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小説 「刑罰0号」西條奈加
作品 : 「刑罰0号」
作者 : 西條奈加
評価 : ★★⭐︎⭐︎⭐︎
感想 :
死刑が執行されているのは 世界的に見ても日本は珍しく 議論さえ長年棚上げされている
確かに諸外国で死刑は
北◯◯やジハードの様な意味合いを除いて
国が死を施行する(終身刑は除く)のは
珍しいことを改めて実感。
作品としては、
西條さん初めての作品ともあり
人物像の描写がとても親しみ深く
他のジャンル(街で起こる小さな事件や
ファミリー系)であれば、どハマりする予感
ゼロ刑罰への文構成は
ジェノサイド(高野和明さん)と比べると
ぶっ飛び感が少なく不完全燃焼
もう少し伏線を入れつつ 最後のどんでん返しがあれば面白かったです。