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今日のス 素敵な塗り絵
この夏は、暑くて、道を歩く時も、立ち止まるには暑すぎました。そのような夏の始まりに、仕事先の一つの銀座で、なんとなく、立ち止まって看板を見ました。
『父娘展』と書いてあった看板。父と娘の組み合わせが、胸に響いて、ギャラリーに入っていきました。
ギャラリーだらけの銀座なので、どこかしらには、ギャラリーの案内は出ていますが、『父娘』の文字の組み合わせに、すごく惹かれました。
そのギャラリーが入っているビルは、謎のビルで、中には、天ぷら屋さんの看板があるのですが、秘密の店?でどこにあるかわからない。会社があるはずなのに、どの階?かな、という具合でして、秘密めいたビルの中にありました。
ギャラリーの名前は、柴田悦子画廊。
『父娘展』の娘さんは、田代知子さん。絵本の挿絵、塗り絵ブックの原画、絵画
『父と娘』の父は、田代三善さん98歳。絵本や本の挿絵などの版画作家、挿絵画家としての絵では、龍の子太郎の絵と言うとわかるかもしれません。
2人併せて155歳という、父と娘の充実した展覧会になっていました。
塗り絵は、本屋さんで見るたびに、ずっと好きだったロマンティックなシリーズで、その作家さんが田代知子さんだと、認識していなかったのですが、これっ!これ、これ私が好きな塗り絵!しかも作家さんが目の前にいらっしゃる!と興奮していまいました。
お父様の非売品の作品の作品集をみていると、お父さんが作品をつくる背中を、娘さんに、みせてきたことが、そこはかとなく伝わってきます。
画風も、画材も、何もかも違うけれど、何かが繋がっていく、作品だけでなく、時間、感覚、色々つながるものを、側から感じる瞬間は、足元からどーんときます。このときに、田代知子さんにサインをしていただいた塗り絵ブックは、時間差で姪っ子が、姫イラストにハマって、姪っ子のお手本テキストになりました。
こちらは、こちらで、つながりましたね。