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IVS2024 KYOTOインターン生レポート①瀧澤:IVSに参加する価値とは

7/4~6におこなわれた、日本最大級のスタートアップカンファレンス、IVS2024 KYOTO。
スパークルのインターン生も、東北から遠くの京都の地へ降り立ちました!
今回から、実際にIVSへ参加されたインターン生によるレポートを紹介いたします!
第1回は、瀧澤さんです!
実際のブースの手伝いを通して、さらにはいくつかのイベントに参加して、どのようなものに触れて感じたのか、見ていきましょう。


はじめに

私はIVS開催期間の3日間、全日参加しました!
会場が開く時間に合わせて入場したため、最初は人がまばらだったのですが、すぐに会場がいっぱいになるほど入場者で賑わいました!
様々な企業、スタートアップエコシステム、公共団体のブースが出展し、繋がり・知見を求めるたくさんの参加者により熱気を感じられました。
多くの学生のほか、事業家、インターン生、投資家、企業など、普段交わらないような人々が一堂に会し、語り合う光景が非常に印象に残っています。

私の業務としては、主に仙台市のブースで参加者の対応をし、行政が運営するスタートアップ向けの事業や特徴、「SENDAI STARTUP STUDIO」という取り組みの紹介などを行いました。
個人でブースを周る時間を相当に頂けたので、参加者に話を伺い、ブース終了後も様々なサイドイベントに参加するなどして、参加者としてもIVSを楽しむことができました。

1日目

初日は仙台市ブースの手伝いのほかに、ブースにいる人に事業内容を伺って周りました!
初めての参加であり、たくさんの参加者の方々に声をかけ、どんな仕事・どんな事業をしているのか、IVSには何を求めて来たのかなどを伺いました。

また、サイドイベントとしてスパークルの主催する「東北県人会」が開催されたのも1日目でした!
「東北県人会」では、東北を支え、よりよくしていきたいと願う人々が語り合い、繋がる場となっていました!
また、自分の地域・コミュニティをよりよくしたいという学生起業家や、スタートアップ界隈で活動する学生の方々ともこの時初めて出会いました!


2日目

2日目は、ブースでの初日の活動のほかに、大学生が運営しているサイドイベントを見て回りました!
特に印象に残ったのは、京大生が運営するカフェ(バー)で各大学の起業部の参加者が語り合う「語り×深夜喫茶」というサイドイベントです!
私の属する大学にも起業部があるということをこの時は知らず、これまでに経験のなかった業界の話として会話に加わっていました。
起業部出身で実際に事業を始めた方、今も起業部で活動している学生、VCに就職しながらも修士として研究を続ける方など、多様な生き方に触れとても刺激的でした!

3日目

最終日は、仙台市のブースの手伝いと、ブースでの声掛けを行い、Web3と日本酒のサイドイベントにも参加しました!
このイベントには実際に事業を持った参加者が多く、大人の参加者から学生まで、幅広い層が集まる場となっていました!
海外に縁のある参加者も多く、海外向けの事業内容でインターンをしている学生や、海外で研究していたことを日本で事業にしている方などと話すことができ、個人的に自分の将来のキャリアを考えるきっかけとなりました。


IVSに参加して

初めてIVSに参加した所感として、想像以上にブースの参加者に話しかける敷居が低かったことと、学生であっても事業やそれに関わるエコシステムの一員として精力的に活動する参加者が多かったことが印象に残りました。
ブースの参加者に、話しかけてよいものか最初は躊躇いました。
しかし、声掛けを断られることは基本的になく、同じブース参加者として話を聞いてもらえることが多かったです。
普段関わる機会のないような業界、役職の人間が同じ空間に集まり、話を聴く心の余裕があるということがここまでハードルを下げるのだと感じました。
学生の参加者の立場はそれぞれでしたが、実際に事業に関わっている学生や、VCなどでの長期インターン生が主であったように感じます。
他の地域ではもっと学生と企業・事業・スタートアップエコシステムなどとの距離感が近いのかなと感じました。
また、2日目の「深夜喫茶」サイドイベントでは、各大学で起業部に携わる学生が集い、自分たちの知見や今後について語り合っていました。これら起業部では、実際に起業をした人間も確かにいるそうですが、コミュニティとしての関わりに留まる部員もいるとのことでした。
何か事業を起こすということがなかったとしても、起業部のようなコミュニティがあること、存在が認知されていることそれ自体がスタートアップという意識の土壌となっているのではないかと考えました。

スパークルのインターン生として挑戦してみたいこと

私の周りでは、起業・事業に関わるのはハードルの高いこととして、小さい頃の「将来の夢」くらい自分からは遠いものとして捉えている方が多いように思います。
私もそう考えていた一人であり、今回はその価値観のままIVSに参加させて頂きました。
しかし、ブースでの対話や、「深夜喫茶」のような東北県外の学生参加者と話す機会の中で、少なくとも事業に関わる人間への心の距離は近くなったと感じています。
一方、普段身近なコミュニティを考えると、大学祭実行委員会、光のページェント実行委員会に所属する学生も多く、事業に関わりたい・勢いのある精力的なコミュニティに属したいという欲求を持つ人間も少なくないように感じます。
もっと入り込みやすい導線があるとコミュニティ的にもっと活発になるのかなと考えました。
スパークルにはすでにインキュベーション事業としての活動が多くありますが、私も何か、東北の学生にもっと事業・事業家を身近にする活動・コミュニティがあることを伝える活動に挑戦し、一人でも多くの心にスタートアップという着想をもたらせる人間になりたいと望むきっかけになりました。

今後IVSに参加する人へのメッセージ、アドバイス

早めにサイドイベントを見ておくことは必須だと思います!
面白そうな企画やイベントは早々に埋まってしまうため、十分にIVSを体験するためにも、特に興味のあるイベントのピックアップと、早めに申し込みを済ませておくことをお勧めします。
また、様々なイベント・場面で名刺を交換する機会があるので、自分の名刺を多めに用意しておくといいかなと感じました!
ブースで話しかけに行く際、名刺交換をお願いするところから入る人も割と多く見かけました!
最後に心構えとして、積極的に話しかけに行く姿勢があると刺激的な経験が得られるのではないかと思います!
全体的に受け身で得られる体験は少なく、参加者と意見を交換することで価値を創っていくイベントだと感じました。
サイドイベントなどでも、各々が話しかけ合うことによって、ネットワーキングの場として機能している印象でした!


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