【鍼灸×アドラー心理学】この有事をどう生きるか
SQ-SALON 1-2「自立自走部屋」、現在はSQ-SALON STARS-Jr.に所属している杉山英照と申します。
みなさまご存知のように新型コロナウィルスにより未曾有の事態が起きております。
今日はそんな有事に対する気づきをこのSQ-salonメンバーから得ることができましたのでシェアいたします。
『人は変われる、いつからでも、誰もが幸せになれる』
『意味付けを変えれば未来は変えられる』
ー アレフレッド・アドラー
私は鍼灸師です。
鍼灸には陰陽論と呼ばれる思想があります。
その思想では物事を全て陰陽に分けて考えます。
その中でも『陰中に陽あり、陽中に陰あり』という考え方があります。
簡単にいうとマイナスに見えることでもオールマイナスではなく必ずプラス要素がある。
またその逆も然り。
この新型コロナウィルスの一件も必ずしもマイナスばかりではないと意味付けを変えればアレフレッド・アドラーが言うように未来を大きく変え、幸せに生きることができます。
周りには仲間がいる
『ちょっと雑談でもしながら久しぶりに話をしましょう〜』と集まった仲間。
このメンバーは昨年共に勉強をしたSQ-salon1-2自立自走部屋のメンバー。
各々の近況やお灸先生こと鋤柄先生のSNS運用についてお話をしました。
飲み物片手に。
このメンバーは現在勉強をしているSQ-salon.jrのメンバー。
今回はお互いの近況やこれからどうしていくかなどを話ました。
今、流行りのZoom飲み会です。
アレフレッド・アドラーはアドラー心理学で理想的な人間関係を『横の人間関係』や『人々を仲間だとみなす』ことで築くことができると説いてます。
鍼灸の業界は他を認めない、自分がやっている事が一番と言う風潮があります。
実はこのメンバーは地域も違えばやってる治療も業態も違うんです。
中には学生さんもいます。
ではなぜこういった円滑な横のつながりができるのでしょうか?
・互いに目的を持つ
・互いに尊敬しあう
・互いに信頼し合う
・互いに共感し合う
・互いに協力し合う
このような関係性が築けているからであると思います。
これは鍼灸だけではなく日常生活にも生きてくると思います。
横のつながりが築ける事ができる私たちの年代が鍼灸の業界の風潮も変わる過渡期なのではないかなとも感じました。
※決して先生生徒や先輩後輩などのつながりを否定しているわけではありません。
有事で気付いた陰中の陽
新型コロナウィルスの一件は必ずしも陰な事ばかりではないです。
そういった有事だからこそ真価が問われるわけでして、そこで見つかった陽のように輝くものは顔を合わせて話ができる”仲間”がいるという気づき。
不測の事態でうまくいかない事も多くなるのは事実です。
そんな時は身近な仲間と顔を合わせたり、話を聞いてもらうだけでも気持ちは楽になり、幸せに過ごすことができます。
有事をどう生きるか?
それは仲間と支え合い生きると言う事であると私は思います。
杉山英照(すぎやまひであき)
大学時代に2度の大きな怪我。
その時の診断結果から自分を見失い、もう普通の身体ではないと患った怪我が楯になりかけていた。
しかし、鍼灸や手技療法に出会い克服!
自分の怪我の経験を“楯”ではなく“糧”にしていこうと思い鍼灸師を志す。
現在、愛知県あま市にて『スギヤマ治療院』を開業。
かつての自分と同じように自分の症状で「なりたい自分」から遠ざかっている方の明るい光になるため、今日も鍼を持つ。
他、KNOCK OUT初代スーパーライト級王者不可思やK-1ファイターの大岩龍矢の施術にもあたる。
■スギヤマ治療院
http://www.sugiyamachiryouin.jp