目標と幸せを混同するな

自分が幸せになれる方法を考える

こんにちは、ナザレです。

突然ですが、幸せって何なのでしょうね。
皆さんは、何をしている時が一番幸せだと感じますか?

寝ているとき、食事しているとき、家族といるとき、友人といるとき。
誰かと一緒にいるときやリラックスしているときというのは、幸せを感じやすいと思います。

他には、札束のプールで泳いでいるとき、とか。
異性に囲まれているとき、とか。
こういう特別な体験をしているときに幸せを感じる人もいるでしょう。

ただ、1つ言えるのは、何を幸せだと感じるかは人それぞれということです。

しかし、自分にとって何が幸せか、何が心地よいのかを、すぐに言えない人もいます。
最近、自分にとって何が幸せかということを知らずに生きている人が、けっこう多くいるのではないかと思っています。

現代は、昔と違って、社会が豊かになりました。
コンビニもある、マックもある、松屋もあるしCoCo壱もある。
イオンもあれば、イトーヨカドーもある。
アマゾンもあれば、楽天もある。
そう、何でもあるのです。

この、何でもある社会、物質的に満たされている社会だと、自分が何を求めているのかが見えづらくなってきます。
そして、何となく幸せなのかな・・・?という感覚に陥ることになります。

では、何となく幸せではいけないのでしょうか。
物質的な豊かさも、確かに幸せと言えます。何となく幸せな感じがする。
実際に生きるのに困らないわけだし、良いことではあります。
しかし、現代人は物質的に幸せであっても、「なんか物足りない、満たされない」という風に感じ始めています。

近くにコンビニがあっても、松屋があっても、あんまり嬉しくない。
物質的幸せは、そこにあり続けると当たり前となってしまい、幸福感が薄れていくのです。

幸せの基準が外にあると、今は幸せでも、いずれ幸せでなくなります。

コンビニが出てきた頃は、
「うちの近くにもコンビニができた!やった!」と小躍りしたものですが、
今やフツーって感じです。

嬉しくも何ともない。
っていうか、コンビニ高いし。
スーパーの方が安いから、そっちの方がいい。
とか、言い始めたりしますからね。

なので、幸せを外に求めるのは、不幸せになる可能性があります。
じゃあ、どうすれば良いのでしょうか。

それは、幸せの基準を外ではなく、内側に求めていくのです。

つまり、幸せはどこか別のところにあるのではなく、自分の中にあるというわけです。

「生きてるだけで、人生、丸儲け!」なんて言ってる人もいますが、
これも同じような考え方ですね。

ただ、生きてるだけで幸せと感じるのは、どこかの聖人くらいでしょう。
さすが、一般人には無理かと思います。

でも、例えば、「家族と毎日語らい、食卓を囲めるだけで、私は十分嬉しい」ということは大いにあるでしょう。
「仕事があって、同僚と楽しく過ごすことができている」というのも、幸せなことではありませんか?

自分の内側、もしくは身近なところに幸せを感じられると、人生もラクに生きられるんじゃないかと考えます。

多くの人が、目標と幸せを混同しているように感じます。

目標は、「俺は海賊王になる!」とか、そういうものですよね。
では、海賊王になれてない自分は幸せではないのかというと、そんなことはないですよね。
もちろん、海賊王になったら幸せでしょう。
でも、海賊王でなくても、十分幸せを感じることはできる。
仲間との語らい、冒険のワクワク感、この先何が起こるのか予測不能なドキドキ感など、自分の内側に幸せはあるのです。

幸せは、誰かが決めてくれるわけではありません。
幸せかどうかは、自分の心が決めます。

ぜひ、皆さんも、自分が幸せになる方法をじっくり考えてみてください。

案外、すでにもう幸せなのかもしれませんよ?


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