ほかの初動を握っている場合はゴシップも強力ですが、単体で見ると少し物足りない気がします。
インヴォーカー
◎良いところ
・会局、十二獣を自然に採用できる。
すべて1枚初動で最低限ドランシア1妨害。
会局に至っては召喚権も残るから蟲惑魔と引き被っても最強
・十二展開に拘らず、単に☆4をssする札として強い
幸魂と同じようにシトリスやバグースカの素材にするだけでも強力です。
・先行後攻どっちも強い
先行はドランシア1妨害。
後手はワイルドボウで殴れたら、ワイルドボウを処理されてもインヴォーカーにアーゼウス乗っけられる
・インヴォーカーを展開に使える
グラコンに変換してパラエク展開可能◎
ドランシアで破壊してライカの蘇生を起動してリンク展開
※ライカで蘇生してもX素材にできないのでマスカレーナなどのリンク素材にする動き。
・全部地属性だから春化精に干渉しない
◎悪いところ
・EX枠を圧迫する
十二だけでも3枠はほしいのに、インヴォーカーとグラコンまでいれたら5枠
・メインも圧迫する
会局2~3+十二獣1~2枠で合計3~5枠。構築が窮屈になる
・ニビル、Gがやばい
γケアされてコマ着地後Gもらったとして、最低限のドランシアでも4ドロー。
ニビルも避けれない
・妨害の質が蟲惑魔と被ってる
除去は蟲惑魔でも用意できる。
本当はロックや無効系の制圧札が欲しい。
ケルビーニ
手札別、サーチ先の選び方
●他に初動ないor園→ランカ
キノサーチしてセラ+キノ+落とし穴
園ある場合、トリオンサーチしてホールティア展開
セラ+クラリア+フレシア(X素材あり)+キノ+罠(最も上振れ)
●罠、プティカ、キノなど→トリオン
落とし穴+ホールティア展開をしてセラ+クラリア+フレシア+罠
●トリオン→キノサーチ
落とし穴+ホールティア展開をしてセラ+クラリア+フレシア+罠
◎良いところ
・単体で蟲惑魔に触れる
・リンク展開を伸ばせる
ウーサ、グリフォンを出すことも視野
・蟲惑魔だとばれない
ケルビーニ見たらだいだい幻影だと思われそう。プレミを誘えるかもしれない
・実は春化精と干渉しない
先にケルビーニから使う分には春化精と干渉しない。
春化精使ったあとからケルビーニ効果を使うことはできないので気を付ける
・EXの自由度高い
基本ケルビーニだけでOK。
ゴキポ素引き用のアルミラージやウーサ、グリフォンなども入れるとちょっと多い。
※十二型と比べたらマシ
◎悪いところ
・ゴキポ素引き
ケルビーニがデッキから"しか"落とせない。
ゴキポピン刺しだと素引きしたらベイゴマでやることが無い
ゴキポ複数積みも重い。
ゴキポ素引きが強い春化精型にしても、ベイゴマ+ゴキポの手札でベイゴマが何もできない問題は解消出来ない。
(ゴシップ入れても春化精使った後、誘発ケアにならない)
対策に他のプランも採用する?
サイレントブーツ入れてブリガンサーチ
サンアヴァロン展開からシュラインで素引きしたゴキポなどを捨てれるようにする?
※cf. 古き良き幻影蟲惑魔という概念
いずれにせよメインデッキのノイズが増える。(元々タケトンボーグもあるし)
いっそ60構築?要検討
・やってることは昆虫蟲惑魔素引きと同じ
要するに昆虫蟲惑魔サーチだからプティカ→園に触れない。
つまり、他の蟲惑魔など召喚権使うカードと引き被ると展開が伸びず、手数も増えてそうで増えてない。
手札によってはランカに泡、うららもらったら0妨害になります。
結局どれを採用するのか 全採用も可能?
ゴシップのみの採用はベイゴマ以外の展開札がないときに微妙。
ケルビーニorインヴォーカー+EXに余裕があったらゴシップも採用。
という形が基本だと思います。
全採用は、不可能ではないですがかなり窮屈です。
※バグースカ、アロメルス、リダン、セラ3枚目あたりで枠の取り合いが発生
・良いところ
展開札を引き被ったとき宇宙
・悪いところ
リダンやバグースカが居ない分小回りが効かない
・アナコンダ
古くはデスフェニ、最近では烙印ラビュリンスやゲートガーディアンのマスター構築で採用されて話題の強出張セット。
メインに烙印融合、アルバス。EXにアナコンダ、ミラジェ、アルビオン、リンドブルム、スプリンド入れるだけでミラジェとリンド→アルバスによる超融合の二妨害。
デスフェニは考えようによっては無限妨害。
烙印はEXがキツくて、デスフェニはノイズが多いし、
蟲惑魔がディナイアル+ダッシュガイをうまく使えないので微妙。
・ゴストリ
ベイゴマ1枚で未来龍皇まで確定します。
良いところ
・ゴシップシャドー同様ニビルケア可能
・場持ちが良く単体でも強力
・展開過程でホールティアコストの罠を確保できる
悪いところ
・ノイズ2枚
・Gで7枚ドロー。止まりどころなし
・EX枠が多い。5枚〜必要
龍皇は硬いし、罠サーチで蟲惑魔展開に寄与してくれる。
個人的にはオススメ度高いです。
展開例
すりみが思いついたのはトロイメアグリフォンです。
ケルビーニ型では、ベイゴマ+パラレルエクシードorプティカ等の初動で展開可能。
パラエクパターン
プティカパターン
十二型でも、コマ+パラエクなら、ライカでうまいことリンク値伸ばすことで無理やり出せます。
※グラコンがこのターンリンク素材にできないの邪魔すぎる
十二は、EX枠きつくてグリフォンまで入れる余裕ないし微妙かも
◎良いところ
・蟲惑魔(とくに狡猾型)が欲しい効果無効を構えられる
・余ったリンク値(インヴォーカーやケルビーニ)を展開に活かせる。
・墓地に魔法罠があれば、グリフォンの手札入れ替えもついてくる
・フレシアやキノの耐性付与など、発動しない効果は機能するから盤面の質を上げられる。
◎悪いところ
・むずしい
セラの位置、セラやホールティアで出した蟲惑魔の位置をグリフォンのリンク先にしないと失敗する。
要求値もベイゴマ初動以外で出すのは難しい(気がします)
・除去、魔法罠に弱い。
マスカレ経由すれば破壊耐性付けれますが、マスカレ入れるEX枠があるか微妙。
三戦とか無限泡影でも解決されるのは弱いです。
同じ魔法罠1枚で解決される制圧札という観点で評価するなら簡単に出せるゴシップのほうがいいです。
最初マスカレ+aも検討しましたがウーサはともかくユニコーンは手札コストがつらい。
アザレアは光闇が場にいるとは限らないのでやめました。
そもそも目標の効果無効制圧から離れます。
かなり上振れ要素のようにも見えますが、ベイゴマでゴシップを出すかグリフォン出すか?選択肢を増やせるのは大きいです。
※逆にベイゴマの絡む上振れ展開のパターンが他にあんまりない。
ゴシップより拘束力は高いので、斬機や烙印のような手数の多い相手にも機能しやすいと思います。
サンプルデッキ構築
一旦、十二獣型とケルビーニ型で2パターン考えました。
すりみは狡猾型しかわからないのですが狡猾以外の型でも狡猾を別の罠に差し替えれば使えると思います。
ホールティア3、狡猾2、誘発の種類、枚数は好みです。
環境によって調整してください。
1.十二獣型
・プティカとパラエク。
展開が安定しているので蟲惑魔としては安定より上振れを狙って多めに採用しました。
会局、コマなどと引き被ったら召喚権残してシトリスが立つので強い。
cf.召喚権残してシトリスの展開
あとで動画を貼る
・EX
インヴォーカー+グラコン+十二獣で5枠、ゴシップも入れたのできついです。
すりみはリダンとバグースカで迷ってセラ3枚目をあきらめました。
2.ケルビーニ型
かなり迷いました。
タケトンボーグ、ゴキポの素引きと向き合う必要があるからです。
デッキ枚数を増やすのは確定として、いろんなカードを検討しました。
(ゼアルコンストラクション、141、マイニング、打ち出の小槌、EMポップアップ、サンアヴァロン等)
結果としてスモールワールドを採用しました。
・スモワ
タケトンボーグはガダーラ経由で任意の昆虫。
ゴキポはベイゴマ経由でパラエク・ガダーラ。
ガダーラ経由で任意の昆虫に変換できます。
・プティカ、園、キノ、幸魂
ベイゴマでトリオンorランカサーチできるので、それらと引き被って強い札を増やしました。
召喚権を残してシトリス出す展開の確率があがりました。
・三戦の号
デッキを厚くしながら誘発をケアする札として蟲惑魔と相性がいいので入れました。
※ランカ+三戦の号で先攻でも三戦で持ってきたカードを使用可能にするコンボ
ベイゴマやスモワでランカ引けるを確率は増えているので狙いやすい。
・トロイメアグリフォン
展開例のところで触れた制圧プランです。
十二と違ってEXに自由があるので無理なく採用できました。
・アルミラージ
パラエク+タケトンボーグやゴキポからでも動けるように採用しました。
3.キュリオス入り※ケルビーニ派生
どうせグリフォン出すならキュリオスで好きな魔法罠サーチすると強いです
狡猾型でなければ次元障壁、
マッチ戦なら発禁令、マクロコスモス、リブートなどもおすすめ。
アカデミアさん教えてくれてありがとうございます。
まとめ
春以外狡猾界隈の一つの見解としては、採用するかはともかくやれることが増えた時点で明らかにプラスです。
フェンリルを失うと聞いて慌てて十二型を試していたのですがそれだけでもかなり強かったので、コマでさらに手数が増えるのはでかい。
他の流派の蟲惑魔について
春化精型としては地属性縛りとの兼ね合いが気になるし、
純だと罠と蟲惑魔の配分バランスがまた違うと思うので出張の余裕があるのか不明。
別途考察が必要そうです。
ベイゴマ学会としては、安定感の十二獣、制圧、爆発力のケルビーニ型というような印象。
どちらも一長一短なのでお好みで開拓すると良いと思います。
六花蟲惑魔やゴストリ蟲惑魔、アトラ狡猾とかいろんな可能性を探ってきた身としてはまた蟲惑魔に可能性が広がってワクワクしています。
以下、参考になるかわからない昔の解説動画↓