なぜ看護師になろうと思ったのか
あっという間に3月も過ぎ去り、新年度になりました。
それと同時に看護師になって8年目になりました。
年々増えてきているとは言え、男性看護師はまだまだマイノリティな立ち位置
そんな中でなぜ自分が看護師になろうと思ったのか、過去を振り返ってみようと思います。
いつから看護師になりたいと思っていたか
これに関して、確かに言えることは小学校の時点で既に看護師になりたいと思っていたことです。
小学校時代に書いた作文を実家で見つけて、そこに書いてありました。
そんな前から看護師になりたいと思っていたのは、自分の育った環境などが大きく影響していると思います。
それに関して、これから書いていきたいと思います。
1. 家族の多くが医療職
第一にこれが挙げられます。
実は家族の一人を除いて全員が医療職で、そのほとんど看護師です。
家族は両親と5人兄弟(男4、女1)ですが、母親と自分を含めた男兄弟4人中3人の計4人が看護師です。
そして父は理学療法士、姉は介護福祉士とケアマネの資格を有しています。
そういった環境下で育ったため、漠然と自分も医療系の仕事に携わりたいと思っていました。
2. 自分の入院体験
自分は小学校と中学校の頃に入院と手術を経験しています。
その時の記憶は鮮明に覚えていて、特に小学校の時は自分の体にメスを入れることが信じられなくて、家で泣いていました。
結局、そのまま入院したのですが、術前の病室から手術室入室直前、術後まで看護師の方が自分の不安を汲み取り、寄り添ってくださったのがすごく印象的で、自分もそんな存在になりたいと思ったことが、初めて看護師を目指そうと思ったきっかけです。
3. 父親の病気と母親の存在
自分の父親は理学療法士だと書きましたが、実は自分が小さい頃から若年性パーキンソン病に苦しんでいました。
そして、自分が中学生になる頃には、仕事を続けることが困難となり、自宅での療養生活がスタートしました。
東京の病院に定期的に通ったり、入院して手術を受けたりするために、自分もよく病院に行っていたので、若い頃から症状に苦しみ自信を失っていた父に寄り添う看護師の姿をたくさん見てきました。
そして、何より看護師として働きながら、父のサポートも全力で取り組んでいた母親の力強い姿を近くで見てきました。
人に寄り添い支える姿に憧れ、看護師になりたい気持ちがより一層強くなったことを今でも覚えています。
最後に
母親は少し前に定年を迎えていますが、今でも看護師として勤務し続け、夜勤までこなすとんでもない人です。
そんな母親から大学進学する時にこんなことを言われました。
「技術や知識はいくらでも後付けできる。看護師は人間性が大事だから、色んなことを経験して人間性を養いなさい」
この言葉は今でも心の中に残っていて、自分がずっと大事にしていることでもあります。
ここまで色々と書いてきましたが、この記事は特に誰の役にも立たない自己満足ですね。
近いうちに看護師の仕事のこと、大学院受験のことなどを書いてみたいと思います。
それではまた