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今日のス スポーツの上達について
ここのところ、全日本ラグビー選手がデレビに出ていると、ついつい見てしまいます。
ラグビーのトップリーグに3年前からハマってしまい、試合を何試合かみていて、ある試合で試合終了の数分前まで両チームが、スクラムを組んで、負けそうなチーム側も、ジリジリ押されても、ただひたすらに、組み耐えている姿を、みていた時に、ラグビーにハマってしまいました。
普段の暮らしで、頑張ってね、頑張るよと、言葉を掛け合う時にも、言葉の熱量がわかりにくい時が、時々あります。
けれども、ラグビーのスクラムで、縦にも、横にも、下にも、Gがかかっている状態で、ジリジリと相手チームに押されていくのを、みていた時に、力を出し切るってこういう感覚なんだよなぁと、すんなり頭と身体に入ってきました。頑張るってこんな感じだよねって。
スポーツの上達は、ゆるい練習で、ゆるい波のように上がっていくのも、わるくないし、それも嬉しい。
でも、階段状に、ある時に、がくんと上がり、また次の機会に、がくんと上達曲線が、上がるような、高揚する感覚は、スポーツならではの嬉しさ。
私が出た体育大学では、専攻に関係なく、学生全員に、水泳合宿があり、最終日のテストで決められた基準以内のタイムとスキルか、なければ、卒業自体が出来ないという水泳合宿が必修でした。
体育大学なんだから、それは簡単でしょ?と思われるかもしれませんが、体育大学には、小学生から陸上競技一筋、バドミントンなどの、球技一筋といった種目一筋の生徒が多いのです。そんな生徒が、水泳漬けになるって、すごくコワイことなんです。
私は舞踊専攻でしたから、お気楽なものでしたが、種目一筋の生徒は、ずっとお世話になってきた先生と地域の期待を、若い時から成績と結果の責任を背負っていて、とにかくスゴくひた向きで真面目。
水泳合宿で同じ条件で、同じ量を練習したら、真面目でひたむきな人が結果を出せるように思います。
結果は、全く結果を出すことに興味がない人たちの方が楽々と目標をクリアしてしまったんです。
スポーツスキルを上げることは、考えることも必然であって、もう一方では、何も考えないことが大事なので、矛盾する両方のバランスを、調整できる能力を、育てていくことのように思います。