【勉強会】ヒトでもわかるXR基礎
こんにちは、サポーターズCoLabでアシスタントをしている
(ますあか@masuakaxrart)です 。
本日はXR企業所属の【Noumi】さんが登壇した「ヒトでもわかるXR基礎」に関するレポートをお届けします!
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↓Noumiさん【登壇者】Twitter
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ヒトでもわかるXR基礎
登壇者
【Noumi】(某XR企業所属)
UX重視な開発が好きなエンジニア。武道家。
【キャリア】
コインチェック → XR企業
仮想の世界で生きています。
人生概要として下記もご覧下さい。
https://crono.life/users/12
エンジニアだけでなく、武道家、エンタメ分野と幅広い分野で活躍中のNoumiさんがこの度登壇していただきました。ありがとうございます!
登壇者のNoumiさん曰く、この先はVRが家にあるのが当たり前の時代に突入するそうです。
PC同様に広まるのが当たり前になり、次段階でPCに対するスマホのようなデバイスが出てくることが期待されます。
その時を見据えてXRを知っておくと良いのではという考えのもと今回登壇しお話ししていただけることになりました。
今回はXRだけでなく、アイドルのマネージャをやっていた経験からVTuberの未来についてもお話ししていただけました。
XRとは
未知数の意味のX、XRには大まかに以下の種類が存在する。
X Realityとは
VR(仮想現実) : Virtual Reality
AR(拡張現実) : Augmented Reality
MR(複合現実): Mixed Reality
SR(代替現実) : Substitutional Reality
DR(隠消現実) : Diminished Reality
私はVR、AR、MRまでは知っていましたが、SRとDRは初めて聞きました。
簡単にまとめると、
VR
HMD(ヘッドマウントディスプレイ)を被って体験すること
⇒ リアルの中に没入する形
AR
もともとある現実のものに、3Dデータを重ね合わせる技術
ポケモンGOやSNOWなどが該当する
MR
リアルにあるものに対して、仮想のものをかさねる
SR
錯覚・錯視を用いた技術です。
リアルを何かに置き換えて実証実験する技術
DR
もともと存在したものを、違和感なく消す。
PhotoShopがいい例なのかな?
Noumiさん曰く、XRで一番栄えているのはARだそうです。
VRの仕組み
VRは、ピント調節のずれを利用した技術です。
では、そんなVR技術で何ができるのかまとめました。
※※※ VRで何ができるか? ※※※
1.アクションができる
2.自分が介入できる
3.コミュニケーションの没入感が変化する
×みんなで観ている ⇒ ◎みんなで体験している
私達の生活にスマホが登場してから、生活は激変しました。でもスマホを眺めることは、映画を見ることと根本的には同じです。「みんなで同じものを観ている」という状態です。
VRが生活に溶け込むと、観ているものに対してアクションができるという、自分の行動が反映されます。
これからはみんなで同じものを観ているのではなく、みんなで体験するという形になります。
次にVRと相性のいい分野について簡単にまとめました。
VRと相性のいい分野
1.コミュニケーションを用いたゲーム
2.クリエィティブ分野
1.コミュニケーションを用いたゲーム
VR人狼:対面で行う人狼とは、全く別の楽しみ方ができる。
2.クリエィティブ分野
TiltBrush:没入で制作物に入れる
※※※ VRの歴史 ※※※
1956年 VRの原型となるアーケードゲーム「Sensorama」
1968年 世界初のVR技術の「HMD」(ヘッドマウントディスプレイ)が提案される
1995年 任天堂が3Dゲーム機を発売するが、時代が追いついていなかった。
2012年 「オキュラス・リフト」を販売。VRの時代が来る。
2016年 ソニーがVR対応ゲーム機「PlayStation VR」の発売を予定。VR元年と巷でささやかれている。
VRは最新の技術と思われがちだが、原型が登場してから50年以上経っています。
PCも原型登場から50年以上かかって私たちの生活に溶け込んできたのをご存知でしょうか。PC普及の歴史と比較すると、VRも同じ流れを順当に進んできています。
この先は、VRが家にあるのが当たり前の時代に突入するでしょう。
VTuberとは
クリエイティブにVRを使うというコンセプトのもと、YouTuberをVRアバターに置き換えたのが、VTuberです。
VTuberに関連するアプリやサービスについてまとめました。
1.スマホ+アプリ
2.モデル作成
3.VR機器
4.PC+Live2D
5.PC+VR機器+VRアプリ
モデル作成やVR機器などは無料で利用できるものが多く、VTuberははじめやすいということに驚きました。
しかしここで疑問がわきませんか?
別にアイドルでもいいじゃん!なんで、VTuberで活動するの?
その疑問に対して、アイドルとVTuberの違いについてNoumiさんがお話ししてくださりました。
アイドルとVTuberの違い
アイドルとVTuberの違いについて、いくつかまとめました。
1.VTuberは簡単に作れる
2.VTuberは殺されない
3.ひとりで活動できる
4.グッズ化がめちゃくちゃ簡単
1.VTuberは簡単に作れる
アイドルは、理想な体系や容姿、スキルなど並外れた努力のもと生まれますが、VTuberは、簡単に理想のモデルを作成できます。
2.VTuberは殺されない
アイドルは、人との接触が多いため危険な事件に巻き込まれることがあります。しかし、VTuberはVirtualで活動しているため危険度がぐっと減ります。
3.ひとりで活動できる
アイドル活動で大変なことは、イベント会場をおさえる、イベント作成などひとりではカバーしきれないため、事務所に代行してもらうことが多いです。しかし、VTuberは頑張ればひとりで活動することができます。VTuberを始める上で、必要なアプリなども廉価(もしくは無料)で利用できるようになりました。
4は割愛させてください。
アイドル業界の闇再び
アイドル業界とVTuber業界は構造が似ている部分があります。
※注意
両者とも大手ではなく、地下や個人、個人事務所の話です。
ここでアイドル業界やVTtuber業界の闇について、まとめました。
※※※ 問題 ※※※
1.利益が出る仕組みがない
2.契約書読まない
3.公の場で闘う
4.辞める
1.利益が出る仕組みがない
⇒VTuberは、まだ確立したビジネスモデルができていない
3.公の場で闘う
VTuberも運営会社もお互い拡散力があります。
拡散力のある人たちが公で闘うことがありますよね。(暴露話など)
⇒これは本当にエグイ
そして両社の争いが過熱し、一番被害を被るのは誰だと思いますか?
⇒ 一番困るのはファンの方
せっかく応援していたVTuberが辞める、ごたごたを見て複雑な気持ちになることもありますよね。
そんなVTuber業界の闇を消し去る方法を、Noumiさんから教えていただきました!
闇を消し去るには、以下の4つが重要!!
1.利益を生む仕組みを生み出す
2.契約書を読めるようにする
3.問題が起きた時の対応を決めておく(契約)
4.安易に辞めると言わない(Notメンヘラ)
これからVTuber業界はさらに活発になっていくでしょう。今後このような闇が少しでも消えればいいですね!
未来は何が起こるのか
最後にNoumiさんからXRの未来についてお話ししていただきました。
※※※ 誰もがアバターを持つ時代 ※※※
SNSみたいな感覚で、気軽に利用できる時代が来ます。
※※※ 価値を産む人と楽しむ人 ※※※
VRイベントは両立(価値を産む人と楽しむ人)するとお互い幸せな構造になります。
VRが当たり前のように普及した時、VTuberに起こることは以下の4つ
1.宣伝塔としてのVTuber
2.カリスマとしてのVTuber
3.VTuberの呼び名が消える
4.アニメ系/リアル系VTuberが登場
宣伝塔してのVTuber ⇒ つくる人々の象徴化
具体例:サントリー 燦鳥ノム(さんとりのむ)
カリスマとしてのVtuber ⇒ コミュニティの核となる
アバターで接するので、偏見がなくなるかもしれない。
VTuberの呼び名が消える ⇒ アバターでの活動に名称は不要となる
ツイッターをやっている人をツイッタラーと呼ばないのと同じように、VTtuberという呼び方は消える。
アニメ系/リアル系VTuber ⇒ バーチャルはイラストに限らない
日本はアニメ系のキャラクターが多いが、海外だとリアル系で別の自分になるVRアバターが好まれる。
まとめ
ヒトでも分かるXR基礎のレポートいかがでしょうか。私はこの話を聞くまで、VRはまだまだ嗜好品だと思っていました。まだ手が出せない。VRのアーケードを楽しめばいいかなと。
しかし今後VRは、当たり前に家にある時代がやってくると知り、今のうちから触っていこうと思いました。VRでクリエィティブなものを作ってみたいですね。
これから先の未来が、すこし楽しみになりました!Noumiさん本当にありがとうございました。
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おわりに
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それでは次回の勉強会レポートでお会いしましょう!