RubyWorld Conference 2023 に参加してリアル参加の意味を体感した
はじめに
2023年11月9日-10日に島根県松江市で開催された、RubyWorld Conference 2023 に参加してきました。
今回が15周年ということで、記念すべき回に参加できたことを嬉しく思います。
オープニングではこれまでの15年を振り返った動画も流れ、私が知らない過去の様子も垣間見ることができて良かったです。
本編
Matz の基調講演
Matzの基調講演から始まりました。
ハイプ・サイクルの図を使った今の Ruby コミュニティについての説明はわかりやすかったです。
図でいうところの、安定したフェーズにいるということだったので、これから停滞していくのかさらに盛り上がっていくのかという分かれ目にいるということがわかりました。
盛り上がるには新しい風も必要ということで、新しい人をコミュニティに連れてきたいなと思った発表でした。
このイベントは地元松江高専の学生さんが参加されています。
Ruby Prizeの発表では、「Prizeを目指したい人?」という市長さんの呼びかけに対して手を挙げている学生さんもいらっしゃったので、これからの Ruby が楽しみだなという気持ちと、ぜひとも目指してほしいなという温かい気持ちになりました。
江森さんの基調講演
今回どうしても現地参加したかったのは、江森さんの基調講演を現地で聞きたかったからです。
お仕事に Ruby コミュニティで得たものを取り入れようとされていて、まさに今私がやりたいことだなと感じました。いろいろ苦労されながら実現されているのが、励みになりました。
テンションが下がるような言葉は「ときめかないな〜」と笑いながら乗り越えていきたいと思います。
いろんな苦労がありながらも今の姿にたどり着いたんだなということを考えたら泣いていました。
終わった後に感想を伝えたとき、思わず号泣してしまって、江森さんに心配されてしまいました。
話聞こうか〜?っておっしゃってくださったので、午後の時間を使ってどうしたら私の周りでコミュニティを広げていけるのかについて相談に乗っていただきました。
気持ちが高まったときに相談できたというのも、リアル参加できたからでした。コミュニティの優しさに感謝です。
その他
今回の参加でも、知り合いが増えたり、いろんな人に顔や名前を覚えてもらえているということが実感できました。
本編のあともいろんな会が松江で開催されていたようでした。疲れてしまってあまり参加はできなかったのですが、少ない時間で充実した時間を過ごすことができました。
松江といえばしじみが有名ですが、実はしじみあんまり好きじゃなかったんです。
でも、今回の滞在でしじみのお味噌汁やしじみ汁をいただいて、とてもおいしくてしじみが好きになりました。
来年もしじみ汁が飲みたいです!
技術の話
Kaigi on Rails 2023、RubyWorld Conference 2023 を経て、型への興味が湧いてきています。
pocke さんの発表資料を見ながら、少しずつ学習していきたいと思います。
最後に
カンファレンス、年に何回も参加して意味あるの?とか配信あるのに現地行く意味あるの?とか思われる方もいるかもしれないのですが、私はコミュニティの皆さんに会いたいから行くのです。
好きなことをするのに好きだから意外の理由はありません。
また、島根にいる人に島根で会うというのは特別な思いがあります。
来年も行きます。
来年は前入りしたいです(当日入りすると結構体力がつらいです。。。)し、観光ももっと充実させたいと思います!