最近のダンさんについて思うところと今後の投資戦略について
こんにちは、Starseekerです。
久しぶりに記事を更新します。
今回の内容はダンさんの投資スタイルの変化、PostPrimeの運営による影響、IG証券のアフェリエイトによる影響を考察していきたいと思います。
ぼくは、2020年3月ごろコ○ナ禍がはじまってから現在まで全てのダンさんのYoutube動画を見ています。
そのため、「あ、このセリフやスタンスの変化はこのせいだな」と感じることが最近多くあります。
考察と共に、本や初期のダンさんが言っていたことを忘れずに(今のダンさんのスタイルに引っ張られすぎないように)するにはどう考えていけば良いかお伝えします。
一番最後には、今後ぼくのnoteで配信していく方針についてもお伝えしたいと思いますので、ぜひ最後までお付き合いください。
PostPrimeとIG証券の影響
ダンさんが創業者でPostPrimeが設立されました。
ぼくもテスト版から参加登録してみていますが、あまりつかっていません。
理由は、
①ぼくの環境だと操作が重く使いにくい
②ダンさん以外特に見たい情報がない
③ちょっとみてみたいなと思う情報はほとんど有料
です。
見知らぬ人の分析を聞いてもどういった背景の人か分からず鵜呑みにはできないので時間の無駄かなと思っています。一番は①なんですけどね(ただしiphone 14 pro+ahamoの環境なのでこれがアプリの限界なんでしょう)。
情報を見るのにはあまり使いたくはないのですが、配信側としたら、使っている人は皆投資に興味がある人なのでプラットフォームとしては良いのでしょう。いずれぼくのチャンネルも開始する可能性はあります。
みなさんもお察しと思いますが、代表取締役で上場を目指し英語と中国語での展開も考えているダンさんにっては、PostPrimeは失敗できない事業なのでしょう。
ダンさんのどんなにYoutubeのコメント欄で叩かれても、全くめげないスタンスは本当に参考になります。
PostPrimeの事業分析を軽くしてみますと、メイン画面にIG証券やGMO証券、CoinCheckなどの広告が非常に目立ちますので、そこから口座開設をする人がいるとPostPrimeにお金が入る仕組みということがわかります。
また、配信者は動画や記事に課金できるので、その課金分からPostPrimeと配信者にお金が振り分けられ収入となります。
そのため、たくさんの人に利用してもらい、たくさん課金および口座開設をしてもらうことが事業のメインとなっていることが伺われます。
PostPrimeを悪く言うつもりはありません。プラットフォームビジネスはGoogle,Facebookなどが大成功しているビジネスモデルです。
おそらく向こう数年程度はどんどん事業を拡大していけるでしょう。
(ごく最近はGAFAMでも広告収入が低下する傾向があります)
また、IG証券についてですが、証券会社としては珍しくCFDを主に取り扱う会社です。手数料は無料ですがスプレッドによって儲けを得ている会社です。
そのため、投資対象が大きく値上がりか値下がりしないと利益が残りにくい構造をしています。
アフェリエイト報酬が非常に高額ですので、一生懸命ダンさんが口座開設を誘導しています。ひとつ参考サイトをみてみます。
このサイトの説明通りだとすればダンさんが債券投資を強くお勧めする理由が理解できます。
ダンさんはIG証券の社長ともあった事があると何度も言っていますので、特別なアフェリエイト条件の契約を結んでいる可能性があります。
投資スタイルへの影響
ここからはYoutube動画でみる、ダンさんの投資スタイルの変化について書きます。
PostPrimeを設立する前はダンさんの長期の投資は全てETFによる資産構築でした。過去の動画を見ればわかりますが、かなりマニアックなETFを含む資産ポートフォリオを提示していました。
なかでもぼくが印象に残っていて、今の動画をみていて違和感があることに
①FXを所持する必要は無い
②加熱している投資対象には近づかない
③費用はできるだけ低く
④成功する人は予測しない、トレンドにのる
⑤多様化する
です。
まだまだありますが一つ一つアセスメントしてみます。
①FX(日本円以外の通貨自体)を所持しない
外貨建てのETFを持てばそのFXを持っていることと同義だからと説明していました。
日本の証券会社でこの方法をするのは手数料がかなり掛かってしまいますが、IB証券なら簡単に構築でき手数料もかなり安くすみます。また、国内証券会社のドルは実質出金できないのでいざという時困ります。
あるときダンさんはトルコリラを長期で持つといいという推奨がありました。これはスワップポイント目的で持つからという説明でしたが、FXの証券会社のアフェリエイト誘導目的であることが明らかすぎて残念な気持ちになった事があります。
以前のダンさんなら、たとえばリラ建てのETF(あるかどうか知りませんが)をお勧めしたと思います。
②加熱している投資対象には近づかない
これはどこいっちゃったんでしょうか、と言うくらい最近は加熱している相場の話しかしません。
PostPrimeからIG証券口座開設に持っていくためでしょう。
③費用はできるだけ低く
PostPrimeの費用だけでもめちゃめちゃ高いです。その分を直接費用が低いETFや投資信託を買った方が絶対に大多数の人にはプラスになるはずです。
ぼくの以前の記事でも買いていますが普通の人でも失敗しないideco,NISAを、PostPrimeの費用分でも投資した方がリターンが大きいと思います。
また、IG証券はスプレッドが高いため投資上級者かつ資産が1000万円以上ないとまともな短期投資は難しいです。
ぼくも木材のCFDで価格が一気に変動し100万円の投資をしていましたが数日でふっとんだ事があります(自己責任)。
④成功する人は予測しない、トレンドにのる
これは非常に大事な助言だとぼく自身思いメモに残してあります。
相場の底を言い当てると預言者扱いされますし、資産が増えるスピードも飛躍的に上がるので言いたくなります。
しかし、昔のようにスタンダードなチャートから読み取れる指標を用いた投資の方が、世界の投資家(機関、AI含む)では普遍的です。
ダンさんの経験とウォール街の一部で使われているというPostPrimeの投票チャートと通知システムは未完成、かつ普通の人がその結果を読み取ってお金を増やせる人がどのくらいいるのか知りたいです。
ダンさんが言っていることもコロコロ変わるので、もしこのシステムを使う場合はよほど信頼をおける場合だけにしたほうが無難です。
トレンドにのる方法というのは、MACDや出来高などに注目し上がっている時にその流れに乗る方法で非常にスタンダードかつ理論的にも証明されています。
⑤多様化する
最近の動画では広告主に配慮してか、一切ETFの話をしなくなってしまいました。
IG証券、GMOクリック証券、Forex、Coincheckなどなど短期の投資をすすめる内容が大半です。
動画で長期は資産の7割程度、短期は3割程度といつも言っていますが、最近の視聴者は長期投資をどうやってやったら良いか全く分からないでしょう。
もしかして上記のような証券会社で長期投資もしちゃってる人もいるのでしょうか。。
これらによってダンさんの投資アイディアは過去と比べて非常に歪められてしまっていると考察できます。
今後のぼくのスタイル
ダンさんは相変わらず大好きですし、ぼくの知らない事をたくさん教えてくれました。
最近はぼくの知識も少しは追いついてきているので、言っていることもほとんど理解できるようになっています。
今まで書いてきたような背景は少なからずあると思いますので、広告主やPostPrimeの営業をして忖度(そんたく)している部分を抜いてダンさんが本当に言いたいことはどんなことか、もし長期のETFだったらどんなものが良いかということを、初期からのダンさんファンであるぼくが記事にしていこうと思っています。
ぼくの考え違いや間違いもあると思いますので、ぜひ暖かく見守りやコメントをいただけると嬉しいです。
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