私は私を野放しにしておかない方がいい(訳:フリーランス向いてなかった)
アメリカ以外にもいろいろな国への転勤の可能性がある旦那。
この生活が始まった当初は、旦那の仕事に帯同しつつ世界のどこでも働けるようなかっこいい女になりたい!と意気込んでいた。
プログラミング、ライター、業務委託いろいろなことに手を出した。
その結果、得られた知見は私にフリーランスは向いていないという事実。
さらにいうなら、リモートワークも向いていなかった。
私の場合はフリーランスで働こうとなるとリモートでの仕事に限定されてしまうため、現段階では「リモートでのフリーランスが向いていない」と言うのが正しいかもしれない。
今流行りの「どこでも働ける!理想の暮らし」に完全に逆行していて悲しいけれど、これも試してみたからこそ分かったこと。
チャレンジしていなかったら、いつまでも憧れ続けていたはずだから、試すことができたのは大きな財産だなと思っている。
むしろ、この気づきがあったからこそ、今専業主婦を受け入れて楽しく暮らそうと全振りできているのも大きい。
以下、リモートでのフリーランスに向いていない理由8選です。
所属感がほしい
どこかに所属しているということは、やっぱり自分を安心させる。
安定が欲しい、というのと同義かもしれない。
同僚や上司の存在
所属感にも似ているかもしれませんが、働く上で、仲間の存在はとても大切。
何かをやり遂げた時の達成感は誰かと分かち合えられれば2倍3倍になる。
なんだかなぁと不満を抱いていた場合、同僚と話したら気が紛れることもある。もうちょっと頑張るかぁという気にもなる。
私は仕事とプライベートは分けたいタイプなので、同僚のことを「友達」とは思っていなかったけれど、仕事をする上で他者の存在は意外と大切だったんだなぁと気付かされた。
余談ですが、AIがいろいろな仕事にとって変わっている中、管理職の役割はいかに部下のモチベーションを上げられるか、なのではないかと思っています。
怖い
小心者なので、自分が全責任を負う覚悟がないという、なんとも恥ずかしい現状。
知識も十分でない分、なにかあって訴えられたらどうしようとかって怖くなる。
義務感がないと働けない
基本的に面倒くさがりなので自分との約束が守れない。つまり、強制されないとさぼってしまう。案件を取りに行かなくなってしまう。
これは、フリーランスにとって絶望的。
一方、責任感は強い。というか、他人に失望されたくないので約束はきちんと守るし他者が関わることであればやり遂げる。
そういう意味でも私はどこかに所属しておいた方が自分を律せられるのだなぁと。私は私を野放しにしておかない方がいい。
仕事内容に興味が持てない
これは純粋に私の仕事の選び方が悪かっただけなのですが、、、
なんだかフリーランスを目指して調べている時には「ん、これって、本当に必要?」と思ってしまうような、ちまちました仕事にたくさん直面して。
今までが医療職という目に見えて人から必要とされる仕事であったこともあり、つらつらと誰が読むのか分からない記事を書いていると虚しくなってしまった。
もちろんそこにお金が生じるということは誰かの役に立っているのだろうと思うけれど、どうせ働くのならもっと確実に自信を持ってやりがいがあると思える仕事をしたいと思ってしまう。
リモートでのフリーランスでできる仕事において、一生の仕事にしていくほどの興味や熱量を見出せるものは私にはなかった。
結果が出るまでに時間がかかる
当たり前だがいきなりフリーランスとして生計を立てるのは難しい。コツコツ積み上げていって、ようやく収入化できたりするものだろう。
3日坊主の私。残念ながらだいぶ大きな課題。
不安定
いつ仕事がなくなるか分からない。
会社という顔を通さずに自分として勝負しないといけないので、うまくいかないと、なんだか自分がダメになったように感じられてしまう、こともあった。
自分がやらなくてもいいのでは
旦那のおかげで金銭的には困っていないというのが大きいですが(大感謝)、自分がわざわざこの仕事をやる必要はないなという思いも大きかった。
その仕事に対して何か資格を持っているわけでもない、どこかに雇われているわけでもない、となるとこの仕事をもし私がやらなかったとして、他にもやれる人がたくさんいるわけです。
それを乗り越えるだけのモチベーションが持てなかったことも大きいかなと。
たぶん、自由でスマートな働き方への熱量が大きい人はこういった課題を乗り越えてフリーランスへの適応を目指すのだろう。
というか、こうした葛藤すら抱かないのかもしれない。
そう考えると、私にはまだまだ泥臭く人と関わりながら働く方が性に合っているみたい。
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