アメリカでも髪を切る。まだアメリカサロンに行く勇気はない。
SOHO NYCと言う日系ヘアサロンの話
先週日本からの友人に会う。久々である。
開口一番
「髪型も変だし色々雑に変にアメリカナイズドされてるなあ」
と言われたのはまだ記憶に新しい。
先週の話だからである。
だが此方だって言わせて貰えば、ニューヨークで君の髪型全然流行ってないよ!である。負け惜しみである。
さてアメリカのヘアサロンの前評判はあまり良くなく、更に此方に長い間住んで居る友人も
「絶対日系サロン」
と口を揃えて言う。
以前行ったヘアサロンin 日系NY つまり
オーブNYは、技術は伴わないが口のみ達者なニイちゃんが「やっぱ今はメッシュっしょ」
と言いながら、白髪満載と思える髪型にされた後、涙を堪えながら自分で髪を染め直したものだ。
では、と選んだSOHONY。
中に入ると下北沢の商店街の端にありがちな
「ヘアサロンマキ」と似た匂いのする格好のスタイリストが数人。
荻窪などの商店街にある「ファッションの店」と言うダイレクト過ぎる看板のあるおばちゃん花柄服。まさにそれを来こなしてやがる。ここは東村山じゃない。NYマンハッタンである。
それ。それ。
以前のサロンは代官山。
スタイリストは皆エッジが効いており、デブは居てもオシャレじゃないなんて死罪。みたいな尖り方。
比べると、昭和の匂いそしてシャッター商店街の匂いがする格好である。
マジか。と思い半絶望の気持ちで席に座ると
どこに隠れて居たか全盛期の優香みたいな女子が出て来たのである。
全盛期の優香。言い得て妙なのは彼女のボスは志村けんみたいなおじいちゃんである。
その時の私、
右側の髪と前髪だけを斬新に自分で切りました。後頭部に白髪を添えての酷い頭である。
優香は何も言わずに全てを染め切り、最後にニコとしてくれる。
いい感じじゃない?
決してエッジは利いていないが。
次回はブルックリンのサロンに行き思い切ってカットしよう。
失敗したらまた優香に直して貰えばいいのである。
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