
蟲惑魔ストラク!新旧カードをサラっと紹介+デッキレシピ+展開例
蟲惑魔歴2年くらいのにわかデュエリストすりみです。
ストラク新規の登場で、今まで蟲惑魔を支えてきた外部パーツに依存せず強力な展開ができるようになりました。
具体的に何が変わったのか?何ができるのか?をサラっと解説しようという試みです。
蟲惑魔 pic.twitter.com/tqv8DeXH6x
— すりみ🐠 (@TCG_SRMY) December 4, 2022
一応、歴だけ見ると一番自信ある【マギストス】より前から触ってることになります。
※蟲惑魔を擦るきっかけとなった構築は蟲惑魔王ディストピア・・・
カードごとの一口紹介、評価
既存カードが新規によって何ができるようになったか?新規カードは結局何が出来るカードなのか?に焦点を当てた簡潔な説明です。
細かい展開や構築論は後述。
穴罠の性能は基本、字面通りなので割愛し、展開札のみ紹介します。
既存枠
トリオン
古くから蟲惑魔デュエリストを支える最強初動。
それが、新規追加でさらにパワーアップ
後述のホールティアのおかげでトリオン+罠という恐ろしく緩い2枚初動で最強展開ができるようになった。
カズーラ
トリオンと同期の古参枠。
1ターン目から発動できるホールティアの登場で活躍のチャンスが見込まれた。
が、素引きすると展開に3枚は必要で、上振れを狙う型でピン刺しされる程度になりそう。
アトラ
古参枠その3。狡猾で無理盤面を後手から解決するという離業は今でもアトラの専売特許。
こちらも他の新規との採用枠争奪戦が激しいが、最終盤面にいると間違いなく制圧力上がる1枚。
ティオ
蟲惑魔の中盤のリソース維持能力を支える頼れる子。
プティカやキノの登場で初動でも最低限、展開可能になった。
ただ、新規の登場で採用数の見直し要検討
フレシア
蟲惑魔の圧倒的先行制圧力を支えるエース。
今までパラレルエクシードやブリガンダインが採用されてきたのはこの子の強さ故。新規の登場により蟲惑魔のみ展開でも先行1ターン目から出るようになった。
これからも蟲惑魔たちを支えてくれます。
ランカ
トリオンと並び採用されやすい蟲惑魔。
ジーナの登場で一気に評価が上がったのは記憶に新しいが、今回の新規追加では待望のコストの要らないss可能モンスター"キノ"が登場。
セラ棒立ちで終わらない完全1枚初動となりました。
セラ
蟲惑魔に革命を起こした最強のエンジン。新規が登場後も全ての展開の軸となる。これからも看板モンスターとして大活躍間違いなし。
アロメルス
フレシアと異なり横展開もできる蟲惑魔。昆虫族なのでビートルーパーの登場で展開の幅が広がった。
新規で展開力がさらに上がったおかげで未来竜王やアポロウーサが出せるようになった。
リセ
わかりやすく1枚が2枚になる子。
今まで1T目はサンアバロンなどでぶん回った時しか見ることがなかったが今回墓地に罠を溜めながら展開する相性抜群のホールティアが登場。
活躍が見込まれる1枚。
ジーナ
召喚権を必要とせず自力で場に出てこれる初の蟲惑魔。登場時は蟲惑魔に展開力が?と界隈に衝撃を与えた。
ホールティアが待望の墓地効果持ちのホール罠なので動きやすくなったが、同じく展開効果持ちのキノの登場。採用枠争いが激しくなっている。
クラリア
蟲惑魔の動きを支える待望のリンク2。
他の蟲惑魔やホール罠の強みを活かせる効果で蟲惑魔デッキを支えている。
今回展開力が大幅に上がったので登場の機会はさらに増えました。
新規枠
シトリス
今回の看板。セラに続く展開の中でデッキに触れるEX枠。メイン新規によって増えた展開力をさらに伸ばしてくれる1枚。
①、③の効果も蟲惑魔のフレーバーを大事にされた良い効果です。
アティプス
待望のフィニッシャー。
外部パーツに頼らず盤面捲り、打点を出せるようになった。
パンプ効果で自身+アロメルスで6000。墓穴1発でちょうど8000削り切れます。これが、デザイナーズコンボ‼️
キノ
展開補助+罠を守る。欲しかったもの全て詰め込まれたカード。
このカードのおかげでランカは1枚初動になった。シトリスでサーチしてそのままssし、展開につなぐ動きがきれい。
地味にフリチェだから相手ターンでも出せる。効果が欲張りてんこ盛り。
プティカ
展開強化+妨害強化。
後述の園をサーチして展開を支えるカード。
②のss時の除外効果は蟲惑魔がずっと欲しかった破壊以外の汎用除去。相手の蘇生条件を満たさないカードを除外すると一生返って来れなくなるワザップ持ち。
蟲惑の園
召喚権追加!このカードのおかげで今まで弱かった蟲惑魔引き被りの初動が上振れになった。戦闘破壊耐性も地味だけど嬉しい。
プティカからサーチ可能で引き被りはイマイチなので少なめの採用でも良さそう。
すりみは③効果が一番お気に入り。悪用して展開を伸ばそう!
ホールティア
最後の最後に判明した激ヤバソリティア札
実質ブリガンダインのように扱えるから展開に大きく貢献する。なによりセラやトリオンからサーチ可能なのが半端ない。
しかも墓地効果まである。至れり尽くせり。
ただし、コストは重い。うまく回収したり墓地効果で活かせると良き。
蟲惑の誘い
専用ドロソ!
ただし、2枚減らして2枚引くなので手札は増えない。
闇の誘惑と違って引く前に捨てるカード選ばないといけないのが難しい。
特定のカードが欲しいだけなら金券の方が偉い。
墓地効果を活かしたいが、サーチ不可なので欲しい時に握れる保証はなし。
それでも、今までよくあった罠ばっかりor蟲惑魔ばっかりの事故を解消しつつ有効札を探しに行けるので悪くはない。
展開例
色々なパターンの初動展開があるので整理して紹介。
ルートを全部書き出すと大変なことになる。
あとでおすすめの展開をピックアップして動画化します↓
【遊戯王】#17 『蟲惑魔の森』解説 展開10パターン+レシピ
https://youtu.be/M4BvmEHEnl4
蟲惑魔関連の情報動画化しますね・・・
— すりみ🐠 (@TCG_SRMY) December 5, 2022
とりあえずランカ絡みの初動が・・・
905文字!!!!wwww pic.twitter.com/MakknemE3d
条件緩くて強い初動展開リスト
これだけ頭に入れればとりあえず初動は安心って感じの初動と展開結果をピックアップしました。
より詳細な展開パターンは次の項目の表を見てください。

2枚初動全パターン分析表
基本すべて2枚初動なのでこんな感じで表にまとめています。

表からわかること
・トリオンランカ→3積み安定
・キノプティカブリガン→弱い場合もある
・罠→展開札にはならない(主妨害手段なので抜いてはいけない)
組み合わせごとの最終盤面の強さに点数をつけてそれぞれのカードを評価しました。
※この評価が100%正しいわけではありません
・単体性能や、3枚以上の組み合わせ、中盤以降の性能など考慮してない部分も多い
・構築の採用枚数によって特定の組み合わせが揃いづらいこともある
2枚からすんなりと出るクラリア+キノ+フレシア+任意の罠ですが、相手にすると結構絶望的です↓
積極的に狙っていきましょう‼️
2枚初動でクラリア+キノ+フレシア+任意の罠
— すりみ🐠 (@TCG_SRMY) December 5, 2022
割と絶望盤面で笑った。
・キノ退かさないと魔法罠割れない
・キノはフレシアいるから対象取れず戦闘効果で破壊されない。
・魔法罠割られなければクラリアで狡猾など毎ターン使用可能。
特定の捲り札を2枚以上要求してくるっていう奴
レシピ
暫定です。
新規をなるべく活躍させることを意識してます。
使用感を見て取捨選択をし、空いた枠に汎用罠、汎用カードを採用するつもりです。

10回お試しドローの結果
80%展開可能!残り20%もセラ+妨害は成立。
クソ安定します!
※この時の構築と今回の構築は枚数配分などが少し異なります
蟲惑魔10回お試しドローした‼️
— すりみ🐠 (@TCG_SRMY) December 4, 2022
展開不可は2回のみ
(それでもセラ+誘発or落とし穴複数)
プティカとキノが蟲惑魔と重ね引きしても大丈夫であることがデカいと思いました。
誘いは事故防止だけでなく、不要なカードを誘発や罠に変換できたら美味いから使用感良かったです。#遊戯王ニューロン pic.twitter.com/55ImItfOyI
22/12/17 追記
タカアシガニ先生からご意見いただき修正しました。プティカ3の方が展開通った際の期待値が高いという話です。
詳細は煩雑ですがリプ欄にございます。興味深い内容なので是非目を通してみてください
結論に寄せて構築変えてみました。
— すりみ🐠 (@TCG_SRMY) December 9, 2022
取捨選択できず42になっています。
キノか何かしらの罠1枚を入れ替えてジーナ入れ替えるか要検討ですが。 pic.twitter.com/LPrl8dDv0b
新規蟲惑魔への激辛評価※閲覧注意
ここまでは蟲惑魔新規をプッシュする立場での紹介をしました。
しかし、すりみの初期評価はクッソ辛口でした。
下記ツイートへのリンク参照。
考察を重ねるうちに、プティカはブリガンダイン以上に強い盤面が2枚初動で出るし、1枚でも最低限セラになる。のような気づきを得て評価を見直して来て、今に至ります。
しかし、最小限のギミックパーツにとどめて、パンクラ、アルファ、フェンリルなど汎用モンスターとスモワでランカの1枚初動の再現性を上げつつ対応力幅を上げたり。
ラビュリンスギミックで強い罠にアクセスできることを活かし、穴罠の代わりに汎用罠を増やしたり。
いろいろな構築論があって良いと思います。
参考までにのせておきます。
今日聞いたいろんな話を加味して、新規を再評価。
— すりみ🐠 (@TCG_SRMY) December 3, 2022
すりみはドロー下手くそで、手札要求値の高い展開に信頼を置いてないから渋めな評価になってます。
手札誘発や汎用札のスロットを減らして蟲惑魔カードを増やせば再現性あがります。
ただ、そうすると、後攻やGで止まった後の人権が・・・ pic.twitter.com/bCgH895U6C
以上、が12/6 時点でのすりみ結論です。
最後まで読んでくれてありがとうございます。
今回、圧倒的に2枚初動が増えましたが、2枚初動は、1枚が相手の妨害で止まると全てが止まることが多いです。
今までセラ+ガン伏せだけで十分だった蟲惑魔には、まだまだ未開拓な展開、デッキ構築は多いと感じます。
これからも研究を重ねて行くので、読んでくれた方と意見交換し更に発展させられたら嬉しいです。