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POOLOコミュマネの9ヵ月:参加者視点とはまた違うコミュニティからの学び

今回はあるコミュニティでの活動についてお話ししたいと思います。

株式会社TABIPPOが主催するニューノーマルトラベラーの学校POOLO。
2020年8月から参加者として1年活動し、2022年1月からは9カ月コミュマネとして関わらせて頂いていました。

POOLOのコミュマネとしての活動を振り返りながら、活動の中で考えたことや実践からの学びを書いていこうと思います。

1.POOLOのコミュマネ

私はPOOLO3期のコミュマネを今年2022年の1月から9月末まで担当していました。POOLOは2期で参加者としてお世話になったコミュニティです。

POOLO3期の活動の中で、コミュマネの大きな役割は、講義のアシストとチーム活動のサポート。
外部から講師の方を呼んで行われる講義は、今は全てオンライン形式。オンラインだからこそチャットを活用して参加者と共に感想を言い合ったりして講義を盛り上げます!(盛り上げます…といいつつ、瞬時に言葉を紡ぐのが苦手な私は、実はすごくドキドキしながらチャット挙げていました。笑)
その他、講師の方に関する情報をチャットに流したり、(これも瞬発力がなく難しかった。)参加者が講義を受ける助けになれるようアシストの役割を担います。

POOLOでは講義を受けるだけでなく、3-4名のチームに分かれて行うチーム活動があります。POOLO3期の活動期間は4つのターム[1ターム:1月、2ターム:2-3月、3ターム:4-6月、4ターム:7-9月]に分けられており、ターム毎にチームが変わり、与えられたテーマに対して共に思考し、タームによっては実行まで移します。
コミュマネは基本的に1チームに1名が所属し、活動のサポートを行います。次の章でも書いていきますが、チームへの関わり方は自分の中で模索し続けたことの一つです。

2.各タームごとに実践したこと

POOLOには参加者として、1年間関わってきました。その当時のコミュマネ(先輩たち)の動き、参加者(私自身)の動き、そしてコミュマネについての学びを自分なりに解釈しながら、関わり方を模索しました。

コミュマネとして関わるにあたり、特に意識していたことは以下3つ。
①心理的安全性のある空間
②チーム活動が納得のいくものとなるように
③メンバーの意見、議論や実践を大切にする


上手くいかなかったなということも多々ありますが、そこも踏まえて振り返りをしてみます。

第1ターム(1月)

まずは会話して緊張をほぐせる存在に
ほとんどの参加者が初対面だからこそ、担当しているチームから心理的に安心安全を感じられる空間づくりを意識し、参加者との1on1を始めてみました。POOLO3期はオンラインのコミュニティだからこそ、1on1でじっくりと話すことで、お互いの理解が深まり、話しやすくなるなぁと感じています。

じっくりと息切れしないように。たまにはオフラインも
POOLO2期で参加者として活動していた頃は、最初に頑張って活動するタイプでしたが、コミュマネとして息切れしちゃ駄目だと思い、自分のペースでチーム活動中心に関わりを始めました。
オンラインのコミュニティといえど、オフラインで会うことでまた違う印象を受けることもあります。みんなのことをもっと知りたいからオフラインのイベントにも顔をだしていました。

第2ターム(2-3月)

チームに沿った関わり方を模索する
第2タームでは、チームで共創する活動が本格化したことから、担当チームの中でも進め方に違いがでてきます。そこで、チームへの関わり方を第1タームとは変えてみました。第1タームは全てのチームに均等になるようにミーティングに参加していましたが、第2タームでは、進捗やコミュニケーションの内容によって、ミーティング参加の頻度を変えてみました。

自分ができる役割は何だろう
関わり方をチームによって変えてはみたものの、じゃあコミュマネとして何ができるのか、悩みました。それぞれの意見や関わり方は尊重したい。じゃあ共創して活動を進めるためはどうすればよいか。
チーム課題の解決に役立てて貰えればと思い、担当チーム同士での進捗共有会を企画したりもしました。

第3ターム(4-6月)

反省と学びをたくさん得たターム
担当チームへの関わり方を一番悩んだタームです。第2タームと同様に、チームによって関わる頻度を変えてみましたが、進捗が大丈夫と思っていたチームがちゃんとみきれていなかったりと反省点もいくつかあります。チームでは関わり方を事前に明確にした方がよい、と後に助言を貰い第4タームでは実践してみました。

コミュニティとしての盛り上がりとそこからの学び
チーム活動だけでなく、コミュニティ全体からの学びもありました。異なる個性を持つメンバーが集まった環境だからこそ生まれた企画がたくさんあり、それを後押しする環境があることが本当に素敵。

第4ターム(7-9月)

他のコミュマネから貰ったアドバイスを元に
コミュマネ同士の定期定例で貰ったアドバイスを元に、担当チームの初回ミーティングで関わり方についてメンバーに話してみました。そのアクションを取ったことでかなり自分の気持ちが楽になったなと感じてます。

自分らしい関わり方がようやく見えてくる
このタームでは、チーム内での関係性構築を大事にしたいと思い、チーム活動初期は頻繁に顔をだし、それぞれのチーム活動が進みだすとその様子を定期的に見守りながらも参加頻度を少し下げてみました。チーム内で話が進まなくなった時は、一緒に解決の糸口を見つけるという気持ちで取り組んでみることにしました。

卒業に向けたラストスパート
それぞれの企画が形になるのを見守るのがこんなに楽しんことなんだ。そう気づけたのはコミュマネとしてみんなの近くで活動の変化を見れたから。共創することで生まれた企画もきっとたくさんあったと思います。誰かと共に何かを生み出す力強さと頼もしさを改めて感じられました。

3.もう一度POOLO3期のコミュマネとして関わるなら

コミュマネとして、力不足だった。。と思うところ多々あります。もう一度POOLO3期にコミュマネとして関わるなら、ここらへんしゃんとしたい。このやり方継続したい。そんな学びを記録として残してます!

チーム活動に関すること

  • 時間をかけても、しっかりとお互いを知ることが大切。そんな流れを最初につくる。特にメンバーがまだはじめましての段階である初期こそ必要。

  • 見えているようでチームは見えていない。オンラインだからこそしっかりコミュニケ―ションを自ら取っていく意識を持つ。

  • コミュマネの役割が分からない。悩んだ結果、最後のタームでは、一緒に回答を探すお手伝いをするという意識に切り替えた。

コミュニティ全体に関する事

  • コミュニティメンバーとの関わりを、思いっきり楽しむ。変に気を使いすぎる性格のためコミュマネというのを意識しすぎたなぁと反省。

  • オンラインならではのコミュニケーションをもっと大事にする。例えば、コメントや反応など慣れてくれば疎かになるけど大切なこと。

  • 様々な関わり方のメンバーがいるからこそ、それぞれにとって心地よい関わり方ができるようメンバーのことを知り・理解することを続ける。

4.終わりに-POOLO3期での日々-

POOLO2期は12ヵ月。POOLO3期は9ヵ月ということもあり、短いかなと思っていましたが、すごく凝縮された活動があり、様々なところでメンバー同士の関わりが生まれた9ヵ月だったと思います。
参加者でいた頃は、動かないなら自分が動かせばいい。そう思って活動していました。ただコミュマネとしては、みんなが動きやすい空間づくりのサポートをしたい。
この9ヵ月間、想いとは反して、実際に私がサポートできた部分は微量で、メンバーの行動や考えに、逆に新たな視点やアイデアを貰う日々でした。
POOLOは3期目(今はもう4期目)で、ある程度つくられた土壌があるからこそ、活動しやすいコミュニティであり、たくさんのサポートの上で活動ができたことは本当に感謝です。運営のみっちーさん、しゅかさん、コミュマネのひらしんさん、まさきけん、いとちん、はやと。そしてPOOLO3期のみんな、本当にありがとう。

今のわたしは、まだどこを目指すか決まっていないけど、やりたいことは明確になっている状態。きっとそこにコミュマネとして学んだことが必要になると思うから、この9ヵ月の日々は大切に記録し、今後に生かしていきたいなと思う。

POOLO3期に関われて本当によかった。

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