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社会をファクトフルに見ることの大切さ vol.1

人々はとんでもなく世界を誤解している...いまある社会を正しく認識できなければ、社会問題を解決することも、未来を予測することも、危機に対応することもできないしょう。
ハンス・ロスリング、「ファクトフルネス」、(日経BP社、2019)

人は誰しも、自分の都合がいいように世の中を見てしまう。これは、本能にあるそうです。事実に基づかない「真実」を鵜呑みにしないこと、自分自身を批判的に見る力を養うこと、これらは、より良い社会を作りたいと思うSQ-SALONメンバーにとっても大切なことだと考えます。

その一歩として、無料公開されているパブリックデータに触れるワークをSQ-SALON stars Jr. のメンバーが取り組みました。ワークの一部とメンバーがこのワークを通して感じたこと、考えたことをお届します。

■関根香

今までも何か書くときや調べるときには、信頼性の高いデータをソースにするような情報探しはこころがけて居ました。が、公的データを自分のほしいところだけ抽出しグラフを作る。さらに自分でパーセンテージを計算し説明を簡単にする。これは初めての経験でした!最初は余計な部分まで拾ってわかりづらくなったり、比較方法(並び)を間違えたりでしたが、やったことないのをやるのは楽しかったです。

あとは自分の課題ですが、今回のワークは時間に追われた感があるのでもう少し余裕をもちたいおっちょこママでした。急いでやるには難解な作業でした。

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■杉山英照

今回データを扱い、勉強しました。僕は自分が調べたり、みんなが調べた内容を見てデータって面白いなぁと思いました。

その理由として2点。まず何となくが無くなる。例えば婚姻率。世間では晩婚化、結婚しない人が増えたと“言われている”が実際にデータを見てみるとここ10年で増加していることからそれは何となくそう言われているだけであって事実ではなかったことが分かった点。

次に、1つ1つのデータの背景には何があるのか?を考えるきっかけになる点
例えば2015年タイ日本人出国者数。2015年にはカコンと落ちているがそこからV字回復している。そこでカコンと落ちた理由とその後下降の一途を辿らずに増えてづけているのはなぜだろうか?など。

僕は文系で数字には弱めです。しかし、データは何となくを無くす材料かつその内外の環境など背景を考えるきっかけになるので着眼が増えて面白かったです。そして、公正な公的データというものが我々が知らないところで取られていることに感謝です。 

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■佐々木大地

まず、いろいろなことがデータとして取られ数値化されていることを初めて知りました。メールやネット上で様々なアンケートなどが取られているのは目に入っていましたがポイント欲しさに解答していただけで、もしかしたらこういうところでも活かされているのかなとデータやアンケートを気にかける機会となりました。

そして、ネット上では様々なデータを集めそれぞれで分析・評価を行なっているサイトが非常に多いことも今回のワークを通して学びました。集約しただけのサイトでは本当に信憑性のある情報なのかがわからない点や、サイトによって数字が異なるところもあり、正しい情報を探し出すことの難しさも感じました。

そのために自分の力で調べる能力を身につけ数字を導き出し判断することの重要さも理解することができました。もっといろいろなデータに触れてみたいと思いました。

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■近藤貴裕

データをもとに分析する前にどう調べるかで大きく変わってくるなと思いました。そこから自分が知りたい情報だけを抽出して分析する、いわゆる左脳的能力が僕は改めて低いことを実感しました。

今回のワークで学んだのは、自分が知りたい情報の要素をちゃんと洗い出せるかそれによって調べ方も変わるし、それによって分析できる幅が決まるということ。 

統計データは僕らが知らないことが本当に多いことが驚きだった。分析というのを実践で使う場合は、なんの為に分析するのか、それをした先の戦略立て、行動につながるようなものになるようにしていきたい。

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かいたひと:SQ-SALON事務局


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