【DMCUC】強そうなカード、コンボ紹介その②



特殊フォーマットDMCUC用の備忘録
特にこのルールならではの連中を多めに


《雷乱接続サンダニカ》

このフォーマットだと強い


対スター進化用最終兵器。パワー9000の攻撃誘導によりスター進化系のアタッカーを軒並み棒立ちさせる他、EXライフの耐性により除去一発では倒れない。ディスペクターの「処理に2回分の除去が必要」という点が攻撃誘導と相性が良い。
《グレイブ.star》や適当なクリーチャー+《ムシのんの心絵》などあっさり貫通するカードはあるものの、基本的には抜群の制圧力で小型〜中型をシャットアウトしてくれる。

ディスペクターのため2マナブースト→4マナで《アジサイ-2》や《龍魂珠》などに繋ぐとササゲール込みで4ターン目に着地可能。

弱点としてはマッハファイターなどを持たないため、着地から攻撃誘導が有効になるまでタイムラグがあること。基本的には3→5→7で5ターン目に着地し、そこからタップする必要があるため相手の速度次第では本領発揮の前にそのまま押し切られる。
あとプリン効果(攻撃とブロックを封じる効果)に特に弱い。


《推進型無重力ジャイロボール》

剛流振とは…?


汎用的な全体強化。これにより横並べ系のデッキが大幅に攻撃力を上げた。4コストでGR召喚を2回行う《水筒の術》や《モンキュウタ》が4打点分を形成するカードになる、と言えば分かりやすいだろうか。

+6000が互いのターンを問わず継続する点が非常に強力で、ワンショットキルが難しくクリーチャーの殴り返しが頻発するCUCで殴り合いに強くなるこのカードは字面以上に強い。《ベア子.star》と合わせることでギリギリ8000を超える程度のパワーラインに留まるビートダウンを絶望させたり、逆に小粒で《ベア子.star》や《サンダニカ》を殴り返せるようにもなる。
タマシードであるため複数枚引いても無駄にならないのも嬉しい。パンプアップは重複するため出すほどにムキムキになる。


《パーリ騎士の心絵》

完全に「事件があったパーティー会場」なイラスト


cipで墓地リセットを、シンカパワーで単発の《救いたい》を行うタマシード。
スター進化の「上のカードのみ離れて進化元が残る」という点とマナブースト+回収を行うシンカパワーの相性が悪魔的に噛み合い、スター進化系に恐ろしい持続力を与えている。

①シンカパワーでマナから進化クリーチャーを回収する
②上に乗せたスター進化クリーチャーが除去されてタマシードが残る
③回収した進化クリーチャーを乗せ、①に戻る
という流れでマナゾーンから半永久的に進化クリーチャーの打点を供給していくことができる。

回収するカードの指定もないため2枚目の《パーリ騎士》や除去タマシードの《トラップの地版》、同型対策にもなる《ジャイロボール》などを状況に応じて回収して戦略を組み立てられる。

タマシードである以上、殴り返しもクリーチャー用の除去も効かないため非常に取り回しの良いリソース補充カード。

20thがある。強いので



ここからは複数枚でのコンボへ

《タン・ペペン》+《鮫.star》
3コストで召喚するとターン終了時に手札に戻る→シンカパワーを何度でも使い回せるため、選ばれず攻撃されない《鮫.star》が毎ターンヒット&アウェイを繰り返す。

シンカパワーにより選ばれず攻撃もされない状態は《鮫.star》が離れても継続するため、毎ターン3コストで選ばれずブロックされない2点を送り出せる。

ブロックはできないので止めるなら攻撃誘導だが、《サンダニカ》はともかく《ベア子.star》は同じパワー8000で相打ちのため少々心許ない。
《バースト・ワンショット》などでジャストダイバー状態の《タン・ペペン》を選ばずに焼き払う、または《ライオス銃鬼の封》《学校男》などの選ばせ除去に巻き込むことなどが対策になる。もっと単純にハンデスで《鮫》を引っこ抜いてもいい。


《パーリ騎士の心絵》+《鮫.star》
「毎ターン3コストで2ブースト1回収+ブロックされず殴り返せない2点」
リソース勝負を鼻で笑える爆アドコンボの完成。
マナもグングン伸びていくので放っておくとあっという間に盤面が進化クリーチャーに埋め尽くされる。ハンデスで手札の《鮫.star》を狙おうにも相手の手札は量も質もどんどん上がっていく。

対処法としては《パーリ騎士》そのものを退かしてしまうのが手っ取り早い。
タマシード状態でターンを返すため《コンセントの炎霊》などタマシード指定の除去も効くようになる。


《超次元フェアリー・ホール》+《雷乱接続サンダニカ》(+《魔導の剣聖》+《魔導器プロテクト)

5マナでの《フェアリー・ホール》から《剣聖》と《プロテクト》を出しつつ5→7にジャンプし、次のターンにサンダニカを出して2体をクロスすることで21000のQブレイカーかつブロッカー、そしてタップ時には攻撃先を誘導する1回除去耐性付きの大型を立てるコンボ。

添えるクリーチャー自体はなんでもいいのだが、先述の通り《サンダニカ》はこのフォーマットにおいて屈指の対ビート性能を持っている。
攻撃誘導+ブロッカーの噛み合わせによりフリーズにもプリン効果にも強く出られる硬い要塞が完成する。
パワー21000ともなれば基本的にクリーチャー同士のバトルで負けることはなく、スレイヤーなどの除去手段があろうともEXライフにより2手分費やさねば止まらない。


《深淵の食卓》+《学校男》+《ゴブレット=ブレゴ》

《食卓》がある状態でコスト3以上のアビスラッシュ持ちクリーチャー(2023/2/12時点でCUC対応なのは《ベッドウ=ロウ》と《ゴブレット=ブレゴ》の2枚のみ)を出して攻撃し、《学校男》を蘇生。そして《学校男》と攻撃クリーチャーを破壊する。
このような手順で攻撃をキャンセルして相手のクリーチャー1体を道連れにしながらアビスラッシュ持ちを墓地へ再装填することができ、毎ターン1体破壊を相手に強いることができる。

《ゴブレット=ブレゴ》で起動する場合はさらに除去性能が高まる。相手に選ばせた1枚は守られるとはいえクリーチャーだけでなくフィールドやタマシードも狙える。

《アクア鳥人 ロココ》+《夢幻なる零龍》+《魚籠びっくん》/《音奏 ジュリドゥ》

《ロココ》によりモヤシ(破壊されるかわりに手札に戻る効果の俗称)になった《零龍》を無限に出しては破壊する(かわりに手札に戻る)ことにより、クリーチャーが出た/手札に戻った時に誘発する能力を望む回数使うことができる。

《夢幻なる零龍》と《ロココ》と言えば《沈黙するバックラー・ホーン》と絡めたら無限ブーストなども有名だが、今回の場合は一瞬でGR12枚を吐き出せるコンボ。基本的には色の都合で《魚籠びっくん》の方が優先される。

自壊するマナドライブ効果(《クリスマ》や《カット》など)と合わせるとそれらのcipを気が済むまで使うことができる。
《カット》のマナドライブを使い続けることで全ハンデス、《クリスマ》ならば無限ブースト+回収となる。後は多少の除去トリガーをものともしない打点量で圧殺するのみ。

《早撃人形マグナム》《ツタンメカーネン》《バクシュ》《クリック》などなどを絡めるとLOまで行けるが、上記の3枚+《マグナム》を揃える必要があるため難易度は高い。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?