Inside Spurs内でのWill Lankshearのインタビュー
SPURSPLAYで放送されているコンテンツのInside Spurs内で出演したWill Lankshearの登場部分のインタビューです。
司会、かつてクラブでプレーしたClive Allen、Will Lankshearの3人で話しています。
14:55くらいからの出演です。
司会「Clive、Willのために何か持ってきたんでしょう?これは特別なものかい?」
Allen「確信しているよ。それぐらい重いんだ、持ち上げるのが精一杯だよ。君のPL2の賞だ、数週前にノミネートされ、公式に勝ち取った。当然の結果だ、おめでとう」
Lankshear「ありがとうございます」
司会「この期間はどうでしたか?あなたは2022年に加入しました。この1年半はどうでしたか?」
Lankshear「ええ、去年はスタートが少し遅くて、それから調子を上げていきました。でも残念なことに、膝を痛めてしまい、残りのシーズンを棒に振ってしまいました。だから去年はアップダウンが激しかったけど、今年はコンスタントにピッチに立つことを心がけています。今年も、そして去年もたとえ良くなかったとしても、その一瞬一瞬を本当に楽しんできました」
司会「今いるグループはどんな感じですか?」
Lankshear「ええ、素晴らしいです、選手たちはトップです。とても親密なグループです。僕たちはみんな笑っているし、正直なところ、全ての勝利でそれがピッチに表れていると思います。みんなが自分の役割を果たしていてとても良いです」
司会「悪いとは思うが、この質問をしなければならないんだ。あなたはどんな選手ですか?教えてください。自分自身ではどういった選手ですか?」
Lankshear「前にも言ったように、僕が自分自身に対して抱く主な意見というのは、昔ながらのCFだと思います」
司会「そう呼ばれても構わない?」
Lankshear「いや、公平に見て、大好きですよ笑。今時、あまり見かけないような変わったものですからね。独特のプレースタイルだけど、僕は好きですよ」
司会「Clive、それは公平な分析だと言えるかな?」
Allen「ええ、そう思います。ラインのリーダーであること、明らかに自分の強みを知り、その強みを発揮すること。もちろん、Willは絶好調だし、ゴールも決めている。それは常に自信につながるが、自分が果たす役割は、チームのプレーにおいても極めて重要です。だから彼は素晴らしいことをしている」
司会「君のゴールをいくつか見てみましょうか?実にさまざまなタイプのゴールが並んでいて、本当に素晴らしい。(ゴール集を見ながら)これは、あなたにとって本当に重要なことだと思います。君がラインをリードしているとき、君は完全なフォワードになるための様々なタイプのゴールを決める能力を持っていなければなりません」
Lankshear「ええ、100パーセントそうです。あなたが仰ったように、明らかに毎試合全く同じタイプのフィニッシュが得られるわけではないので、さまざまなフィニッシュが必要です。アジャストできなければならなりません。今月、僕が決めたゴールはすべて違うものでした。全てはコーチたちとの練習場での努力の賜物です」
司会「すぐに印象に残ったのは、すべてのゴールが決まり、ゴール枠の幅の中に入っていることだ。つまり、ボールを受けたときにピッチの真ん中にいるわけだ。だからチャンスに恵まれる。フィールドのそのエリアにいればゴールは近くにあり、Willのポジションを見れば、ゴールを決めるチャンスがあることがわかります。君の最大の強みは何だと思いますか?」
Lankshear「ただエリアに入るだけで、箱の中のキツネになることと思います。(fox in the boxでエリア内で多くゴールを決める選手のことをいうフレーズ。この動物は物事のやり方が狡猾で賢いことで知られているため)ディフェンス陣が入りにくいポジションを見つけるのが好きなんだ」
司会「(顔面のディフレクトでゴールを決めたシーンを見ながら)それ(左記のゴール)が一番いい笑」
Lankshear「ええ、僕のお気に入りです笑」
Allen「諦めているように見えたよ。腰が引けて、ボールがなくなった。でも君はボールを追いかけ、状況に反応してゴールを決めたんだ。ストライカーとしていつも感じていたことだが、ゴールはいつも嬉しいものだ。なぜならチャンスがなくなったと思っていても、実際はそうではなく、結局ゴールを決めてしまうからだ」
Lankshear「ええ、100%そうです。公平に言ってあのゴールは今月1番のお気に入りですよ。ストライカーとして、適切なタイミングで適切な場所にいたいと思うものです。そして、僕はそこから抜け出したように見えましたが、ゾーンに戻り、適切な位置に落ちて、(ボールが当たって) 大きな頭が外れちゃいましたよ笑」
一同「笑」
司会「素晴らしい成果です。とても嬉しく思います。もう一つ、皆さんの注目に値することは、アカデミーから流れてきた選手たちがベンチに入ったのを見たことがあるでしょう。Jamie (Donley)にもゲームの時間が与えられ。君のような若い人にとって、周りの選手たちが一歩を踏み出し、チームに躍り出ているのを見るのはどんな気分ですか?」
Lankshear「そうですね、他の選手たちにとってはとても励みになります、間違いなく。Jamie、Alfie (Dorrington) 、Yago (Santiago)がベンチに飛び込み、Jamieが出場してくれたのをとてもうれしく思います。彼らは本当にそれに値するものであり、アカデミーの選手である僕たち全員にとっても、その一歩を踏み出そうとする単なる動機だと思います、そしてそれは明らかに道があることを示しており、それは僕たち全員にとって本当にエキサイティングです、そして僕たち全員に移し、全力を尽くします」
司会「ハードワークが、うまくいけば報われる可能性があり、そこに道があるということを知ることは、クラブではとても重要なことだと思う」
Allen「ただそれらの機会を見てるだけです。そして、若い選手のときは、そのような機会を探していると思います。そうしたチャンスが訪れたら、それを掴み取るのは当然のことで、明らかにJamieがトップチームデビューしました。他の選手たちもトップチームに所属し、その周辺にいました。そうした小さな一歩こそが最終的に大きなご褒美を生み出し、獲得することができるのです」
司会「若い頃に尊敬していた人物は?「この人のようになりたい」と思った人は?」
Lankshear「いつもそうだと思うし、ちょっとありきたりに聞こえるかもしれませんが、トッテナムのハリー・ケインです。だから、ハリー・ケインという素晴らしいゴールスコアラーをいつも本当に尊敬していたし、彼のキャリアの4分の1でも手に入れられたら、本当にハッピーです」
Allen「私は、ハリーが16歳でこのドアから入ってきたとき、一緒に働くことができた。彼の名誉のために言っておくと、彼は常にプレーのあらゆる面を成長させ、向上させてきた。彼がここまでキャリアを積んできたことは、センセーショナルとしか言いようがない」
司会「ハリーは信じられないほどのハードワーカーで、常にトレーニングをして上達したいと思っていると、いつもみんなが話していました。さて、君は一緒に仕事をする人々の点でとても幸運でした。舞台裏でどんな人たちと一緒に仕事をしてきたかを教えてください」
Lankshear「ジャーメイン・デフォーとBrad(恐らくBradley Allen)と仕事をしました。昨年は特に、彼ら2人と分析セッションをしたり、ピッチ上で多くの仕事をしたりと、本当に親しく仕事をしていました。とても助けられましたよ。率直に言って、彼らなしでは上達しなかったでしょう」
司会「順位表を少し見て、調子を確認した方がいいかな?かなり読みやすいでしょう?(PL2の順位表を見ながら) 悪い流れではなですね。何が特別なんですか?何がこのグループを特別なものにしているんですか?」
Lankshear「まさに家族みたいなものだと思います。全員がピッチに立ち、お互いのために戦う。今年は勝ち点3が欲しくて毎試合に臨んでいるし、勝ち点3を取るためには何でもする。それが僕らのグループとしてのメンタリティーだと思うし、スタッフがそれを僕らに植え付けてくれたんだと思います。だから、みんな本当に楽しんでいるし、この調子なら誰がこの賞(PL2月間最優秀賞)を受賞してもおかしくないです」
司会「素晴らしいですね」
Allen「今週土曜日のウェストハム戦はナイスゲームだと思う。(1-1の引き分けに終わる)」
Lankshear「ええ、明日です。彼らは2位に位置しており、絶対勝たなければなりません」
司会「最後の質問です。トッテナム・ホットスパー・スタジアムで62,000人の観客の前を歩くのはどんな感じなのか、イメージしたことがありますか?それについて考えたことがありますか?」
Lankshear「実は幸運なことに、昨年のワールドカップの間の親善試合のひとつ、ニース戦でこのスタジアムで実際にプレーすることができました。少し味わいましたよ。ええ、いつも頭の中にあります。待ちきれませんよ。そのポジションにつけるように、全力を尽くします。チャンスがあれば、できる限りのことをするつもりです」
司会「私たちは、君たちにそのチャンスが訪れることを確信しているし、そこで君たちに会うのが待ちきれません。これからも素晴らしいフォームを維持してください。おめでとう。素晴らしい賞です。今日は来てくれてありがとう」