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採用実績のない地方高校からの応募

◯◯さん、香川県の高校からお電話です!

出てみると「この時期で恐縮ですが…」と上京しての就職を希望している生徒さんがいるとのこと。
人員確保に苦戦している当社としてはもちろんウェルカムですが、首都圏にのみ事業所を構える当社に対してなぜいきなり香川県から応募があったのかは気になるところ。たしかに求人票を郵送している学校ではあるが、地方の高校から応募が来るのは採用実績があったり求人挨拶のため訪問をしたことがある学校の場合で、求人票を郵送したのみで応募が来るというケースは初めてなので驚いた。大企業、有名企業なら普通にあるのだろうが。

求人票を郵送してくるだけの中小企業など、山ほど求人票が送られて来る学校からすれば眼中にないはずだが、この学校はちゃんと開封してくれて生徒さんの目に入るようにして頂いたということ。大変ありがたい。全く実績のない学校に対しても送ってみるものだなと感じた。

実際に職場見学に来てくれた際に本人に聞けた理由としては…
・上京を希望していた
・当社が属する業種に興味があった
・4社ほどにしぼった中で当社の以下の点が魅力だった
・勤務地が首都圏のみで転勤がない
・社員寮があり、家賃が安い、家電完備。
・休日日数も十分にある
だったことが決め手になったそう。

なぜ年が明けたこの時期の応募になったのか
当初から上京の意思があったものの親御さんから地元に残って欲しいと説得されていた。その折り合いがつくのに時間がかかったとのこと。
地元に残ってほしいという親御さんの意向が強いのは地方の高校に挨拶に行くと必ず出る話。さらにここ数年は生徒さん本人の地元志向も強いと言われることがほとんどだが、今回のように上京希望のケースも可能性としてはゼロではないので地方高校への訪問も継続的に実施すべきと改めて感じました。

これまで四国方面には求人挨拶訪問を実施していなかったが、職場見学・選考への応募というこれ以上のきっかけはないわけで、これを無駄にしてはいけない。今年訪問しないわけにはいかない。
今回の応募を手薄だった中国・四国地方開拓の足がかりとしたいです。


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