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悩める中堅社会人へ|東大教授がゆるっと教える独学でリスキリング入門
最近、勤務先でもリスキリングの動きが出てきました。
補助金やオンデマンド講座の充実……
YouTubeでも有益な番組が増えましたよね。
私も、環境は整っているからこそ「何から手をつければいいのか」と戸惑っている中堅会社員の一人です。
管理職になりたいわけでもない、でも会社のお荷物にはなりたくない。
そんなもやもやしたタイミングで、新聞広告を目にしたので手に取りました。
本の概要
私の知りたかった内容は、頭の中30ページと、後ろ30ページくらいに濃縮されてました。
ちなみに本の中盤は、筆者の「普通とはちがう」学生生活。
シンガポールとブラジルで、独学を重ねた学生時代の
エピソードが書かれています。
独学で高難度資格目指そうとしている人などはしっかり読むのをオススメです!
リスキリングの勘違い
「多くの会社員が未知のフィールドを学ぶ=リスキリング」ではない!!
フルで仕事、帰って疲れた体で学習したり、隙間時間でちまちま勉強しても、
その道のプロとして通用するのは正直厳しい話なんです。
それを求めるなら、会社が時短勤務や、週3日勤務を認めて、学習に充てる時間を捻出するべき!
…そうなのよ!会社員の時間は自分の努力だけでは捻出しきれない。
そもそも40代以降の人は
× 一念発起して行う大掛かりなインプット
○ 日常的な振り返り
社会人を20年もやれば、それなりに知識と経験が蓄積されているはず。
それを捨て去るのは勿体無い!
まずは、今持っているスキルを棚卸しする。
そして、固定観念から自分を解放してみる。
これが、筆者のお薦めするリスキリング方法。
アンラーンunleanです。
社会人の皆さん!
リスキリングは、全く異分野にチャレンジする必要はないみたいですよ!
経済学や経営学、法学などの社会科学系を学べば間違いなしですよ!
今の仕事との関連も少なからずあるはずです。
リスキリングは斜め型
リスキリングは
縦型→ただただ今の仕事を突き詰める
横型→新しいジャンルに飛び込む
が言われがちがけど、
斜め型→今の仕事×ちょっと違うジャンルで考えを(少し)広げる
が一番効率もいい。
今の知識と、新たな知識を掛け合わせれば、ちょっとだけでも世界は開ける!
1日5分でもいいし、やらない日があってもいい。
気軽に気楽にのんびりとでいいんですね。
人生は3回生きられる?
人生100年時代と言われるようになりました。
社会人として生きる期間を3つに分けると・・・
① 20 ~ 40 歳(普通に働く)
② 40 ~ 60 歳(①を活かした発展形)
③ 60 ~ 80 歳(社会や地域への貢献)
区切ってみると、メリハリのあるリスキリングができるのではないでしょうか。
あぁもうこの年齢か・・・といった絶望感もちょっとだけ抑えられたのは、私だけじゃないはずです。
まとめ
リスキリングについてまとめられた本についてお話ししました。
新たな分野にチャレンジすることも重要ですが、今の仕事と少し違うジャンルで考えを広げる「斜め型」のリスキリングはどなたにでもおすすめです!
自分の持っているスキルを活かし、新しい知識を身につけていきましょう。
80歳までなんらかの社会貢献ができる能力を身に付けたいですね。