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ネガティブな感情との付き合い方

僕は普段から何かの結果に対して、かなりネガティブな期待をしてしまいます。

何かの予定や結果に対して「楽しみだな」「できたんじゃないかな」と、実際本心では思うところがありつつ、意識的にできるだけ前向きにならないようにしてきました。

なぜかというと、僕は人生における様々な場面で「引きが弱い」気がしています。
うっかり結果に対して楽観的になってしまうと、途端にその弱さが出てしまうと感じています。

振り返ると、昔はいわゆる「験担ぎ」のような意味合いが強かったように思います。
ただ、社会に出てからは、ネガティブシンキングは単なる「験担ぎ」ではなく、立派なリスクヘッジの手段だと思うようになりました。

また時には自分のメンタルを守るための「良い習慣」になっているのだとも思っています。

結果に対して期待値を上げ過ぎないということは、仮に良い結果が得られれば「期待しなかった分」すごく得した気分になれます!
そして、想像通り悪い結果になったとしても、それはすでに想定範囲内の出来事です。

意識して期待と結果との距離を減らすことによって、悪い結果に直面した時のメンタル面のダメージを極力減らすことができていると感じています。

注意すべきこととしては、こういったネガティブな感情はなるべく自分の中に閉じ込めておくべきということです。
周りの人はネガティブな心情を伝えられても困ってしまうことが多いと思いますし......

「ダメかもしれない。どうしよう」という不安を伝えるのは、本当に親しく、自分を理解してくれている人だけにしています。

ポジティブに前向きに生きていくことが良いのかもしれませんが、ネガティブシンキングも悪いことばかりではありません。
ついついネガティブシンキングに陥ってしまう人も、見方を変えればそう悪くない習慣ではないかと思います。



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