尖った機材のほうが楽しいよね
趣味で、ということならば。
何かに特化したもののほうが断然面白い。
万人受けするようなカメラは安心だけれど、楽しみという面で見ると物足りないのだ。
ジャジャ馬をねじ伏せるか、返り討ちにあうか。そんな楽しみ方がいい。
ピタッとハマるシチュエーションを探す。それもまたいい。
やたらデカいとか重いとか、軽量化にリソースとりすぎちゃったとか。
解像度を捨てでも雰囲気を取りに行ったレンズなんかもう最高。
様々な縛りの中で、苦渋の決断だったのかもしれないけれど、そういったモノにロマンを感じずにいられなのだ。
PENTAXからAPS-C一眼レフのモノクロ専用機が出るという。予約が多すぎて2度目の受注ストップ中だというが、欲しくなる気持ちはよくわかる。
尖ったモノ好きが世の中にはたくさんいるのだと思うとそれだけで楽しい気持ちになるってもんですよ。
メーカーさんには頑張って欲しい。
NikonやOM(旧Olympus)にそういうモノ作り魂を感じて使ってるわけだけど、最近ちょっと高次元でバランスを取ろうとし過ぎてるような気もする。
いいんですよ、もっともっとヘンテコなモノも出してくれても。
ぼくはきっと買うことになるんだから。
でも、覚えていてほしい。
最初から万人受けを狙ったような商品はつまらない。
「制約の中で精一杯やった結果こうなったもの」と、「安く売るために全てをそこそこに仕立てたもの」は似たような性能だったとしてもぜんぜん違うのだ。
ピーキーな大人からのお知らせでした。
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