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実績紹介:もうけびとに聞く金儲けの秘訣「学校の黒板が劇的に変化している!老舗メーカーが開発したバカ売れ“チョークと映像の融合”とは」(日刊ゲンダイ 2025/01/12 )

老舗黒板メーカー・サカワの4代目社長、坂和寿忠氏が開発した黒板専用プロジェクター「ワイード」は、伝統とデジタルの融合を実現した画期的な製品です。通常の黒板の使いやすさを保ちながら、デジタルコンテンツを投影できる特徴を持ち、発売から8年で全国約1万台の導入実績を達成。売上高も5.3億円から18.6億円へと急成長を遂げました。

インタビューで特に深掘りしたのは、既存の黒板の価値を再発見した温故知新の発想の部分です。坂和氏は、教員からの「黒板は使いやすいが、毎回すべて書くのは大変」という声に着目。電子黒板のような全面的なデジタル化ではなく、従来の黒板の直感的な操作性を残しながら、プロジェクターによる投影機能を組み合わせるという方法を選択しましたが、なぜ他の社員にはできなくて、坂和さんができたのか?

東京駅でのプロジェクションマッピングからヒントを得たという着想プロセスも興味深く、古いものに新しい価値を付加する手法を黒板に応用しました。「単なる板面から、デジタルとアナログの融合を可能にするインターフェースへ」という発想の転換により、100年以上の歴史を持つ黒板に新たな可能性を見出すことに成功しています。

新しくすればいいというわけではない。今も残っているということはそれなりに理由がある。そこに着眼したのが成功の秘訣だったのではと思います。ぜひお読みください。

担当ライター:いからしひろき
クライアント:日刊現代

記事リンク
https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/money/365813

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