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中小企業診断士|試験概要|科目合格について

「試験概要」

この資格は国家資格です。証券アナリストとは違い受験条件は特にありません。

ただ、いまどきwebでの申込ができずとても不便でした。申込書は切手を同封して郵送してもらうか、取りに行かないといけません。私はてっきり締切前日でもwebで申込めると思っていたので、危うく受験できないところでした。公式入手方法のリンクです。確認して気をつけてください。試験代は13,000円で何科目受けても同額です。
1次試験は年1回8月
★経済学・経済政策
★財務・会計
企業経営理論
運営管理( オペレーション・マネジメント )
★経営法務
★経営情報システム
中小企業経営・中小企業政策
の7科目で、科目合格が可能です。

★は平成29年度に私が受験した4科目です。

「科目合格について」

分かりにくいのは科目合格制度です。

例えば、今年7科目受験し3科目が60点以上で科目合格になった場合、翌年はその3科目を受けなくても良いし(=免除申請してもいいし)、受けても良いのです。免除申請せずに受験しなかった場合は0点扱いになるので注意。

3科目のうち財務に自信があり、翌年財務も含め4科目を受けたとすると、その4科目で平均60点になれば晴れて一次試験合格となります。その年財務で60点いかず、平均も60点いかなかったとしても財務の科目合格が無効になるわけではありません。さらに翌年まで科目合格は有効です。

ちなみに科目合格だけ狙いに行くのであれば、勉強していない科目は出席しなくても大丈夫です。
一次試験合格の面白いパターンを紹介します。一年目、7科目受験し3科目合格。二年目、その3科目は得点源なので再度7科目全て受験したが、それ以外の4科目が60点以上で科目合格となったのはいいが、平均では60点に達しませんでした。

二年間で全て科目合格にはなっていますが、この場合どうなるでしょうか?
正解は一次試験合格とはなりません。

とにかく一回の試験で受験した科目の平均が60点を超えないと、一次試験突破ではないのです。上記の例では三年目に7科目全てを免除申請すれば一次試験合格となります。三年目には一科目も受験する必要ありません。ただし、全科目の免除申請は必須なので気をつけてください。つまり、免除申請した科目は60点得点したものとして扱われるということです。無駄な一年間が発生するのでおかしな制度だと思いますが。

2次試験は年1回11月ですが、未受験のため詳しくは書きません。

「Squares&Co.」「スクエアズコー」「パンダ商店」

 

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