「農家民泊」の可能性に火をつける! 1
ひらめき!ワークショップ スクエアD テーマ「農家民泊」
2018年10月28日に北信州戸隠 ここのえにて『ひらめき!ワークショップ スクエアD』を開催しました。パートナーは、ここのえの水谷翔さんと水谷水希さん。北信州戸隠 ここのえは、長野県で農家民泊電子申請第1号の農家民泊です。今回のテーマは「農家民泊」。「農家民泊」の魅力にふれ、デザイン発想で可能性を引き出しながら、秘めているワクワク・ドキドキを一緒に創造し探っていきます。
今回の参加者は12名。東京大学の先生や、上場企業メーカーの秘書さん、農家民宿の経営者さん、萱葺き職人さん、特許事務所の所員さん、鍼灸士さんなど、世代も職業もバラバラなのが、このワークショップの一つの特徴です。天気が心配でしたが、とてもいい天気でした。はじめての試みにも関わらず、快諾して集まっていただけたことに感謝です。
未知のくつしたをひらめきアイデアでつくりだそう!
よくみて感じる(観察・共感)
まずは、農家民泊についてのお話からスタート。その後、学生さんの農家体験のお話し、農家民泊先進国のお話しを聞かせていただきました。イタリアは、アグリツーリズム、農家民泊の先進国で、文化のひとつになっているそうです。その後、庭、畑に出て、周辺を散策しました。土壌・種の優性・劣性・F1品種などのお話しを伺いながら、土に触れたり、においを嗅いだりして、五感に触れる体験をしました。
パートナーの水谷さん。お話しをたくさん伺いました。
エディブルフラワーの畑、トマトは、コンパニオンプランツ(互いの成長によい影響を与え共栄しあう植物)としてエディブルフラワーの近くに植えてありました。
エディブルフラワー(食用のお花)。水谷江希さんにエディブルフラワーについてお話を伺いました。
戸隠神社の中社などの葺き替えた後の古い萱。土壌に返し、肥料となります。土壌がありがたいものになりそうですね。
ふかく考える(問題定義・アイデア創出)
ここまでの事を踏まえ、農家民泊について感じた事、気づいた事をひとり一人、出来るだけ多く付箋に書いていきます。書いた付箋を、ホワイトボードにまとめました。
ここのえさんでの感じた事・気づいた事
生命に関する事…10
日常と非日常に関して…8
癒やしに関する事…8
食に関する事…7
戸隠に関する事…7
草木染め、干し柿などつくる・体験に関する事…5
歴史…5
料理教室など食の体験…4
・土壌・植物・発酵・苔などが生命と思えて、自然もそのように感じる。
・非日常を感じるが、日常にある家庭的で、懐かしく、温かい感じもある。
・日常の暮らしが理系は理系だった。(植物工場に思えてくる。)など
普段なんとも思わない風景が、お話をお聞きすると非日常に感じさせてもらえる。そんな事を思いました。
つづきは、次回。エディブルフラワーのランチについて書いていきます。
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