デュエルで役立つ!ルールうんちく集
いろいろTwitterに載せてた処理が感覚的にわかりにくいルール絡みのうんちくを載せます。
※更新履歴
23/11/27
手札・墓地からのSS
例を修正
23/11/20
◆追記
アストログラフマジシャン
◆訂正
同時処理
X素材
手札・墓地からのSS
バグースカ
制約
◎不発、効果処理絡み
永続魔法・罠
永続魔法罠の起動効果はチェーンしてサイクロンなどで破壊することで不発にできます。
永続魔法・罠がフィールドに存在することで効果を発揮できるからです。
※幽鬼うさぎは発動時効果処理に当てられません
既にフィールドにあるカードの効果の発動にしか発動出来ず、発動時の効果処理はそれに該当しないからです
バウンス・裏側除外されたときの発動可否
場を離れた時(場合)の効果について。
デッキ・手札・裏側除外などの非公開領域で離れた時(場合)の効果処理は行えません。
非公開領域から効果の"発動処理"ができないからです。
逆にピュアリィマイフレンドなど、他のカードが場を離れた時(場合)の効果は、場を離れるカードが非公開領域に行っても効果を発動するカード自体は場に残っているので効果の発動処理が可能です。
発動処理前の領域移動
フィールドから離れた場合、墓地に送られれ場合の処理は、発動前に別の領域に移動した場合、
発動の処理を行うことができません。
・一度発動した効果は非公開領域に行っても効果処理される。
ミラジェイドの例ではミラの効果が非公開領域に行ってから発動条件を満たす=まだ発動していないため発動不可でしたが、
一度発動してから非公開領域に行く分には効果処理可能です。
Ex.
チェーン1で発動したG、うららに対してチェーン2で墓穴の指名者で対象取られ無効にされそうになったとき、
チェーン3のムドラケルドウでうらら、Gをデッキに戻せば墓穴を不発にしながら効果を通せる。
"このターン破壊されたカード"という情報の扱い(アストログラフマジシャン)
アストログラフマジシャンの"このターン破壊されたカードをサーチする"という処理ですが、破壊後、別の領域に移動したカードはこのターン破壊されたカードであってもアストログラフマジシャンの効果を適用できません。
・エクストラゲートでEX→除外
・竜剣士イグニスPでEX→デッキに戻す
これは領域の移動によって"このターン破壊された"という情報が上書きされ喪失するためと思われます。
ただし、DDクロウなどの墓地→除外の領域移動は例外。
墓地から除外されたカードはアストログラフマジシャンの効果を適用できます。
一連の効果処理
現世離れなど、効果処理が複数に分かれてる場合一連の処理と呼び特別な挙動をします。
現世離れ
【遊戯王裁定クイズ】現世離レ 決闘者の80%は間違えてる!?
現世離れは
1.場のカードを墓地に送る
2.墓地のカードをセットする
という一連の効果処理で構成されており、1→2の順で効果処理を行う。
・場のカードの不在などで1の効果処理が不発になった場合、2の効果は処理されない。
・逆に効果処理時に対象を取った墓地のカードが不在になった場合でも、1の効果のみ処理される。
ダルマカルマ
1フィールド全体を裏守備にする
2フィールドに存在するモンスターを墓地に送る(プレイヤーに強制)
という一連の効果処理で構成される。
・場にトークンやリンクモンスターのみで裏守備に出来るモンスターが存在しない場合、そもそも効果の発動が不可。
・効果発動後、上同様に裏守備に出来るモンスターが存在しなくなった場合は1の処理が不発。2の処理もされない。
・アルティメットファルコンなど、耐性で効果を受けない=裏守備に出来ないモンスターのみが存在する場合はダルマカルマの発動、効果処理可能
1で裏守備にする処理が行われ(行われるけど、アルコンは耐性で裏守備にはならない)
2でアルコンを墓地送り(2の効果はカードの効果ではなくプレイヤーへ強制する効果なのでアルコンの耐性も貫通)
9/28追記
遊戯王wikiが間違えてました。
場が完全耐性のみで1の効果で1枚も裏側守備にできなかった場合は2の墓地送り効果も不発になります(事務局の回答あり)
・同時処理
複数の処理を同時に行う効果は片方が処理できない場合も処理可能なケースがある。
※2枚対象効果が片方不在でも処理されるかどうかは「そのカードを」と「その2枚を」という書き方に依存しています
cf.
対象取ったドラゴン族が不在になっても同時処理だから、カードのバウンスの効果は処理される
逆に、バウンス対象が不在になっても、自分のドラゴン族のバウンスは処理される。
お片付けと同じく"同時処理"だが、"そのカード2枚を"という書き方のため片方対象不在になると効果処理されない
罠モンスター、種類の変更
ブリガンダインなどの罠モンスターがサイクロンで破壊される場合、
チェーンしてモンスターとして特殊召喚して罠からモンスター扱いになって破壊されません。
このように対象を取ったカードが発動時と効果処理時で種類が変更されることで効果が不発になることがあります。
ハーピィなど対象をとらない全体除去に対してブリガンダインをチェーンしてモンスターゾーンに逃げると破壊されません。
ハーピィの効果範囲が魔法罠ゾーンのみのため、場所を移動することでかわすことができる。というわけです。
・タイミングを逃すって?
時の任意効果がチェーン2移行の処理中に発動条件満たしたとき発動できないルール。
これをタイミングを逃すといいます。
例えばタイミングを逃すことで有名なティオの蟲惑魔を例に考えて見ましょう。
フィールドにセラがいる状態でホールティアの蟲惑魔の墓地効果でトリオンを蘇生。
トリオンが相手の魔法罠を破壊。
これに相手が無限泡影でトリオンの効果を無効という処理を行った場面です。
処理後、
セラの蠱惑魔の罠セット効果、リクル効果がそれぞれ発動条件を満たします、
ここで罠セットチェーン1。リクルート効果チェーン2と発動すると、逆順処理で
ティオリクルート→罠セットとなります。
このとき、ティオは特殊召喚したので効果発動できそうですができません。
特殊召喚後、罠セットの処理が挟まったため、”特殊召喚したとき”のタイミングを逃している。
ということです。
逆に、リクルート効果C1、セット効果チェーン2とすればタイミングを逃すことはありません。
強制効果(トリオン)や場合(セラ)の効果はタイミングを逃さないので、"時の任意効果"だけ注意しましょう。
"相手は効果を発動できない"絡み
魔界劇団ビッグスター
魔法罠限定のためモンスター効果はチェーン可能。
神宣告などで召喚そのものを無効にすることは可能。
失烙印・暴走魔法陣
効果適用後はチェーンの順序問わず相手はあらゆる効果の発動ができない
・融合召喚の効果をチェーン2以降で発動した場合はチェーン不可効果が適用されない。
ex烙印融合でルベリオン出したあと
チェーン1失烙印のサーチ効果、チェーン2ルベリオンの融合効果としたとき。
逆順処理で、
チェーン2ルベリオンでアルビオンを融合召喚
チェーン1の失烙印で何かをサーチ。
となり、チェーン不可を適用できる"融合召喚後"のタイミングを逃す。
つまりアルビオンの融合召喚時の融合効果に相手はチェーン可能になる。
エンゲージ+マルチロール
サーチ先の速攻魔法は、相手の優先権を渡さずに発動可能。
サーチ先の通常魔法は、相手に優先権渡してからの発動になる
チェーン不可効果の処理後の優先権の回る順番が
1.クイックエフェクトの発動(ターンプレイヤー)
2.クイックエフェクトの発動(相手)
3.フェイズ移動、起動効果などの処理(ターンプレイヤー)
となるわけです。
除外・裏側除外・X素材
ホルスの先導ハーピィで裏側も戻せる理由
金満で謙虚なツボ、オメガを使う際は注意
裏側除外以外でも発生する裏側除外
X素材
フィールドでも墓地でもない領域です"フィールドにカードでない状態で存在している"という状態です。
X素材がフィールドから離れても"カードがフィールドから離れたことにはなりません。
X素材から墓地に行ってもフィールドから墓地に行ったことにはなりません。
公開・非公開情報絡み
サーチしてそのままss
・アフリマでサーチした暗黒の魔王ディアボロス
・六花絢爛でサーチしたプリム
・最果ての宇宙でサーチしたイグジープなど。
手札に加わる前にss条件を満たした場合でもss可能です。
サーチ処理前から元々手札に持っていたか?を証明することが難しいため、処理後含めて元々手札に持っていた物として扱う処理になります。
cf.墓地送りはダメ、公開されてても可能など
"手札から自身を特殊召喚する"効果は同一チェーンでは1回まで
ガルドニクスのような手札を含む領域からのssを行う効果は、一見、発動条件を満たした全てのカードをssできるように見えますが同一チェーン上で1枚しか出せない。というルールがあります。
感覚的にわかりにくいですがそういうルールです()
※
・誘発即時効果(γなど)はその1回にカウントされません。
・手札からの自身のssを含まない効果(キリンなど)もカウントされません。
同一チェーンのss可否
・手札ポニクス+墓地ガルドニクス❌
領域が違ってもダメ
・ガルド①で着地→ガルド②でなんか破壊して手札ポニクス⭕️
同一チェーンでなければ🆗
・ポニクス+キリン②⭕️
キリン②は自身をssする効果ではないから🆗
・ポニクス+キリン①⭕️
キリンは誘発即時だから🆗
ダメステ絡み
ダメステ中は限られた効果しか発動できません。ex)攻守の変動を伴う効果、発動無効の効果などは可能
今使おうとしてる効果が本当に発動できるのか?確認が必要です。
破壊された場合の効果
自分が破壊された場合の効果はダメステでも発動できる。
"自分以外の破壊"、"戦闘破壊を含まない""を発動条件とする効果は発動できない。
相手が発動した効果を受けない(ノアール・パニッシャー)
ノアールやパニッシャーが完全耐性と言われますが、彼らは不完全耐性です。
抜け道がいくつかあります。
発動する効果じゃないから受けるシリーズ
そのモンスターではなくプレイヤーに適用される効果シリーズ
ノアール、パニッシャーは発動しない効果も受けます。
プレイヤーへの制約はフルアーマードウィングなど完全耐性でも処理できます。
制約絡み
ターン1
・1ターンに1度しか発動できない/使用できない
cf.烙印融合 スプライトブルー ヴァレルロードサベージドラゴン はるうらら
スプライトブルーは1ターンに1度しか"使用できない"だからサベージなどで発動を無効にされてもそのターンは発動出来ません。
一方、烙印融合は1ターンに1度しか"発動できない"だから、サベージなどで発動を無効にされても
そのターンもう一度発動できます。
一方、烙印融合が、うららなど"発動無効"ではなく"効果無効"で止められた場合は、そのターン"発動"はしているのでサベージの時のようにもう一度発動することはできません。
・デュエル1 名称1 ただのターン1
cf.バルブ、ピュアリィリリィ、ピュアリィ
ターン1は"使用できない"・"発動出来ない"に加えてデュエル1、名称1、ただのターン1の3種に分類できます。
名前の通りデュエル1はそのデュエル中1回のみ。
名称1はその名称の効果はターン1回しか使えません。
複数枚出しても1枚使ったら同名の他のカードの効果は使えません。
ただのターン1は名称指定ではないので同じカードを複数回出せればその度使用可能です。
例えば、ピュアリィを速攻魔法で複数回出したらその数効果を使えます。
明らかに同一個体のカードでも一度場を離れていればターン1の制約はリセットされます。
たとえば着地時効果を使ったあと、何らかの形で墓地に行ったピュアリィを死者蘇生などで蘇生した場合も効果を使用できます。
・発動後●●できない/発動するターン●●できない
発動に関する制約でプレイヤーの行動を制限する制約に大きく分けて2種類あります。
・発動後●●できない
cf,フュージョンデステニー
・〜するターン●●できない
cf,きんけん、ラヴァゴ
"発動後●●できない"は文字通り使った後その行動を制約されます。
フュージョンデステニーの場合その後ssできません。
"発動するターン●●できない"はそのターン全体にかかるより厳しい制約です。
金満で謙虚な壺には"発動するターンドローできない"の制約があります。
つまり、先に強欲で金満な壺や魔宮の賄賂を使ってドローをしているターンは金満で謙虚な壺を使うことができません。
発動条件、コスト絡み
発動した時、場合、ターン
・手札から墓地におくって発動
マクロ、アトラク下で発動不可
cf.G
・手札から捨てて発動
マクロ、アトラク下でも発動可能
cf.うらら
・ネクロバレー下でエルドリッチ墓地効果使える?
エルドの2効果は、自分のネクロバレーがある時、ネクロバレーをコストにすることで発動可能です。
コストでネクロバレーが場を離れて効力を失い、効果処理時にネクロバレーの"墓地のカードは及ぶ効果が無効"が無くなるからです
コンフリクトでエルドリッチを除外できない
エルドリッチの①効果のように発動時の場所と効果処理時の場所が異なる場合、コンフリクトの除外以降の効果は不発になります。
エルドリッチは手札で発動して効果処理時は墓地にあります。
その領域が異なるから除外できず、"除外したカードとカード名が同じ効果を使用できない"も適用されません。
・発動、効果が無効にされる場合でも発動コストは払う
逆に発動コストではないコストは踏み倒せる
cf.
141のコストは発動コストだから発動、効果が無効にされても捨てる
烙印開幕、ピュアリィssの手札コストは効果処理で捨てるから踏み倒せる
◎効果を受けない、無効絡み
スキドレ効く?効かない?
罠の効果を受けないセラの蠱惑魔とモンスター効果を無効にするスキドレでは先に存在した方が偉い。
スキドレが先にある状態でだしたセラはスキドレで効果無効
セラがいる状態でスキドレが開かれてもセラは効果無効にされない
スキドレは場にいるときの効果が無効になるだけ
墓地に送られたとき、場合の効果など、墓地で発動する効果は使用できる。
リリースして発動は発動自体はフィールドで行っているけど、効果処理は墓地だから効果使用可能
カリユガのホコタテ未解決問題(解決済み)
カリユガの着地時効果無効は場にバグースカがいる状態でも、バグースカが無効になりカリユガが適用される。
だいたいカリユガが優先されます。
cf.バグースカ
・泡、ヴェーラー
泡・ヴェーラで効果無効にされても、墓地に送られたとき、場合の効果など、墓地で発動する効果は使用できる。
リリースして発動は発動自体はフィールドで行っているから効果使用できない
バグースカは場の効果を無効にするだけ
発動しない効果は適用されています。
cf.バグースカで発動する効果が無効にされてもみかんこの耐性は適用される。
バグースカのロック効果自体もチェーンブロックを組まない
発動した効果を受けない勢(サイコエンドパニッシャー、ピュアリィノアール)にも効く。
あらゆる効果を受けない勢(フルアーマードウィング)には当然効かない
スキドレと違いリリースして発動も発動はできるが発動時バグースカの影響下だから効果無効になる
発動自体は可能だから、コストを払うことができる
◎対象とる、取らない問題
対象取るは発動時にその効果を与える相手を宣言します。
cf無限泡影は効果発動時、無効にしたい対象を宣言します。
そのため、相手は対象を見てからチェーンを組むか?対応を決めることができます
対象を取らない効果は効果処理時までその効果を及ぼす対象を宣言する必要がありません。
cf白銀の城のラビュリンスの③の破壊効果は選んで破壊(=対象を取らない)なので発動時には、
相手は何を破壊されるかわからいため、対応しづらいです。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?